雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

鍛刀とハードSFと基礎教養の大切さ

さあ明日仕事すると休みだぜ。ということで、今チョコミントアイス出してきましたうまああああ。

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紫陽花はきれいだけど、雨降らないっすね。降るなら霧雨ぐらいだと、傘いらないからありがたいんですが。

 

なんてことを言いながら、この度のとうらぶ・白山君鍛刀チャレンジ、札9枚を使ってすべて爆死でした。

富士札はチリ紙。そして泣くないち兄。そんな勝生勇利の中国大会フリー直前みたいな、スー……って泣き方やめろ。

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ほれ弟連中が来てるよ! はいちっちゃいのみんなでいち兄のお膝乗って! はい早くホラ!

って待て、なに弟が懐に入るとホコホコしてんのいち兄。なんかしてやられた感が拭えない。解せぬ。

 

さっき「戦闘妖精雪風・改」読み終わったんですがね。

ちょ、これ、あの、待って、雪風お前、そっちを選択しちゃったの? 零はどうなっちゃうんだ?

もう軽く依存気味だったからね、雪風がいない世界を、零はこれからどうやって生きていくんだろう。

「グッド・ラック」では、「ブロークン・アロー」では、一体このふたりどうなるんですか。零がなまじ人間に馴染めなくて距離を置きたがっていて、あそこまで雪風の方に強く信を置いてしまってると、もう人間の中に戻れと言われても、戻るのは難しいと思うんですよ。信じようにも信じられないと思ってしまったからこそ、状況をデジタルに判断して端的に最適解を弾き出す、迷いのない雪風を信じて共に戦ってきたんだし。

給料出たら本屋だな。

 

ど直球ゴリゴリの王道SFすごいな。

なんかこう、もっとちゃんと、腰据えて正面から読んでいこう。なにせ不勉強で、あんまり触れてこなかったんだよね。だからここ何年かでめっさオーソドックスかつ王道のところも、ジワジワ読んで行くようにしてるんですよ。「虚構船団」は、第一部のアレと第二部の壮大な歴史絵巻がどう繋がるのかという点で、予測のはるか斜め上をやられて、まさかあんなド正面から来るとは思わなかったので、いやまああれ以外どんなやり方もないし、あれこそが最高かつ最適なんですけどね。とにかくすげえことになってすげえ終幕だったので、まだ読んでない若者が羨ましい。あの衝撃を体験できるんだから。

あと「人類補完機構」もね、ついにシリーズ全作品収録の短編集が出て「ノーストリリア」以外のエピソードも読めるようになりましたね。

そんな私は、たまにふと「たんぽぽ娘」を読みたくなることがあるんですよ。確かにありがちなオチかもしれないけどさ、いいじゃない、誰も幸せにならない胸糞エンドより、ちゃんと幸せになってみんなニコニコホカホカしてる方が、幸せだし読んでいて未来とか可能性とかを、ちょっとは信じてもいいかなと思える明るさとか救いがあるし。

もっとちゃんと、SFとかミステリとか、王道の基礎教養を身につけていこう。ジワジワでもいいから。

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「ジワジワ報復する」(地獄の病み兎)

 

ということで、まずは寝てジワジワ体力を温存します。