仕事から帰ったら、姪のマグダルちゃん(仮名)が私の顔を見て、部屋に入ってくると唐突に「『ドグラ・マグラ』持ってるの」と言い出しましてね。
「ファッ? 」
「『ドグラ・マグラ』」
我が耳を疑いましたよ。
「待ってマグダルちゃんどこでそんな単語を拾ってきたの」
「国語の先生が『読むと頭が痛くなる』って言ってた」
「先生? 」
何を教えてくれとるんじゃ先生ぇえええええええ! 貴様どこの沼住みだコノヤロー!
ムシャクシャしたので、角川文庫のドグマグ上下巻に「少女地獄」つけて貸しましたよ。
その国語教師がどう反応するものか。ドグマグ見て黒死館や虚無供物の話を始めたら、間違いない。ミステリ沼の人間だな。
だがそんな偏った人間が、そうそういるわけがないので、先生はたぶんドグマグちょっとかじった程度の、かつてはサブカルクソ人間でしょうね。
日本本格ミステリ三大奇書を書棚に完備してるなんて、少なくとも半径2キロ圏内でおそらく俺ひとりだ。そうそういてたまるか。
「管理人さん、めっ」
「管理人さん、鳴狐はニッチな趣味であってもやけになって同好の士など見つからないなどと諦めてはいけないと申しております! 」
ニッチで悪かったな! でもありがとうよ!
仕事をしていて思うのだがね。
袋をお持ちですかと訊くとほぼほぼ「大丈夫です」って、いや私ゃ安否確認してねんだわ。
なぜYES・NOで答える質問にOKやFINEで答えるのか。
だからねえ、今すげえ飢えてるの。自分より賢い人とゆっくり話す時間が欲しい。
それにはもくりで、ついったのフォロワー様とお話しするのが一番いいんだけど、骨折からこっち体力落ちちゃっててまだ戻りきってないおかげで、夜すぐねむみに負けるんだよなあ。
もう、ねむみを押して起きてると、すぐこうなるから。ここをキャンプ地とするから。
寝釣りしちゃうからなもう。
今日ももう、夜11時すぎですが怪しいもの。
明日仕事すれば休みだから、今日はまじで早く寝よう。
早く起きて、ちゃんとピークフロー測定しないとね。
まだ始めたばっかりなせいか、朝の測定忘れたり夜忘れたり、早いところ習慣にしないとな。
クロレッツは地味に減ってますが、たぶん長谷部とか手伝いに入ってるチョーさんや松井、杵君たぬき君が事務仕事の合間に噛んでると思います。ミント強くてからいから、ほどほどに目覚ましがわりになるんですよ。
みんなこうなってるときにお口もむもむしてたりします。
なんか、イロイロごめんな。
今日新しいシフトが出たのを見たら、しばらくは9時出勤なので朝は早め。まだ入りの時間がコロコロ変わるよりはいいや。
来週の水曜、お寺さんでお施餓鬼会がありまして、先代の住職がゴーカイな爺ちゃんでしたが、おばあちゃん元気なのかしら。俺の姉と弟はさして覚えてないみたいなのに何故か俺のことはがっつり覚えてるおばあちゃん、何故ですか。大して面白味などないガキだったのに。
いけそうだったら、帰りにちょっとどこか寄り道してみようか。余力があったらデジイチ持って、近くで面白そうなところがあったら行ってみようかしら。
だが今日は、いいかげん耐えられなくなってきてるので、フートン出して寝ます。
人間寝ないとダメになるぞ。