雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

「ユーリ!!! on ICE」という驚異を見つめる 第四滑走・その傷こそが輝きになるから【前編】

やっと第四滑走の考察のためのメモ書きがまとまりました。今日はサブタイトル通りの内容でいきますよ。

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第三滑走・温泉 on ICEでの勝負を経て、ヴィクトル=サンは日本に残ることになったものの、勇利はまだ実感を持てなくて「神様がそばにいてくれているような」シュールで現実味を感じられない状態のようです。まるで生なましい夢でも見ているような、そんな感じなのでしょう。

それでもやっぱり、着々とシーズンは近づいていますから、もうどんなプログラムを、どんなスタンスで演技するのか、しっかりとまとめて方針を決めていかなくてはなりません。二人の会話も、より具体的になっています。

「フリーに3種類の4回転入れるの諦めたら?」

「でも!GPF優勝するなら、そのくらいできないと」

「プログラムコンポーネンツで満点出せばいいじゃない」

自分に欠けているものを足そうとする勇利に対して、4回転1種でも今持っている強みを最大限まで伸ばして勝ちにいけばいい、という考えのヴィクトル=サン。勇利は不安材料にばかり目が行って、少しでも武器になるものを増やしたいと思っているようですが、むしろヴィクトル=サンは「他の選手が欲しくてもなかなか身に着けられないものを持っているんだから」と、勇利の長所を引き出そうとしています。

これまでの試合での勇利は、ジャンプの失敗など技術的な評価でいまひとつであっても、ステップやスピン、楽曲解釈といった表現力で得点を稼いできたのですね。でも、勇利本人にしてみれば、

「このままじゃダメだ。変わらなきゃ!」

どうしても自分にないものに目を奪われています。

そんな彼にヴィクトル=サンは言いました。

「勇利は、何で俺がコーチを引き受けたのか解ってる?僕が勇利に惹かれたのは音楽さ。その、体が奏でるようなスケーティングそのものだ。それを活かした高難度のプログラムを作りたい。…俺にしかできない。そう直感したんだ」

あの「離れずにそばにいて」の動画で感じたのは、音楽と渾然一体となった勇利のスケーティングが秘める可能性。勇利には何があって、それをどう引き出せば花開くのか。自身のスケート人生にマンネリからの行き詰まりを感じていたという以上に、おそらくヴィクトル=サンの中に「このスケーターの才能が開花するところを見たい」「むしろ自分がそれを手がけたい」という欲求が沸き起こり、もう抑えきれなくなってしまったのでしょう。いちいち本人に連絡して了解を得て、なんてまどろっこしいこともしていられないくらい、いてもたってもいられなくて、押しかけコーチを買って出た。勇利がヴィクトル=サンのファンであるのと同じくらい、ヴィクトル=サンも勇利のファンになってしまったのかもしれません。同時に、自分のライバルとなりうる選手を自分で育て上げるというスリリングな誘惑もあったのではないかと思います。

ヴィクトル=サンは勇利にこう提案します。

「次のフリーのプログラムは、勇利が自分でプロデュースしてみようか?」

これまでコーチが決めた曲を使用していた勇利は尻込みしますが、

「自分で作ったほうが楽しくなーい?」

ヴィクトル=サンはお構いなし。それでも勇利があんまり不安がるので、前任コーチのチェレスティーノに電話して、勇利のこれまでの様子を訊くことにしました。

「コーチのヴィクトルでぇっす」

「日本でコーチごっこかい?いい加減にしてくれよ」

勇利にはにこやかにしていたチェレスティーノですが、彼にしてみれば、いくら勇利が憧れていたとはいえ、やはり教え子がヴィクトル=サンの道楽に振り回されているように感じられるのでしょう。このチェレスティーノの様子からも、ヴィクトル=サンのコーチへの転向は「リビングレジェンドご乱心」「ロシア皇帝の道楽」と世間で思われているのであろうことがうかがえます。

でも何せ天才肌の人なので、世間とか外野とか凡人とかが何を言おうとどうでもよくて、ヴィクトル=サンは自分の感覚を確信していますから、チェレスティーノが塩っぽくても気にもとめません。

「ねーねー、なんで勇利に曲を選ばせなかったの?」

知りたいことは前置きなしにずばっと訊いちゃう。

チェレスティーノはその問いに、自分は選手本人の希望があれば好きなものを使わせるけれど、勇利が曲を持ってきたのは1度だけだったと答えます。悪くはなかったが、

「この曲で勝てるイメージはあるのか?」

「あ、…やっぱり、先生が決めてください…」

その1度すら、勇利は自分の選択に確信を持てなくて引き下がってしまったのです。

「勇利はいつも自分に自信を持てないでいた。もっと自分を信じるべきだと、私は言ってきたのだが」

チェレスティーノは、やはり勇利の才能を認めてくれていますが、どうアプローチすれば自信を持たせることができるのか、それを見出すことができずにいました。そんな彼に、勇利は今までよりも少しだけ力強い声で答えます。

