雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

どうして湯治の旅では読書がはかどるのか問題

湯治2日目でございます。

今日は朝から午後まで風呂入って来ました。

朝一発目は湯畑正面の御座の湯。ここで休憩挟んで2回入りました。

ただ、ここで足ぶつけて左足指が腫れてるんだな。

「ドジっ子かよ」

「落ち着け姐さん」

近侍補佐と近侍からのコメントですが、なんだとコノヤロー。

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おかしいな、今日も雪降ってるぞ。

2回風呂入ったところで早めのお昼。

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北関東名物・やたらとでけえ舞茸天ぷら。

蕎麦はな、ゆっくり食うもんじゃない。ざっと手繰ってすするもんだ。

周りを見れば、蕎麦猪口を口元まで持っていってチネチネ口に蕎麦を押し込んでる客ばっかりで、なんだその不味そうな、いやいや食ってる感しかない食い方は。すすれって。好きで食ってるならもっとうまそうに食えって。

「管理人さん落ち着け」

ああ、ゆきちゃん、ごめんなあ。

昼食ったところで、一旦宿に戻ろうかなと思ったら、宿からちょっと行っただけで大滝の湯に出るんだった。

行ってきた。

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相変わらず休憩中に「獣たちの夜」読んでる俺。

読んでると、ちょいちょい後の押井作品に出るセリフが出てきます。真面目に監督の映画観てるとニヨニヨできるよ。

大滝の湯を出たところで、目の前のオシャレラスクのショップでお土産買って、一旦宿に戻って足に湿布貼って買ったお菓子置いて出直し。散歩がてら松むらの羊羹とマンヂウ買おうと思ったら、今日は休み…。

だがこのまま引き揚げると面白くないので、すぐそばの鉱泉せんべい買って、ガラス蔵を覗いてみたら、ここでまたしても山鳥毛さんがなんかかわいいことを言い出した。

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「見たまえ小鳥、小鳥が成長したぞ」

秋に買った鳥の置物より一回り大きいサイズの鳥がいました。ねえなんでこんな、どう見ても看板外してないヤクザみたいなのに、こんなにかわいいもの大好きなの。どうなってるのその辺。一文字ではその点どう考えてるの。

「管理人さん、我々はもちろん、お頭も平和を愛しかわいいものがかわいくあれる世を守べく、日夜奮闘している」

あ、日光さんはいいと思ってるのね。むしろ推してる節も感じますが。

「ほんともー、そーゆーとこ」

姫鶴さんは、あんまり歓迎してない感じですか。

「いや、どーでもいいけど、とにかく何するにしても俺のこと巻き込まないでってだけ」

「あー、姫鶴の兄貴、なんかごめんにゃ…お頭が…」

「あ、南君はいいんだよ、かあいいから。でもほら、あの人でっかいからかわいくないじゃん」

なるほど。わかったようなわからんような。

小鳥の置物見てかわいくなってる上杉三十五腰の視線に耐えられなくて、結局買って来ちゃった。あとガラスの爪やすり。やっぱり近侍カラー。

グラスは来月、とうらぶ公式のグラス買うので、それがあるからやめました。

ここでちょっとお茶飲んでから、早めの夕飯行ってきた。

オシャレデザートと

「かんりにんさん、スイーツだよ」

小豆君のチェック入った。スイーツ。のお店でイタリアンもやってるので、そこで早めの夕飯。

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ここで肥前君がずっと「こんなでけえ皿に盛りが」「ご母堂様の飯が食いてえ。でけえ皿には、皿のでかさを裏切らねえ盛りで飯出してくれるご母堂様の飯が食いてえ」とお経を唱えていました。おいしかったけど時間が早かったので、セブンでサンドイッチとお茶買って引き揚げ。

もう今日は疲れたので、早めに寝てしまうか。

「獣たちの夜」読み終わったので、明日からは田中貢太郎の「日本怪談実話」にするか、イズムィコ先生の「ウクライナ戦争」のどっちかにしよう。