雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

年末年始は読書か映画で過ごして合間で昼寝とか酒とか挟みたい派

いやあ、休みをいいことに昼まで寝てましたよ。正確には午前中に一度起きて、起きようかと思った瞬間ねむみに襲われました。

で、午後にはずっと十二国記の新作読んでました。やっと読み終わった。

3巻終盤から一気読み。4巻終盤はワイルドバンチかと思って、まさかのバッドエンドが来ても堪えようと覚悟してましたが、ねえもう小野主上なんなんすかあの豪快な逆転劇はありがとうございます。しかも雁が誇る無敵の漫才コンビ「王と台輔」まで来やがりまして、持ちギャグ「襟首摑み」も披露。やりたい放題だなこの主従!

明日から3連勤ですが、まずは取り置きを頼んだファイブスター15巻と、あとアレだ、亜紀たんの「黄金列車」をどこかで探さなくては。「しゃばけ」の文庫落ち新刊もいっておこう。あのシリーズ、鳴家がかわいいのと、パパンママンが息子ラブ、どころか曽祖母までもが曽孫ラブがあり余って、表から裏からがんがんに手ェ回して甘いのがおかしいんですよねえ。おまけに兄や2名の判断基準が「坊ちゃんの安全と健康」だし、まじでよく常識良識見失わずに大きくなったよなあ……。

そうそう「黄金列車」は、なんかおっさんまみれですげえソリッドに全力疾走で近現代史をやってくれるようで、めっさ楽しみなんですわ。チャラついた若いもんとかおっぱいとかには興味ないの。ドシっとした重量級の王道に、がっぷり四つで組み合いたいんですよ。亜紀たんの小説は、歴史や文化を踏まえた読み方ができたり関心を持っていたりしないと真価がわからない類のものですが、メインキャラの女性がおとこに媚びてなくて対等にものを言ったり、ただ従うのでなく強かさもちゃんと発揮するのが清々しいです。例外は「戦争の法」の加世さんか? 彼女の場合は、なまじ賢くて聞きわけがよかったばっかりにという残念なおんなのこ感がすごかった。美人だし頭もいいんだから、立場はどうであれ気ままにふるまって、言い寄るおとこ共を翻弄するぐらいやればよかったのにね。結局、まあ嫌いじゃない、程度のおとこと結婚して、ぼんやり安定した暮らしに落ち着いちゃうってところが生々しい。

亜紀たんの小説、読みやすいところなら「醜聞の作法」とかどうかしら。風刺ありどんでん返しあり、時代は変われどおっさんはみんなすけべだという真実あり、読みどころいっぱいですよ。

 

ああ、きのうのアブダビ決勝ですか? 何事も起こらず、去年みたいにレース観に来てたセレブが遊ぶこともなく、のっぺりしたまま終わって、とんだアンチクライマックスですわ。

まあでもマックスとルクレール君がポディウム乗ったので、それはよかった。おめでとう!

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ところでこのロビン君、ほんとパパそっくりだと思いませんか。パパとママどっちに似ても将来確実にイケメンだろうことは明らかですが、こうやって見るとパパ似ですよね。

あとちゃんと名前をテロップで出す運営、さすがだ。

 

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ゆうべ呑んだいただき物のワインですが、甘さがっつりで、なんだっけ、こういうのってデザートワインっていうんだっけ? ふだん芋焼酎呑んでるから甘味が強い酒ってあんまり呑まないんだけど、これはなんか大丈夫だった。度数は10度ぐらいあるけど、いい意味でアルコール感がなくて呑みやすい。たまに取ってつけたみたいに味とアルコールがバラッバラに自己主張してる酒もあるけど、このワインにはそういうわざとらしい「お酒感」がなかった。

甘い酒呑みたいときに探そう。バカみたいに高いもんじゃなくて、そこそこ手が届くぐらいのお値段だったら買う。こう、ケーキとかオシャレっこいデザートとかと合わせてだな。

……気になってググってみたら、そこそこいいお値段だった……。ペラーエステートって銘柄で、ググってすぐ見つかったぐらいだから、結構有名なのかもしれない。1年最後のレース観戦を締めくくるにはいい酒だったようで。そのうち買って、また来年のアブダビも祝杯で見送ろう。

 

あー、早いところ来年の刀剣展示情報出ないかなあ。行けるところにはできるだけ会いに行くから。