朝起きたら、ときの政府からいきなり100振もの刀剣を送られました。
更に通常マップで経験値3倍と検非違使倒すと7倍って通知が来ました。
演練で勝つと経験値10倍って通知が。
いまつるちゃんが「ときのせいふ、あたまおかしくなったですか」って驚愕してました。
ねー。驚きだよねー。政府、寒さで壊れたかな?
「おしょうがつで、みんなおさけをしこたまのみすぎたんですね。みかづきも、みっかになるまでずっと、おさけをのんではのみすぎてねるのをくりかえしてましたよ」
正月におとなしくしてるなと思ったら、あのお爺さんそんなことしてたのね。困った爺様だねえ。
「こまったおとなです」
でもこれはむしろ好機。今のうちにみんなに経験積ませて、うちの戦力引き上げよう。
「ぼくも、いわとおしといっしょにしゅつじんしたいです! 」
いいよ! てゆうか、管理人さんいまつるちゃんのお願いにダメって言えない。なぜならこの子は特別な子だから。
「姐御それじゃヴェルターズオリジナルのCMじゃねえか」
「孫相手にしてるみたいになってるぞ姐さん」
え、だって実際カワイイだし。
「とか言いながら、ナチュラルに膝に乗せてあたま撫で回してるなよ」
「君な、今剣は俺より歳上だぜ」
「かんりにんさん、あのしろいおじいさんが、ぼくのこといじめるんですよお」
おい鶴丸、こんなカワイイな子になんて暴言を吐きやがる。鼻フックデストロイヤーの刑に処す。
「姐さん俺が悪かった」
あっさり詫び入れるな。
「だってあれ、鶴さん鼻取れちゃう」
「しかし姐御は小せえ連中に甘いよな」
だってカワイイから…。
「お二方とも、それに何かご不満が? 」
「キャーッ! 」
「うわ」
いきなり来たな。
「管理人さんは弟たちを大層かわいがってくださいますからな、私に不満など存在する余地はございませんな! いつもありがとうございます! 弟たちをこれからもどうぞよろしくお願い致します! 」
ぶれねえな長男。
「ああ今剣殿、いつも弟たちと仲よくしてくれてありがとう。今度の日曜に粟田口で、ヒノトントンZOOにいくのだけど、ご一緒にいかがですかな」
「わーい! いきたいですー! いわとおしにきいてきますねー! 」
はーカワイイ。実際カワイイ。ヒノトントンは子連れで行くにはちょうどいいスケールだよね。
「弟のかわいさは別格ですからな! 」
「…わからなくはない」
「同意しかないね」
お? どうしたオフタリサン。
「ああ、いや、立ち聞きは趣味のよいことではなかったね、ごめんよ」
「たまたま通りかかったら、あんたと一期の馬鹿でかい声が聞こえた」
「あまり大きな声はお行儀のよいことではないけれど、弟がかわいいというのは、ぼくも気持ちがわかるよ。そこは同意だ」
「俺も、まあ気持ちはわからんでもない」
あー、すまんな、声でかかった? 管理人さん片耳難聴だからさ。
「それでなくとも君は、そういうところは大包平と気が合うだろう」
人を褒めるときは大きな声で。貶すときはもっと大きな声で。って言ったらドン包平、すげえいい顔でうなずいて同意してくれた。
「堂々としているのにも程があるだろ」
「伽羅坊、まあそう言わんで受け止めてやれって」
「こそこそしてねえだけ、姐御は人間の中じゃ随分ましだと思うぜ」
審神者はいつでも直球勝負! 私の心臓はここだ、かかってこいや遡行軍!
「挑発するんじゃありません」
「やめなさい」
「もやしなんだからやめとけあんた」
「姐御、そんなだからチワワ軍曹って言われんだぜ」
「姐さん挑発ダメ、絶対」
うーん、全員からダメ出し!
「遡行軍のお相手は俺たちに意任せて、君は本丸にいてくれ。そんじゃ鶴さんと『犬神家の一族』観ようぜ」
ほんとお前、島田陽子さん好きな。
明日は午前中に接骨院、夕方に呼吸器科。予約とる時点で、午前の枠がいっぱいだって言われましてね。珍しいな。大概午前中の予約取れるのに。まあ仕方ない、夕方行ってきますよ。
日中に掃除して、多肉を風に当てて、あとはひたすら出陣だな。
今日はなんか観てから寝ます。