仕事に出たら、当初は30分の予定だった残業が45分に伸びたのであった。
金にはなるが体はガタガタ。
帰ると尼損でポチったリール付きカラビナが届いてましたわ。

ホムセンで買って使ってた、工具用のリール付きカラビナがこの前壊れましてね。そいつを買ったとき、最後まで迷ってたこいつを思い切って入手。登山用だったか、リールの接続部分に強力な磁石使ってるようで、取説には「折るようなイメージで外してリールを伸ばしてください」とあって、アイッフォーンをこいつでぶら下げてみたら、リールが伸びる予感なんかミジンコの毛ほどもない。ガッツリくっついてる。
とりあえずリールの巻き取り部分に、御手杵君とましゃのシール貼った。これで完全に俺の道具。
で、届いて箱を開けたら、四隅のネジも一緒に入っていて、え、なにこれそんなスペアつけるほど外れるもんなの。あと一緒にネジを締めるレンチもついてきて、ほっそいのが小袋に入ってます。こういう、なんか組み立て式のものを買ったときについてくる簡単な工具って、なんか面白くてとっておいてますが、本当に困ったときに意外と役に立ってくれそうな予感がして、なんか捨てられない。思わぬときに輝きを放ちそうな気が、どうしてもするんですよ。
「姐さん、相変わらずなんやかやこういう道具系ってつい取って置いちゃうな」
使うことはないんだろうけど、なんかで役に立ちそうな気がしちゃうんだよ。道具系は。
「そういうとこ、ほんと俺たちに好かれる性分だな姐御はよ」
「道具を捨てられんゆうとこは、ワシらには安心感しかないがよー」
「心配すんな、俺ら全振揃って、大将がくたばっちまったらあの世の入りしなんとこで待ってるからよ。あの世に引っ越してもついていくぜ」
いやお前、審神者が死んだら解放されなさいよ。
「お断りだ! 」
いい声で朗らかに粘着宣言!
「大将見てると面白えからな! 本霊に帰っちまったら見られねえだろ」
娯楽扱い! 総合的に酷いからなお前!
「ひどいゆうても、やけん薬研は刀解じゃあ、ゆわんところが姐さんがワシらに嫌われることがない理由じゃの」
それやってたらキリがないし、私ゃ独裁者になりたいとか思わないからなあ。あれはなっちまうと安眠できねえのよ。目に映るすべてが俺の敵になっちまって、そういう世界は楽しくないし、生きてるだけで苦行でしょ。
いいか刀ども。世の中には、いい苦行とダメな苦行があるんだ。
ぶっさんが山でやってる修行はいい苦行。ダメなのは、なんの生産性もないやつな。
「山伏の旦那の修行は、猪やら鹿やら、山で取れたもん持って帰ってくれるもんな、生産性あるよな確かに」
「本丸の食糧事情が潤うもんなー」
「しかも楽しいぜ。俺もときどき参加するけどよ」
「同田貫と袮々切のが参加すると、頭数が増える分運ぶ手も増えて、山菜だの岩魚だの鮎だの、こじゃんと持って帰ってくれるからのー」
秋のアケビとか栗とか、ほんと助かる。果物とか甘いものって短刀のちっちゃい子が喜ぶんだよな。
「姐御はチビ連中に甘いからな」
「八つ時にチビ連中が近くにいると、おやつ分けて食わせるもんなー。ちっこいといいよなー、おやつ増えてさあ」
杵君も今度あげるから。拗ねるなよ。
「大将、俺ぁ菓子は遠慮するが酒を頼むぜ」
お前はほんとそういうところだぞ。
さて、明日はまた仕事だ。どうもあさってに墓参りに行きたいとかいう話が出ているので、どうなることか。
行くとしたら早い時間に起きて掃除機かけてからにしてもらいたい。
とりあえず仕事の支度して寝るか。