雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

健康になりたい手段は選ばないとにかくなりたい

仕事に出たら、出勤の時間1時間早く間違えていたおかげで待機させられたのであった。

連隊戦はどうにか29万の大台に乗りまして、さああと何千魂だ。最低限の目標としていた、伊達男士の練度が全員50に届いたので、今は初期刀むっちゃんを参戦させております。行こうぜむっちゃん、私は君にだって頼るところがでかいんだ。

 

きのうの休みはダラッダラMAXとまではいかないけど、まあそれなりにゆるい感じで過ごしておりましたが、アレよ、きのう尼損プライムで「岸辺露伴は動かない」見てましてね、見逃してた「密漁海岸」観ましたよ。やっと。

トニオさんだっけ? あのレストランすげえ行きたい。うちの近所に開業してくれないだろうか。だってあんなオシャレな洋館レストランで、筒井康隆先生の「薬菜飯店」やってくれるんだぜ。出てくる料理を食ったそばから健康になっていく。まじでうちの近所で開業してくれ。通うから。

ただ、筒井先生の「薬菜飯店」は肩こり腰痛を治すのに、料理食ってるうちにドス黒い汗を大量に流し続けて、血液だの筋肉だのの老廃物が汗に流されていくって描写でしたが、露伴ちゃんは新陳代謝が活発になって方の皮膚がすぐ垢になって剥がれ落ちるっていう、驚愕の薬効でしたね。あと泉君がマーライオンみたいな勢いで涙を流し続けたら「すっごい目がスッキリしました!☆」って、睡眠不足からくる疲れ目が即座に治ってたの、あれ俺にもやってくれんかのう。

「よっしゃ任せろ大将、俺が食材見繕って、燭台切に調理頼んでやるよ」

食材調達に多大な不安しかない。

「おいおいご挨拶だな、本丸立ち上げからの付き合いじゃねえか」

その自信はどこからくるんだ。

「まあ俺もな、この前『薬菜飯店』を読んでな、大将お抱えの薬剤師として医療従事者として、これをやらないわけにはいかねえだろと気付かされたんだ」

やらなくてよろしい。

だがアレよな、「密漁海岸」はトニオさんの奥さんだっけ? 彼女だっけ? の病気が全快していい話で終わったけどさ、筒井先生の「薬菜飯店」はすごいオチだったよな。

「大将はあの店行ったら、肩こりに顎関節症と喘息、腰痛と、あとは両足首の炎症と関節硬化、それと突発性難聴と、あと何があったか? 」

老眼と近眼と花粉症。

「あの中華屋なら全部治してもらえるだろうな。だがそうなると、俺の出番がなくなっちまうな。俺の存在意義としては、全力で大将があの飯屋に行くことは阻止しないといかん」

下剋上か。

「俺も織田の子だが、そこまでは似ちゃいねえと思うぜ」

いやいやいや謙遜すんなよ。お前は立派な織田の子だよ。

「姐さん、薬菜飯店の場所知ってるのか? 俺もあそこで飯を食ってみたいんだが、一緒に行くか? 」

お前はいきなり来るな。てゆうか孫やん私より健康じゃねえかよ。必要ないだろ。

「俺だってこれで色々あるんだぞ」

何があるの。水虫とか? よその孫六さんはイケメンだってのに、うちの孫やんと来たら。

「いやそうでなくて、ただあの店で飯を食って、病が治っていく人間を目の前で観察したい」

鼻中心に重点的に殴られても知らんぞ。

 

さあ明日仕事すると休みだからな、仕方ない行ってくるか。

明日は帰ったらまた読書でもするか。