仕事して接骨院行ってきた。
今日は両足首がきやがりまして、昼の休憩終わったところで左右ともに湿布で固めたもの。それでも地味に痛みが出てくることで外の冷え込みを察する。
今ねえ、家の中で裸足なんですわ。寒いとわかっているのに。
理由は手ごろな靴下がないから。
「買いに行けよ」
めんどくさ。あとお金ない。
「光る棒買ったんだろ、金あるじゃねえかよ」
あれは500円ちょっとで中古が出てたから買ったの。
「靴下買ってこい姐御」
えー、ましゃもそれ言っちゃう?
「加州とか乱に頼んでおくか」
いや、靴下如きでおしゃれ番長に出馬を願うのは心苦しいよ。
もういっそ自分で編むか? 給料出たら手芸屋で毛糸買うつもりでいるし、かぎ針で靴下っていけるんかな。
「いよいよDIYじみてきたな」
「呼んだか。何か作るんだろう」
呼んでない。そして今作るかどうかって話してるのは靴下だ。
「家具ではないのか」
家具でも小屋でもない。
「そうか」
あっさり帰って行った。
今ちょっと調べたら、出てきたね。かぎ針編みの靴下。
ただ、毛糸選びをきちんとやらないとダメな予感。ごんぶとのでうっかり作ってみろ。履き心地悪そう。
ああ、そうだった、毛糸だけでなくアイロンもないといかん。編んでるとどうしてもスルメみたいにこう、身を捩るというか、クネクネした感じになることがあるからな、アイロン当てて平面にする過程を挟まないといかんのだけど、アイロン持ってないのよ。なんか安いアイロンないかな。安くていいやつ。
調べた。なんかすげえいっぱい出てきた。
「おいおい、なんだぁ? 手芸用アイロンだぁ? そんなもんが存在するのかよ」
してるね。しかもこれなんか「編み物専用」だってさ。専用だぞ。赤く塗りたくなる響きだよな。
Gセルフちゃんも好きだがサザビーもナイチンゲールも好きだし、もうナイチンゲール編んじゃう?
「やめとけ」
じゃあキュベレイとか。
なんかきのう、鶴丸相手に編み物の話してたらさあ、編み物されてる方がスレッズでフォローしてくださってたりして、なんか申し訳なくなった。いたたまれねえ。普段本丸でアホな話してるばっかりじゃない? 編み物の話なんかたまにしかしないのに、なんかほんとすんませんってなった。セプクとケジメどっちにした方がいいかな。
「ニンジャスレイヤーじゃねえんだから、別にいいだろ」
あ、大丈夫そう?
「つうかよ、手芸なんてのは、なんだ、乱だの京極みてえな、なんかキラッキラした感じなんだろ。間違ってもニンジャスレイヤーなんか知らねえんじゃねえのか、そういうのやってるご婦人らはよ」
まじか!
「そこまで驚くことかよ」
やっぱりあれかな、手芸やるならお紅茶を小指立てて飲まないとダメかえ。
「姐御ガバガバ飲むもんな」
だって実際オイシイだから…。
とりあえず明日、歯医者とスーパー銭湯から帰ったら毛糸出して、手持ちを確認しておこう。深夜に押入れの中をいじるのもなあ。
今日はひとまず泡の出る茶色いやつ呑んで寝ます。