「あっあの、チェレスティーノ。…僕、グランプリファイナル、リベンジしますからっ!」

「そのセリフ、去年のグランプリファイナルで聞きたかったぞ」

そう言いながらも、チェレスティーノ嬉しそうです。自分の手を離れたあととはいえ、あの引っ込み思案な勇利が、こんな言葉を口にできるくらい成長して強くなった。ただ、それを引き出せたのが自分ではなくて、コーチとしては未知数なヴィクトル=サンであることが残念でもありうらやましくもあり、というところでしょうか。

いい先生だなあ。

何ヶ月も連絡せず不義理を働いていたのが気になっていたので、やっとチェレスティーノと話ができて、勇利はホッとしてますが、途端にめんどくさい人が迫ります。

「ゆううーりいー。さっき言ってたデモ曲聴かせてー?なんで言わないの?俺コーチだよね?」

「はい。…すイませン」

もうコーチというより、めんどくさい彼氏みたいなすね方してますね。

たぶん、ヴィクトル=サンにしてみれば、直感的に「勇利はここを伸ばして、こう働きかけてあげれば才能を発揮できるのに何でみんなやらないの?」という具合で、コーチングのノウハウがどうこう、というより、ここでもやっぱり「天才ゆえに答えは自明で、あとはアウトプットの仕方だけの問題」でしかないんでしょう。だから全然コーチでございとふるまったりしないで、超自然体で好きなようにやっていますね。

なんかもう、気のいいニイちゃんが近所の子供に釣りだの自転車の乗り方だの教えてるようなノリ。で、それがたまたまスケート。

そのころ、ロシアでは。

LINE文通で優子ちゃんから、勇利が曲を自分でプロデュースすると知らされたユリオ。何だかんだ言っても気にしてるのがかわいいですね。

子ブタだのカツ丼だの言っても、自分が技術に気を取られて疎かにしていた要素で勇利に負けたと思い知らされているので、嫌いだった基礎練習をしっかりこなすようになりました。えらいなあ。

「同世代にライバルがいないせいで、自分の才能を過信しているところがあったが、日本のユウリ・カツキとの勝負で目が醒めたんだろう」

ヤコフコーチはユリオの様子から、いかに本気で取り組んでいるのかを察すると、今ユリオに一番必要であろう要素を満たしてやるべく手を打ちます。何も言わずともそれができるという、この一点で、ヤコフがいかにすごいコーチなのかが判ります。

ヤコフが取った手段は、ユリオに徹底した基礎を叩き込めるバレエコーチを招くことでした。

ボリショイ・バレエプリンシパルであり、バレエを知り尽くした最高のコーチ、リリア・バラノフスカヤ。引き合わされたユリオに可能性を感じた彼女は、ユリオに言い放ちます。

「フリーのプログラムはわたしが振り付けます。まず、あなたの目標を決めました。今シーズンのプリンシパル、いいえ、プリマになりなさい。…魂を売ってでも勝ちたいのなら」

迷いのない口調で言い切る厳格なこの女性に「自分と同種のアグレッシブさで」「自分にないものを与えてくれる」と直感で悟ったユリオは、リリアのバレエレッスンを受け入れます。

「魂売ったくらいで勝てンなら、この体ごといくらでもあんたにくれてやるよ」

勝つために貪欲に、今までおざなりにしてきたものを全力で拾いにかかるユリオにとって、これほどありがたいことはないでしょう。ユリオ完全始動です。それにしても、15歳でこの判断力、腹の据わり具合、先が楽しみなような、末恐ろしいような。

そしてこの段階で3000字オーバーしている時点で、第四滑走もそれ以降も末恐ろしい。

オソロシイので続きは明日。

 

この第四滑走ですが、ヴィクトル=サンと勇利の関係が「コーチと生徒」というよりもっと根源的なところでしっかり信じあっていく、その過程が丹念に描かれていて、すごく好きなエピソードです。

ここで二人の距離が近づく様子を見せてくれるからこその終盤があるわけで、とにかく物語の中で、かなり重要なことをしているエピソードだと思います。

あくまでも「俺はここが大事だと思いました(作文)」という程度ではありますが、続きをお楽しみに。

モラトリアムな僕らはただ無為な時間を仔牛のごとく反芻する

ゴールデンなウィークだそうですね。

世間の皆さんは何をして過ごすのでしょう。

私はといえば、日曜からこちら、やったことといえば部屋の掃除と洗濯、アイッフォーンとiPadのバックアップを取るのと、接骨院とスポーツジム通い、あとは必要な買い物をする程度で、レジャーとか一切ありません。何それおいしいの。

