10月が終わります。
かつてブラッドベリが霧と冷たい風、雨と華やかでその癖どこかうらぶれたカーニバルとで描いた季節が終わります。
この季節を、エドガー・A・ポーは遠くで噴火する火山と暗い森に陰鬱な湖を、魂に棲む少女と歩く若者の旅路として描きました。
どちらにせよ、夜と霧と湿った空気と、自分の中へとどこまでも深く沈んでゆく、そんな季節として描かれています。
とにかくどこか薄昏くて、闇がまとわりついていて、ひんやりと湿っていて、不穏な雰囲気。
夏の終わりと並んで、好きな季節です。
あとは冬のはじめの辺りですかね。
どの季節も、日が傾いてくる夕方前から、夜明けぐらいまでが好きな時間帯。明るい昼間は、人が多くてあまり落ち着かないのがちょっと。写真撮影でもするならともかく、何もないなら昼間はできれば何もしたくない。ぶっちゃけ部屋暗くして寝たい。
夜の方が気が落ち着くんですよ。
誰も歩いてない、静かな住宅街とか遊歩道とかを、夕方から夜に歩くのが好きでしてね。
人間の生活圏ではあっても人の気配がないところを、独りで歩くのが好きなんですよ。
いいですよ。気が休まります。
昏くて静かで何の邪魔もなくて、風が少し冷たいこの感じは最高ですね。
今日はハロウィンだそうですが、アノヨ関連ということで「鬼灯の冷徹」アニメ観てます。
発言の節々に呑んだくれのジジイが顔を見せる神獣は、そこだけ共感できる。蛸は肴になるけどカボチャはいまひとつ合わないってのは確かにその通り。
ただしまじでそこにしか肯けない。
あ、次回は小野篁さん回か。楽しみな。
明日はスポーツジム行く他は、これといって予定のない休み。
うはーんまじでこんなん久しぶりだー。
今日はもう、独りでポテチの袋パーティーみたいな開け方して呑んでやるぜ。