ついったでフォロワーさんのツイを読んでいたら思い出した。
たまには昔の話をしよう。そう、ロクでもない話を。
大丈夫、いきなり「王の話をしよう」とか言いださないので大丈夫。櫻井孝宏ボイスにもならないのであんしんです。
あれは13年前だったか。
私の姉と弟は、半年弱の間をおいて結婚式やったんですがね。
先に年明けてから姉の結婚式でした。
朝のうちに式場に向かって、昼前だったか、まあ早い時間に着いて、なんか食ってから式に出るのかと思ったら、飯も菓子すらも一切なし。腹っぺらしのまま夕方まで放置されて、俺ちゃんひたすらに機嫌悪し。しかもただただ待たされて、暇つぶしにその辺散歩でもしようかと思うと、外にも出ちゃいかんっていうし、夜に披露宴やってる間、出てくる料理を食べるというより駆逐して、あとはずっと酒呑んでシメのケーキ食って終わりましたが、あまりに退屈過ぎて何も印象に残ってないし、料理の味すら覚えてない。
疲れて退屈しかなかったのだけは覚えてる。
で、半年後の弟のときは、姉のときのことがあったので、非常食がわりにお菓子持って行きましたよ。
ただし退屈したのは変わらず。式も披露宴も昼間のうちに終わったので、夕方にはもう帰れたのは覚えてるけど、あとは一切何も記憶になし。やっぱり食って呑んでただけ。
結局アレだ。結婚式って他人であれ親族であれ、金が出ていって一日拘束されて疲れるばっかりで、まじでなんのためにやってるんすかアレ。あれでいい思いしてるのって業者だけなんじゃないの。
そういえば、結婚式って戦後にやるようになったんだよね。で、70年代80年代に、芸能人がでかいホテルやなんかとタイアップして派手な式あげて、それで美女も次男も披露宴やるようになったんだよ。
だから、まあ、庶民が見栄張ってやるもんじゃないよね。
あんなもん、何百万をひと晩で使っても屁でもない階層の人間だけがやるもんだよ。
なんかで血迷ったか追い込まれたかして結婚せざるを得なくなったとして、式とか披露宴とかは絶対やらない。私の人生において、この先行われるのは葬式のみだ。そう決めてるの。
まず参加者にはコスプレ強制。そして新郎は無用組かお豊のコスプレ、新婦は龍夫かこんのすけの着ぐるみで出席。着ぐるみなので顔は出ません。似合いもしないドレスとか着たくもない。会場の中央には樽酒を置いて、つまみに岩下の新生姜とケツネコロッケを用意。あとは一同好き勝手に呑み食いして、途中入退場OK、余興その他はその場で飛び入り。ご祝儀とかは持ってきたい奴だけ、会費は3000円とか5000円とかでまかなうのが、庶民には身の丈に合ってちょうどいいんじゃないのと思います。
ああ、新郎の衣装、無用組もお豊も厳しいようなら、代官詰所で初登場の童貞人間でもいいのよ?(いい加減ドリフから離れろ)(気がつけば5周目)
と、強引に結婚式のビジョンをひねり出しましたが、実質空雑巾絞り上げてなお出なくてねじ切れたって感じ。葬式のイメージの方が具体的に、いくらでも出るのにね。
私の葬式は、呑めや歌えのどんちゃん騒ぎを最低限3日3晩は繰り広げてくれ。そしてアニカラ選手権とかとうらぶ花丸・実写版とヘルシングとドリフ、あと押井映画全作品の上映会とかやってください。参列者みんなで、ドリフ次回予告で子供達が歌ってた硝石取りの歌を合唱すること。
うんこ・うんこ・よいうんこー。したい・したい・なにしたいー。
あ、私の葬式、料理は間違っても小洒落たもんなんか出さないでね。寿司はいいけど、あとは岩下の新生姜とかチョコミントで頼むよ。
なんか締まらないので、最後に夕方遭遇したおキャット様の写真貼っておこう。
よし、これで風格が出たな。ありがとうおキャット様。