 お金もできるだけ使わないようにしたいので、新しい仕事のために必要なものだけ買ってきましたが、さすがにお茶はないと死ぬので、今日はルピシアへ行って買ってきました。

コーヒーはまったくといっていい程飲めませんが、そのぶんお茶はガバガバ飲みます。紅茶と中国茶

で、今日買ってきたのは、まず今の時季にコレを買わずしてどうする。というダージリンファーストフラッシュ。それから、唯一飲めるコーヒー、越南珈琲のためにジャスミン茶。それと、試飲で水出しを勧められたら破壊的なうまさについ選んでしまった白桃烏龍茶。とりあえず、これだけあれば2ヶ月ぐらいは生きていけると思いますよ。

人間、生きていくために必要なものって意外とあるんですよね。

私の場合、まず本と映画、ネット環境、酒、お茶と茶菓子、あと最近は岩下の新生姜を食べ続けてたら体調が良くなってきてるような気がする。便秘治ってるし。他にはなんだろう。伝統芸能もそうだし、京都旅行して適度に毒を抜くのも必要だし、写真も楽しいし。

そういう、自分が好きになれる、愛せる、これがないと味気ないというものを増やしていくのが楽しいんですよ。ここしばらく。

やっぱり、同じ生きてるなら、嫌いなもんを数え上げて不愉快になって、不平不満でぶっくり膨れ上がっているよりは、何であれ楽しいものを見つけてニコニコしてる方が、ずっといいと思います。

だからいきなり好き勝手に脈絡なく画像貼ってみたり。

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このヴィクトル=サンぐらいゆるい姿勢で生きていきたい。

重度の肩こり体質で、いつも気がつくとつい肩にちからが入ってるので、この姿勢と脱力具合を見習いたい。そう、人間、息抜きの合間に人生やる程度でいいんですよ。

 

明日からうちの女王様(姪)はキャンプに行くみたいなので、朝起きてお子様がいなかったら、ゆっくりと「ユーリ!!!」第四滑走後半の解析の叩きに取り掛かろう。洗濯も掃除も片付いたし、あとは鉢植えのジャスミンの水のもちが悪いのをどうにか考えるだけだし、それはこの連休のどこかで取り掛かればいい。

ああ、そういえば、コレだけ時間があるなら、アレをどうにかするのにはちょうどいいなあ。そのうち、話ができる程度に形になったらお知らせできるかと思います。期待せずにほぼ忘れて無問題です。

よし。まず、明日は白桃烏龍茶の水出しに挑戦だ。

あらかじめ失われたパケットの物語を語ろう

はいどーもー。アイッフォーンとiPadのバックアップとソフトウェア更新したら、あっという間に今月分のパケットが天に召された雑種犬のブログが始まるよー!

 

ということで、今月はパソコンだけで生きていくことになりました。今日ドコモの店に行ったら、来月から新しい料金プランが始まるとかで、それの適用の手続きを今月末にやれば、今より支払額を抑えてパケットを倍に増やせるので、今月耐えれば生きていける。諸事情で今月だけ5回線持ちになってしまいましたが、来月頭に今までのiPadWi-Fiルーターの回線を解約すればおしまい。ああ、あと月末にはDAZNのパソコン回線垢を退会して、新規でアイッフォーン回線から垢取得もしておかないと。やれば月額が半分になる。

ピクシブも刀剣乱舞もついったも、家ではパソコンで。今までパソコンは動画配信視聴にばかり使っていたので、もう少しイロイロできるようになるといいんですが。まずは、触る用途を増やすところから。それにはいいきっかけなのかもしれません。

 

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パケットが天に召された瞬間はこんな感じでしたが、もう割り切って1ヶ月やり過ごすことにします。

今まであんまりパソコンは使わなかった理由が「ブログに画像貼り付ける方法がわからん」「ついったで気楽に拾った画像の管理がめんどくさ」だったのですが、ブログの画像貼り付けはやっと要領がわかったので、これからはパソコン回線でアップしよう。タイプの練習にもなるし。

画像の整理って、パソコンから取り掛かったほうが楽なのかな。今あらゆる画像が混沌の極みなので、よく使うものだけでも分類しておいたほうがいいかとも思うんですよ。「鬼灯の冷徹」「血界戦線」「TRIGUN」「ニンジャスレイヤー」と、沼が迫りきて引きずり込まれた「ユーリ!!!on ICE」。それぞれにフォルダ作って、ネットからとりあえず突っ込んでおくフォルダからコピーでもしておけば、貼り付けるときに目当てのフォルダ開くだけで用が足りるようにするとか。

