仕事してきた。今日何なの。クッソ暑くて帰る頃には体ベタ付いてたよね。
バスの時間がビミョーに合わなくて待たされそうだったので、バス停2ヶ所先まで歩いてきましたわ。やっぱり蒸し暑いながら、日が落ちて風が少し出てきたので、まだ昼間よりましだったのかもしれない。
帰ってからルイボスティーと麦茶仕込んでおきました。明日仕事から戻ったら飲める。
買ったはいいがどうにも思っていたよりでかくて、1年使ってやっぱり持て余していた室外機カバーはどうにかなりそうなので、次の休みで外して周り掃除して、これで気になってるところは大体どうにか片付くかな。押し入れも片付けたし床も掃除したし、今年に入ってからイロイロ手を入れたな。
あとはね、夏場にベランダでダラダラできるように片付けたいのな。まず去年買った日除けを取り付けて、デッキブラシでもかけてきれいにして、たらい置いて水張って足つけながらビールでも冷やして昼から呑んで過ごせるようにするのだ。
「うちの管理人さん、なんや発言にちょいちょい酒クズの香りがほのかに漂ってはるんやけど、自分の気のせいですやろか」
気のせい。
「気のせいじゃねえぞ」
黙れ。
「ひーどーいー。姐さんと俺の仲じゃーん」
どんな仲だ。
「酒を酌み交わした仲。次郎も一緒に」
そう言うと一気にダメ桃園の誓い臭が漂い始めるな。
「我ら生まれたときは違えども、酒がうまいと思う心は同じ! 」
ウェーイ!
「ウェーイ! 」
「仲よろしおすな」
とにかく次の休みはベランダ掃除する。午前中に掃除して午後はベランダでだらける。
「いいなあ。ねえねえ正三位もビール呑みたい」
ビールだけで我慢できるならいいぞ。ビール呑みながら「もっとキッツイやつに替えたい」とか言い出さなければいいぞ。
「…がんばりゅ…」
何でうちのおっさん連中は妙にかわいさを見せてくるかな。
「姐さんは大概こうだよな」
「ああ、攻撃リスペクトが高いゆうか、最後まで殺意たっぷりのトッポてゆうか、何やそんな感じですわなあ」
「俺ら出陣させるときも、ホテル・モスクワの女ボスみたいになってるもんな」
悪かったな。
明日あさって仕事したらベランダ掃除して呑むぞい。そんでしこたま昼寝するぞい。
もう決めてるの。
休みの朝のうちに働いて午後はダラダラするために、明日あさって仕事してくる。
「姐さんツマミは? ねえツマミは? なににする? ねえねえ」
ああもう、しつこっ、うるっさ。
ツマミなんか何だっていいんだよ! 酒さえあれば何でもいいんだ!
「確かにそう」
「あの、お二人さん、昼間から呑まはるんやったら、あんまり国俊と蛍の前ではやめたってください。教育に悪いわ」
お前の日常の方が教育に悪いし、それでも蛍ちゃんも愛染君もいい子に育ってるから、あんまり関係ないんじゃないのか。
「そこは、ほら、父親の力ですわ」
どの口が抜かすのか。
さあ今日もまた部屋の中は蒸し暑いですよ。この時間で蒸し暑いってどうなっておるのか。
とりあえずフートン出して寝る支度しよう。
扇風機回して寝ます。