雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

思考や言動が環境に左右されるってのはあながち嘘じゃないと解った

今日も働いてきましたよ。

しかし、おっかしいな、今日はそれほど忙しくならないだろうと思ってたのに、何でだか落ち着かなかったぞ。まあ、お客さんの反応がダイレクトに伝わって、仲間とチームで動いて、どの程度必要とされている仕事なのかがよく解るってのは、なかなかいいもんです。ことに、今の職場が文教地区指定されてる国立なせいか、ある程度生活のレベルを保てている層のお客さんばかりなので、まず薄汚い格好で歩いていたり、無作法な態度だったり、という最底辺の「客」はまずいなくて、ちゃんとした「お客様」が来てくれます。

実はこれが途方もなく重要な点で、立地や店構え、扱うものの質次第で「客」が来るのか「お客様」が来てくださるのかが変わるんですね。実際、以前に勤めたアパレルは、今風の洒落た店構えにシンプルなユニフォームでかっこよく雰囲気出していたけど、ど田舎の畑の中のモールだったから、野良着姿の爺さんが来て、スタッフつかまえて長々と喋りだしたりするような店でした。そういう「客」でしかない相手に猫なで声でお客様オキャクサマ言う胡散臭さに食傷して、一度は接客業辞めたのですが、一日に同僚としか顔を合わせない職業はもっと薄気味悪いところだったことを悟って、今度は文明的な地域でならどうだろう、と戻ってきました。

で、わかったんだけどね。

やっぱり、生活のレベルって、心の余裕や人に接する態度に、えげつない程影響与えますね。今の仕事始めて約1ヶ月、しょうもないことで荒れ狂ってクレームぶっこむお客様に会ったことないんだもの。あと、何か探してるとかでも、皆様穏やかな口調で訊いてこられるし。そうすると不思議なもんで、こっちもできるだけの手助けはしてあげたくなる。他業種の方、店員に気前良く快く接してほしいなら、まずご自身がそのようにふるまえば、余程いかれた店員でもない限り、皆フレンドリーに対応してくれますよ。自分がどう扱われたいのかを、自身の態度で知らしめるのです。

「お客様は神様」は、お客自身が言ったら、途端に惨めになると思うんですよ。例えるなら、奴隷を持てる程度の甲斐性すらない、丸裸で国を叩き出された王様を自称するルンペン。ホントの神様ってのは、不動産屋にひっそりいたりするって「鬼灯の冷徹」で言ってたし、実際そんなもんだと思います。神様はどぎつい自己主張なんてしないし、しなくても皆が神様と認めずにはいられない。そんな感じ。この人だって、勝生勇利にとってはスケートの神様なのに、自分はフツーにしてるでしょ。グッドルッキングなだけでただの気のいいニイちゃんでしょ。

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ほら。

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実際そんなもんなんだってばよ。

神様に出逢ったらどうすればいいのか、ですか?

そんなもん、とるべき態度はひとつしかありません。

自分の中で一番大事できれいな、絶対に裏切りたくないものを扱うときのように、できる限り真摯な態度で接すればいいんです。取ってつけたような変な敬語の言葉遣いじゃなく、自分の中から出る一番良い言葉を使えばいいんです。

嘘はいかん。

私の経験則では、そんなところです。

よっしゃ。明日も仕事するぞい。明日の俺ダバーイ。帰りにまたローソンで、ユーリ!!!のキーホルダー買うのを楽しみに、俺ダバーイ。ヴィクトル=サン2種揃ったから、明日こそは勇利が出ますように。

できることなら、離れずにそばにいるコスチュームでお願いします。