日頃からパソコンを扱い慣れている方からすれば、すんごい原始的なウホウホ加減に思われそうだけど、なにせ雑種犬がやることなので、万事テキトーです。自分で試行錯誤しないと納得できない、めんどくさきことこの上ない造りになってます。

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ロシア皇帝も驚くめんどくささ。

仕方ない、やってみるしかない。

でもとりあえずもう寝ます。朝から洗濯して掃除して、イロイロ動いたら疲れたので。明日もまたスポーツジムと接骨院に行って、余裕があれば新しい仕事に備えて買い物して、前職のユニフォームも外れたボタンつけなおして返さないといけないし、ということはやっぱり早く起きる必要があるってことですね。

まず返すもの返して買い物して、データ整理はそれから。連休中にぼちぼち始めて、気が向いたものから片付けていけばいいか。別に、何としても急がないと爆発するってもんでもないし。

という訳で、もうダラッダラマックスでゆるくいくことにします。サヨナラー!(爆発四散)

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ライコネン=サンが表彰台に上がったのでもうなんかシヤワセ

そういえば日曜でしたね。

きょうは朝から洗濯して、私室「犬小屋」の掃除して、鉢植えをベランダに出して日に当てて、午後は自転車でホムセン行って、合間合間に刀剣乱舞してました。スマホで遊んでたデータを、PC回線と共有させてみたのですが、まあ元々がPC向けからスタートしたゲームなだけに、違和感なく遊べました。10階3周目で博多藤四郎を無事連れて帰れたので、次は20階で後藤藤四郎を捜さなくては。もちろん、お迎え班はいち兄と粟田口兄弟でまとめてます。博多も強化のために連れて行くので、はせべおにいさん(こう書くとけものフレンズっぽい)も一緒です。

 

仕事は休みになりましたが、明日もまた忙しいです。

午前中にスポーツジムと接骨院、昼過ぎにはまた出かけて、午後は新しい仕事の契約があります。その前に指定銀行の口座を作っておかないといけないので、もう忙しいったらない。

国分寺で手続きなので、帰りにお茶でも飲んでいこうか。冬場に一度行った、マミーの幼馴染のおばちゃんのやってるお店。

ああ、仕事用の標準服の用意もしておかないとな。

 

さっきまでF1ソチGPの決勝観てましたが、今年は何だか波乱のレースが多いような気がしますね。とか言いながら、昨日今日はロシアで開催なもんだから「トロ・ロッソのバックルームにヴィク勇がいる」妄想したりしてましたが。それにしても、プーサン大統領、また今年も遅刻しましたね。プレゼンターでしょあなた。でもなんかごきげんな感じで、ベッテル=サンとかとニコニコして話してましたね。私個人としては、ライコネン=サンが表彰台に上がったのでそこそこ満足。ただ、やっぱり1位で表彰台に立ってる姿を見たかった。そしてシャンパンをまず飲んでからかけるところ見たかった。

でもイイや。なにはともあれ、おめでとう!

Abemaのユーリ!!!一挙放送祭りも有頂天家族も気になったけど、どっちも後でバンダイチャンネルの配信でも観られる。でも、ソチGP4は1年に1回しか観られないのよ!そう思ってDAZNで生中継観たけど、よかった…DAZNも1週間だったっけ、見逃し配信してはいるけど、やっぱりライブ配信は違うのよ。もう何度でも言っちゃう。ライコネン=サン表彰台おめでとう!

 

さて、もう少しして日付が変わったら、携帯電話のデータプラン変更しよう。この2ヶ月ばかり、どうもパケットが足りないので、思い切って増量することにしました。今の2倍のパケット量で千円ぐらいしか変わらないみたいなので。あ、念のためにもう1回確認しておくか。

それが済んだら寝てしまうことにします。おやすみ。

 

もうフィギュアスケートのシーズンほぼ終わりだしバックルームにいてもおかしくない

どうも。

退職と来週いっぱいの休みがあっさり決まり、まじでか。そんなんでだいじょうぶか。と驚いております。次の職は月曜に契約手続きです。あまりにトントンあっさり運びすぎてコワイ!

