雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

今年初めてまともに食ったスイカは悔しみの味でした

さあ明日は休みだぞい。

明日は早く起きて接骨院行って、その足で仕事用の服買ってくるか。

今日も気温高いから売れるかと思ってスイカ出したらさっぱり売れず。腹が立ったので切り身を1パック買って帰って「悔しいのう悔しいのう」とはだしのゲンみたいに食っていたら「気持ちはわかったからもう普通に食べたまえよ」とチョーさんに叱られました。

f:id:bf021hugtlang:20201120224547j:plain

「悔しいのう悔しいのう」

「そうか管理人さん、コレが悔しみの味なのか」

「ってそこ! お国まで何やってるんだ! 俺の写しともあろうものが、主がやってるからって何でもまねするんじゃないよ! 堀川国広の最高傑作の名が泣くだろう! 」

「管理人さんの気持ちに寄り添って、さすが兄弟は優しい子だね! 」

「拙僧の弟たちはよくできた自慢の弟なのである! 拙僧感激! 」

「うんわかってた! お国の兄さん達はこうだって、俺わかってたからぁ! 」

あの堀川さんご兄弟。声でかいです今ねえ夜10時なの。短刀ちゃん達寝てるからね。起こさないであげてね。あと泣かないでチョーさん。

「や、これは失敬。拙僧としたことが」

「あははすみません。兄弟がすごくいい子だからつい」

「泣くわけないだろまったく。ってお国、いつまで食べてるんだお前って子は」

うちに来たときにはどうなることかと思ったけど、もうチョーさんもすっかりまんば君のお兄ちゃんになっちゃったねえ。来た当初はすげえ当たりがきつくて、毎日みっちゃんに叱られ堀川に威嚇されてたのにねえ。ただしまんば君自身はまったく気にもしてなくて、俺の本歌はカックイイだろう! って誰彼構わずテカテカした顔で自慢してたけどね。

いやあ、2振りだけ呼んで、私も一緒に呑みながら吐けるだけ泥吐かせた甲斐があったわ。あのときは珍しくまんば君も一緒に酒にしてくれたしなあ。酒も呑めるけど普段はごはんとか牛乳とかの方が好きだもんねえ。短刀ちゃん達と一緒にミロ飲んでるしねえ。

しかしぶっさん、拙僧感激って秀樹か。秀樹なのか。

 

ちなみにその呑みのあと、蜻蛉切さんと正三位のおっさんがこんな顔していて、

f:id:bf021hugtlang:20200728221151j:plain

おい待てディズニープリンセス枠の蜻蛉ちゃんはともかく、おっさんお前だってえげつないほど酒呑んでるくせに何ドン引いてるんだよ今更おぼこぶりやがって。そんな気取って見せたところでおっさんはもう手遅れだからな。酒の席のあんたと長谷部はこう↓だからな。

f:id:bf021hugtlang:20200725214437j:plain

f:id:bf021hugtlang:20200721214036j:plain

ちなみに黒田組とはいえ、あっ君と小夜ちゃんの名前が出ないのは、下宿屋本丸で子供が呑めるお酒は「大人が呑んでる泡の出る茶色いやつの泡」だけだからです。唯一の例外は薬研。あいつは中身が豪傑のおっさんなので、シンゴジ観ながら焼酎呑んで「すげえな本能寺みたいになってるぞ大将」ってゲタゲタ笑ってますからね。

あとねえ、長谷部、お前は事務仕事とかさせるとすげえのに、何で料理は前衛的になるんだろうね。ただでさえ食べた人の味覚を撃ち抜くものしか作れないんだから、呑んでる状態でツマミ作ってあそぼしようとするのはやめなさいよ。

f:id:bf021hugtlang:20200428214406j:plain

f:id:bf021hugtlang:20200428214349j:plain

f:id:bf021hugtlang:20200516230003j:plain

おとなしくみっちゃんを起こして作ってもらいなさいよ。

光忠はダメです。よくわからん西洋の油煮とか、小洒落て食べづらそうなものをときどき出すのでダメです」

まあわかるけどさ。漬物とか出し巻き卵とか、手をかけたもんでも唐揚げぐらいがちょうどいいよな酒呑むときは。

「おいお国」

あ、大倶利伽羅。どうしたん。

「今日はこれからみんなで『名探偵ピカチュウ』を観ることになってる」

「待ってくれ今悔しみの味がするスイカを食べてるんだ」

「甘くないのか」

「甘い」

ああほら、スイカは持って行っていいから映画観るんでしょみんなで。

うん? 何でしれっと座ってるんですか大倶利伽羅さん?

「来たぞー」

「これツマミな」

「今日お湯割にする? 」

いきなり人口密度上がった! どうなってる! ここは管理人さんのお部屋ぞ!

「ああ悪い姐さん、前から姐さんも観たがってたし、観たいって希望者が結構増えたしで、じゃあここで観ようぜって。俺も観たかったし」

杵君そういうことはもっと早く教えてよーもー(近侍には甘い)

「そうかスイカは悔しいのか」

「大倶利伽羅、管理人さんの部屋で何か催しをするときにはきちんと許可をいただけと、何度言えばわかるんだお前は」

「夏場ほどではないがそれなりにうまいな」

あのー大倶利伽羅はん、叔父さんの話ちょっと聴いてあげて。なんかかわいそうだから。

ということで、なんかいきなり映画上映会が始まりそうなので、今日はこの辺でおしまい。

あら珍しい、いち兄と江雪さんと宗三と明石、岩さん、千代金君がいる。

「何せピカチュウですから、秋田と五虎退と包丁が観たがっておりまして、弟達が観て怖いシーンがないか確かめておこうと」「お小夜が楽しみにしていまして」「うちも蛍と国俊がなあ」「今剣が」「治金丸が」

お兄さん方、それ鑑賞じゃなくて査察ですね。

では、各刀派の保護者による査察団に囲まれながら映画を観ようと思います。

映画始まる前に、査察団席からあっちの高校生映画サークル席に移動しよう。うん。