仕事が休みだったので、とにかくこの疲れてるのをどうにかしよう、と思いまして、何もしてません。
接骨院行って、掃除機かけて、あとはダラダラ読書したりうたた寝してたり。
しかもクッソ暑くて、もう10月だぞどうなってるのか。窓開けてみても、何せ風がなくて空気が動かないので蒸し暑いばかりで、仕方ない、エヤコン入れてました。
明日はむしろ涼しいくらいみたいですがね、もう今現在が湿度でやられるタイプの蒸し暑さなんだもの。
天気はよかったけど、もう疲れてるのが歴然としているので、まじで何もしてません。
最近はすぐねむみがくるからね、たいして何もできないうちに寝るしかないんですよ。
コレはいかん。
しかも何時に寝ても目が覚めるのは同じ時間。
「危険だな。第一、君は年齢がなあ」
じっくり丹念に殴るぞ。
「どういう脅し文句だ」
ゆうべはまだ、早く起きられたらちょっと出かけてミュシャ展に、とか思ってたんだけどな。
もう来週に回しますわ。その前に、私ゃ通販ポチったシャツの代金振り込まないと。
「また何かいかすシャツを見つけたのかい」
見つけた。すげえかわいいの見つけた。
しかし、何もしてないのになんでこんなにねむみがきついのか。
「今年の夏は厳しかったからな。疲れが出てるんだろ。何せ仕事中は毎日、軽い熱中症だったんだからな、君は」
そう、倒れるほどじゃないが熱中症気味ではあった。
「悪いことは言わん、仕事の支度ができたなら寝てしまえよ」
え、なになんで鶴丸、そんな優しいことを言うの。まさか私の預金が狙いか。
「あのなあ。俺だってしょっちゅう落とし穴掘ってるわけじゃないんだぞ」
たまに埋め戻してるもんな。
「そうそう、たまに配置換えしてリフレッシュを、ってちゃうわーい! 」
おお、流れるようなノリツッコミ。
まあ、でも体調が今ひとつなのは確かなので、今日はとっとと寝る。
薬だけカバンにしまっておけば、明日の支度終わりだからな。
「姐さん、もう寝るのか」
「おい、姐さんこのエロ親爺どうにかしろ」
無理だ。
「投げるなよ姐さん! 俺もう、先生の世話で手いっぱいなんだよ、更にこんな黒ひげ危機一発みてえなおっさん連れてこられても、面倒見きれねえんだよ」
「おいおいご挨拶だな。俺は一人で厠に行けるし歯磨きだってできるぞ」
幼児?
「いいから。寝るならもう、とっととこのおっさん締め出して、今日の当番の短刀呼べ。でないと居座るぞこいつ」
「姐さん、寝るなら添い寝をして子守唄を歌ってやろうな」
いや、おっさんはちょっと。私の部屋狭いから。短刀ちゃんが精一杯。
「まあそう言うなって。おじさんは姉さんの布団の恥の方にでも寝かせてくれれば」
「その猥褻な拳やめろ。斬る」
「え、拳がなんだってうわ! 」
ああ、肥前君がチャック・ノリスみたいになった! 宣言したら2秒で殺す、チャック・ノリスになった!
「阿呆なこと言ってねえで、短刀呼べ」
アッハイヨロコンデー!
「手が落ちちゃうところだった。やだ怖いあの子なあに」
驚いたからってぶりっ子すんなおっさん!
ということでね、よその孫六さんは雰囲気のある漢前だというのに、うちのはやっぱりアホでした。知ってた。
今日はもう、とっとと寝ます。これ以上疲れてたまるか。