さっきまでF1ソチGPの予選を観ながら呑んでました。いやあ、もう最高。レース前、ロシア出身のクビアト=サンのピットに副首相来て記念撮影してたりするし、レース自体も燃えるし。

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更にロシアで開催ってことで、脳内で「トロ・ロッソのバックルームにヴィクトル=サンと勇利が招待されて来てる」妄想がはかどりますね!(何が「ね」だ)あれですよ。勇利の着てる服全部が明らかにヴィクトル=サンのコーディネートなの丸わかりで、しかも2人で色違いのお揃いシャツ着てたりして、中継カメラに気づいたヴィクトル=サン、笑顔で手ェ振って勇利にもカメラ来てるの教えて、勇利が照れながら手ェ振ると「このカワイイのが!俺の!弟子!です‼︎」みたいなドヤ顔で抱きついたりして、何それ超観たい。てゆうかあのYOI世界で、ロシア出身のF1ドライバーいれば、なんかヴィクトル=サンと仲よさそうな気がするんですよ。ヴィクトル=サンやたら顔広いし。しょっちゅうセレブご招待されてバックルームにいるし。

予選ですか?最高でした。ええ。

何といってもフェラーリ1ー2ってのがね。もうここ何年かのメルセデス無双を振り返ると胸熱。ライコネン=サンは2位スタートになってしまいましたが、明日はどうなるかわからないからね。まだ。ライコネン=サンがベッテル=サンを抜いて更に後続をちぎっては投げちぎっては投げてしまいには誰もついていけずに優勝とかしちゃうんですぜ。たぶん。今日はレース後の会見で無の境地な顔で、すでに一杯やりたそうでしたが、明日はたぶんにこやかですよ。なんせ優勝ですから(阿呆な予言やめろ)

 

で、今はこれを打鍵しながら「ユーリ!!!」第四滑走をリピートで観てます。

ぼちぼち解析と考察の叩きを作る所存。呑みながら。

いやあ、凄まじいアニメですね。ヴィクトル=サン、ホントもう見事な王子様キャラなんだけど、その王子様っぷりは勇利に対してしか発揮されないし、勇利がまたああいう朴訥な子だから、そうなっててもいやらしさがなくて、こう、2人でいるところを見守りたくなるところがねえ。

あれ待って、明日のabema一挙放送って、ソチGPとかぶってない?どうしようソチGPリアタイしたい…でも一挙放送も気になる…ねえ、これ明日の朝あたり私2つに裂けるんじゃないか?いや、今気がついたけどソチGP、有頂天家族4話ともかぶってない?もうアニメは動画配信で押さえて、ソチGPにしぼるか?ああでもどれも気になる!ンアーッ‼︎

 

…はあはあ。

ソチGPは1年に1回…。

でもユーリ!!!一挙放送も、ソチGPに劣らぬ祭り…。

とりあえず一晩考えます。

 

やっと先が見えてきてラリパッパになってます気にしないでくダバーイ

…やっとイロイロ片付いたか…。

ああ疲れた。向こう2ヶ月貧乏だけど、そこさえ耐えれば貯金もできるようになる。

長かった…。

 

いきなり牛乳拭いたあとのボロ雑巾みたいになってますが、今日、転職先が決まりました。今までよりも早い朝8時の出勤ですが、ちゃんと定時の夕方5時までの勤務が保証されていて、週休2日で社保もついてるし交通費も出る。時給も今の仕事より50円高い。

しばらくマミーに借金せざるを得ないけど、そこを抜ければちゃんと金返しながら貯金できて、文明的な人間の生活を最低限維持できる。もう4ヶ月も散髪に行けないとか、服を買う金がなくて敗れたジーンズごまかしながらはくとかしなくていいんだ。

触手…職種ですが、もう戻るまいと思っていたものの、接客系に出戻りました。

今は倉庫で軽作業なんですけどね、よそからお客が来る予定があると、朝礼で社長が「挨拶してください」とか言うの。毎回。イイ大人が、必ずそんな注意を促されるってどうなんだと、入ってすぐの頃に愕然としました。来客があっても、末端のスタッフにとっては無関係って意識が強いみたいで、しかも同じ部署の人間でも、長い付き合いがない限り声もかけない。えー加減薄気味悪くて、やめるきっかけを探していたところに腰痛が出まして、仕事に出ると治りが悪くなるし、給料も生活維持するには不安しかない額だしで、社長さんとか上の人はいい人ばかりだけど、ドクターストップを口実に転職することにしましたよ。喰っていけないんじゃ、どうにもならない。

細かい手続きその他はこれからで、来月8日からスタートです。

6月の旅行はもう状況を見るに無理なので、とにかく隙あらば金を貯めて、暮れの旅行に注ぎ込むことにしました。余裕があれば、9月末までに何とか、かき氷鬼ムシャしに行きたい。

まずは明日出勤したら、上司に事情話して、来週は有給消化させてもらえるか交渉だな。いつ手続きで呼ばれてもいいようにしたいし、「腰痛治療に専念したい」って方向で持っていってみよう。

 

