雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

ウィキで調べたらヤモリでしたが灰色でオシャレだね

仕事してきた。

今週は土曜に人が足りないとかで、急遽明日休みで土曜出勤になりまして、おい明日の夜にもくりで映画上映会あるのにどうするんだ。

とは言え出勤の時間は朝ゆっくり目なので、まあどうにかするか。

そうそう、さっき帰って裏の木戸を開けようとしたらいた。

つぶらな瞳。触ったり飼育したりはしないけど、見てる分にはかわいい。

見るの、この人は平気なんだけど、逆に実物見るとダメなのがハムスター。どう薄目で見ても「ネズミ…Oh…」ってなる。リアルに生々しくネズミと思っちゃう。いやまあネズミですがね。かわいいだけで。写真や映像は平気なのにな。

いやほんと、ハムスターの人、確かにかわいいとは思うんだけど、実物を見るとなあ。

個人的に一番いいのはいぬ。いぬはいいぞ。主にササミとかジャーキーのことを考えてる。

 

きのうの撮れ高の残り。

狛犬はこう、キレのある角度で撮影したくなるな。

 

さて、今日はこれから目先を変えてガメラを観ようと思うの。

また怪獣映画かって言ったやつ出てこい。

いいか。今まで私が観ていたのは、初期ゴジラシリーズを中心に東宝特撮。特技監督円谷英二。で、これから観るガメラ大映。配給会社が違う。わかったか。

当然平成ガメラじゃないぞ。モノクロの初期のやつだ。また古い映画って言ったの誰だ。

怪獣映画は古いほど味があるんだ。この味わいがわからないうちはケツの青い証拠よ。

ラドンにいさんだって第1作目はカックイイだろう。よりにもよってただのゴマスリクソバードにしやがったレジェンダリー、貴様は生涯許さぬ。

 

さて、きのうおととい辺りから妙に気になって、数年振りに読んでるこれ。

私がまだ小学校に通う仔犬の頃。星海坊主(親父)が私に買って与えたもんで、この頃本を買ってくれるのはおばあちゃんだったので、そういう点でレアケース。

この中に収録されてる「雁の童子」は当時ちょっとした恐怖小説として読んだんですよ。こう、何がどうという訳じゃないけど、全体的な雰囲気がうっすらと恐怖を漂わせてる。何だかこう、ぼんやりとおそろしいんだ。

従弟が撃ち落とした雁が人の姿に変わって、最後の一羽があなたに縁のある子供だからと託されて育てるんだけど、その縁がどうも前世の縁だったらしくて、最後に漠然とだけどどんなものだったのかが語られているものの、唐突すぎてその分妙に生々しくて、薄気味悪かった覚えがある。しかも因縁は明かされるものの、その後どうなったのかが一切語られていなくて、そこもまた恐ろしかった記憶が。

こういう、その後こそがキモなのに一切語られずその手前で終わる話っておそろしいよな。手塚治虫の「奇子」とか。あれも奇子が土蔵から出てどんな暮らしに落ち着くのかが、一切語られてないし予感させる要素もない。唐突な断絶ってのが如何におそろしいか。読ませておきながら聞かせておきながら、受け手を最後に拒絶するような感じでなあ。あるいは、人間の理解が及ばないものはいくらでもあると叩きつけられてるような気分になる。

 

しかし今思うと、星海坊主(親父)、原始共産主義的な、単純な物々交換が至高的な、産業のあけぼの系の考え方なので、そういうことを大人になった今考えると、ゴリゴリの農本主義だった宮澤賢治を我が子に買い与えるってのは、まあ、わかりやすいな。

で、今現在私がどんなものの考え方をするのかというと、一番近いのはこれかもしれない。

分かりやすうい。最高。

「管理人しゃんは西多摩の狂犬やけん」

「姐さんもう映画観るぞ。難しい話すんなよなー。俺よくわかんねえよー」

そうだよね。物事はシンプルなのが一番だよね。

 

明日は休みなので、朝のうちに接骨院行ってあとはもうダラダラしてやる。