で、ここからがいよいよヨタ話。

今日が面接だったんですけどね。

うちを出て、面接の場所に着くまでの間、ずっとアイッフォーンで音楽聴いていたんですが。

 

ユーリ!!! on ICE」のサントラ聴いてました。

 

脳内でグランプリファイナルのエキジビジョン開催ですよ。

微笑ましきカッ…師弟が離れずにそばにいるんですよ。

もうキラッキラですよ。

ああああああああああああ尊いいいいいいいいいいい。

ホントもうこのアニメ、接客だけでなく、およそ人と接する仕事についてる人は観るといいよ。いろんなシーン思い出して自然と顔が笑うから。ヴィク勇尊過ぎてニヨニヨするから。

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とりあえず明日が勝負だな。

有休もぎ取れたら、月・火曜はスポーツジムと接骨院で、それ以降はバンダイチャンネルで「ユーリ!!!」観ながら部屋の掃除かな。ああ、ソチGPも観ないとね。観ながらトロ・ロッソのバックルームにヴィクトル=サンと勇利がいる光景を妄想しながら楽しみます。だってヴィクトル=サン超顔広いから、YOI世界にロシア出身のF1ドライバーいたら付き合いありそう。てゆうか仲良さそう。そしてバックルームのパスもらってそう。ドヤ顔で「勇利のぶんももらったよー!(´♡`)ノ□」言ってそう。ああ何て楽しいんだ!楽しスンギル!楽しすぎて耳から脳汁出そう!

よし、なんかシヤワセなのでもう寝ます。明日の俺ダバーイ。

「ユーリ!!! on ICE」を雑種犬が語ろう 第三滑走・ハートに火を点けて【後編】

前回のあらすじ

 

押しかけコーチ・ヴィクトル=サンを追いかけて、遠くロシアからやってきたユリオとスケート勝負をすることになってしまった勇利。今までにない「エロス」というテーマでの演技にとまどいを隠せない勇利と、やはり初めて挑戦する「アガペー」というテーマに苦戦するユリオ。勇利はアイスキャッスルや公園で基礎練を、ユリオは寺で座禅の毎日だったが、ついに滝行を命じられる。一方その頃、ヴィクトル=サンは長浜でラーメンをすすっていた…!

 

という訳で、後半戦始まります。

 

翌朝、朝練にヴィクトル=サンの姿がありません。どうもユリオの話によると、朝まで呑み歩いていたみたいですね。ダメじゃん。で、肝心のコーチがいないので、2人で自主練です。そこで勇利、ユリオに切り出します。

「4回転サルコウを教えてください。頼む!」

相手が歳下でまだ子供でも、ちゃんとユリオの技術や才能にリスペクトを持ってお願いしています。なかなかできないよね。ユリオも一人前のスケーターとして認められているのが解ったのか、憎まれ口を叩きながらも、きちんと教えています。いつの間にか、勇利のことも「ブタ」じゃなくて「カツ丼」と呼ぶようになってますね。夕飯のカツ丼おいしかったんだね。

そんなことしてるうちに、半分がた寝とぼけた顔でヴィクトル=サン登場。何だか照れ臭くて、慌てて振付の確認に入る2人。

振付をおさらいしながら、ユリオが思うのはじいちゃんのことでした。ユリオにとって、無償の愛を注いでくれるのは、いつだって親ではなくてじいちゃんだから。

その表情を見て、ヴィクトル=サンが呟きます。ユリオのアガペーが見つかったようだ、と。

ネクストステージに進めるかな?」

その言葉を聞いた勇利も気づきました。何を思い、何を動機として演技するのかが見つけられても、それを昇華して作品にというかたちにしなくては。

カツ丼というモチーフは見つかった。それじゃあ、カツ丼を「エロス」という作品にするための、プログラムを通す大きなコアになるものは何だろう?

手応えを得られないまま、エキジビジョン対決の前夜を迎えました。

練習後、勇利の家・ゆーとぴあかつきの食堂で一杯機嫌のミナコ先生がそういえばさあ、と思い出し、

「あんた達、明日の衣装ってどーすんの?」

するとヴィクトル=サン、大丈夫!と生ビール片手に請け合います。

「ロシアから今まで俺が着てた衣装、送ってもらったから!」

ユリオは山と積まれた衣装を見て「トンチキな衣装多いよな」なんて言ってますが、勇利にとってはまさに宝。手にとった1着を見て、ヴィクトル=サンがそれを着ていた頃を思い出し口にした言葉が、勇利にインスピレーションを与えました。深夜という時間もかえりみず、ミナコ先生のところへ押しかけます。

「教えてほしいことがあるんだ!」

 

ここからが第三滑走の山場!

 

翌朝、いよいよエキジビジョンの当日です。

ロシアからユリオが来て、しかも勇利と勝負すると聞きつけたテレビ局が中継に来ています。実況は勝生番・諸岡アナという熱の入れようです。試合前のインタビューまでしてますが、当の勇利は「長谷津で温泉入ったりしてもらえれば」なんて観光アピールしていて、テレビ中継にちょっとびっくりしてますね。元々が気のやさしい子なので、取材受けてコメントして、なんて注目を浴びるのは苦手なのでしょう。片やユリオは肝が据わっているので「ユーリは2人もいらない。ぶっコロス」なんてテレビ受けしそうなコメントしています。で、ヴィクトル=サンはどうしたのかなと思っていると、コメントを求められて出てくると、思いきりふざけています。裃姿にはせつ観光大使のたすき掛けで観光アピール…。自分が置かれた立場を面白がってます。一番の年長者が一番ダメ。まあ、変にガチガチ緊張してるよりはいい雰囲気ではありますが。

一抹の不安を感じつつ、試合はユリオのプログラムから始まります。

出番を知らせに控え室へ顔を出した優子ちゃんを鼻血流して歓喜させた、ヴィクトル=サンのジュニア時代伝説の純白透けクロス衣装で、アイスタイガーなんて粋がるヤンチャ小僧の面影は欠片もありません。どこまでも清らかなソプラノのヴォーカルとメロディもあって、もともとがかわいらしい美少年なのと、持ち前の超絶技巧の滑り、鮮やかなジャンプとでホントに天使がダンスしているようです。

でも、ユリオの本人は演技の中で、自分には情緒的な表現力が欠けていることを思い知ってしまいます。

誰が指摘したでもないし、観客はみんなユリオの演技に引き込まれている。勇利も「みんなユリオのアガペーに引き込まれてる」と認めていますが、当の本人は痛いほど思い知ってしまっているのです。テクニックで惹きつけるのと、真に自分の中から湧き出る「今この一瞬」のアウラで魅了するのとは根本が違うのだと。だから心のうちで叫ぶのです。「じいちゃん、ごめん。まだこなすのに精一杯で、アガペーとか考えきれねえ!」「こんなもんじゃねえんだよ、オレは!」ヴィクトル=サンによる高難度の構成。初めて挑むテーマ。まだ若くて、圧倒的に経験が足りていないもどかしさ。それでも、ユリオは今現在の自分が持っているもの全部で勝負しました。だから、作品としては納得かずとも、やれることは全部やったという点では悔いはない。ヴィクトル=サンに「お客さんに挨拶しないと」と促されたあの笑顔は、だからちょっといい顔していますよね。

 

ユリオの演技に、またユリオのスケーティングに沸く観客に、勇利の不安と緊張は最高潮に達しています。

「僕が負けてしまえば、ヴィクトルはロシアに帰ってしまう。いやだ!」

追い詰められた勇利が、ここで初めて強い感情を持ちます。

勝たなきゃ。勝ちたい…勝ちたい!

たぶん、勇利にとっては初めて「なりふり構わず勝ちたい」と思うのと同時に「負けるのが怖ろしい」と無情の恐怖に襲われた瞬間かと思います。ただでさえメンタルが弱いだけに、これまでの試合だって、やっぱり勝ちたいとも負けたくないとも思いプレッシャーを抱えていたであろうことは、容易にうかがえますが、この勝負は訳が違います。子供の頃から憧れ続けてきた、スケートを続ける動機そのものの人を賭けているのです。これから先、自分がどう生きてゆくのかが、この3分にも満たないプログラムで決まってしまうのです。勝ちたい、と繰り返す心の声は、やっと絞り出される悲鳴でした。

狭まる視野。俯いて自分の足の爪先が見えているのかどうか。目の前が真っ暗になる寸前、ヴィクトル=サンが出番だよ、と声をかけます。

顔を上げると、勇利のすぐ目の前にヴィクトル=サンが立っていました。死ぬほどびっくりしたのか、声をあげそうになるのをおさえると、勇利は溺れる人が縋るような必死さでヴィクトル=サンに抱きつくのです。

「あ、あの、僕、すっごくおいしいカツ丼になるんでッ、しっかり僕だけを見ててください。——約束ですよ!」

おそらく、これが勇利にとって初めて「目の前のこの人を何としてでも引きとめたくて」出た言葉なのではないかと思います。思わず抱きついてしまうくらい、離れること失うことが死ぬより怖ろしいことに感じられているのでしょう。

 

「もちろんさ。カツ丼大好きだよ」

 

だから、ヴィクトル=サンのこの答えは、勇利には自分を受け入れてくれる最高の言葉だったのでしょう。まさにこのひと言で、勇利は救われたのです。

まさにこのひと言で、勇利の「ハートに火を点け」たんですよ。

 

氷の上に立った勇利の姿に、観客がざわめきます。黒一色のその衣装は、ヴィクトル=サンが男女両性をイメージしたプログラムを滑ったときのものでした。

ステップシークエンスの挑発。スピンの翻弄。アウトサイドイーグルのためらい。そしてジャンプの熱情!トリプルアクセルの怒濤、4回転サルコウの奔流、4回転トウループトリプルトウループの終幕!サルコウこそ手をついてしまいますが、勇利はしっかりと演技に乗っていて、すぐに気持ちを立て直します。それも、ラストに4回転3回転のコンビネーションという大技を見事に決めてみせるのです。

勇利がこのプログラムの主人公に据えたのは、ヴィクトル=サンの振付の見本で感じた色男ではなく、色男を惑わせる街一番の美女でした。

勇利はミナコ先生に教えを請うた前夜、こう言うのです。

「こっちの方が、僕の中ですごく似ている感情なんだ」

色男に誘惑され恋の駆け引きをする美女の方が、今の自分の置かれた状況に近く、相通じるところを感じるぶん、表現しやすく思う、と。

氷の上の勇利をじっと見つめるヴィクトル=サン。その背中に、また勇利の演技に目を奪われる自分に、ユリオは負けを悟り、結果も聞かずに帰ってしまいました。テクニック云々以前の、艶とでもいうべき部分で、ユリオは負けを認めたのです。

アイスキャッスルを後にするユリオ。まだ結果が出た訳じゃないからと引きとめる優子ちゃんに「ヤコフのところで続ける」と言い残し、ロシアへ帰ります。

自分が持っていないものを武器とする勇利と戦うのなら、同じ道を歩いていては勝負にならない。違うところで違う武器を手に入れなければ、対等な立場で土俵に立てない。そう悟ったのです。

 

リンクサイドでは、ヴィクトル=サンが勇利を迎えます。

「あんなおいしそうなカツ丼、初めて見たよ!素晴らしい!」

手放しで褒めるヴィクトル=サン嬉しそうです。が。すぐに、ひとついいかな?と厳しい表情で、ひとつどころでなくダメ出しのラッシュ。その褒めとダメ出しの配分、あなたは富野監督ですか。

結果はというと、やはり演技の艶が段違いなところで勇利の勝ち。おめでとう!

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お立ち台のインタビューで一瞬言葉に詰まるところは、引っ込み思案でファンサも苦手なところが如実にあらわれていますが、あら不思議。隣に立ってるヴィクトル=サンが肩を抱くと、ちゃんとしっかり喋れるようになります。ヴィクトル=サンの存在は、勇利の中でそれほど大きなウェイトを占めているのですね。カメラやマイクに気後れせずに受け答えできるようになったのも、「憧れのヴィクトルが」「自分を選んで」「そばにいてくれる」という事実が、自信を持つ根拠になったのでしょうか。

 

さて。第二滑走をバラしてほぐして思ったことを書いた折にちょっと触れましたが、ヴィクトル=サンがなぜ、エロスとアガペーの振り分けをああしたのか。

ユリオにアガペーを振り分けたのは、まずこの第三滑走の段階では、今この段階で情緒的な表現力が欠けていることに気づかせるということでしょうか。もう一つ、長期的な狙いも薄々感じられますが、それは終盤に追い追い。まあ、短期的というか即効的な狙いは当たって、ユリオは自分に足りないものを悟って、違う方法論で修行するためにロシアへ帰りました。

勇利にエロスを演技させたのは、今までとはまるで違うことをさせてブレイクスルーを狙う、ということでしょうか。新しいことに挑戦してひきだしを増やして、更にその過程ですでに持っているものに気づかせて自信を持たせる。

と、割と真面目に推測してみましたが、それにしてもヴィクトル=サン、ホント勇利大好きだよなあこの人。ユリオのことは褒めるにしても何にしてもあっさりしてて簡単にやっちゃうけど、勇利相手だと手放しで褒めるしダメ出しはそんな詳しく触れないでほしいってくらい細かくやるし。たぶん、勇利の才能にどっぷり惚れ込んでて、それを「俺が」最大限に引き出してコーチしたい、って育成欲をメッチャクチャ刺激されたんだろうな。「  俺  が  育てました‼︎」的な優越感。

いや、あのヴィクトル=サンのことだ。単に「俺の勇利最高でしょ?」って世界中に見せつけちゃうZO☆ってだけかもしれない。

 

よし、何とか第三滑走ぶんが終わった…。

この先を考えると今からオソロシイですが、まず第四滑走の解析に入ります。

出来次第公開予定。あんまり楽しみにせずにお待ちください。それでは。