仕事してきた。
明日仕事すると休みなので、仕方ない行ってくるか。
なんかもう最近すぐねむみが強くなるな。隙あらばフートン刺して寝たくなるもの。
やることクソ程あるのにな。
このねむみをどうしたものか。
最近は仕事して家に帰るの繰り返しで、あと大したことしてないので、これといって書いて残すほどのこともないんだよな。
足も相変わらず悪いしな。
とりあえず休みには掃除して、あとは寝て過ごしてるのかもしれないと思うくらいにねむみがすごい。
って言ってると、シルクパジャマに眼帯のおかんが来るから気をつけないと。
「今僕の話した? 」
きた。
「これは明日の朝の食パンになる子だよ! お楽しみにね! 」
みっちゃんはまだ寝ないのかい。
「うん? 僕? 仕込みが終わったからね、もうさっとお風呂をつかって寝るところだよ。管理人さんももう寝ようか」
ああ、うん、いや私はなあ。まあ寝るよ。
「明日も早いからね、今日はもう寝ようね! 」
押しが強い。
しかし、最近とみに夜ねむみが来るのが早くてなあ。いっそ休みは朝いつも通りに起きてなんかやって昼寝するとかの方がいいのか?
「俺はいつも昼食を済ませたら八つ時まで寝ているぞ。昼寝をすると実に健康にいいからな」
おじいちゃん、睡眠をやたら摂ってるから朝5時に起きたりするんでしょ。みんな7時とか8時に起きてるのに。
「いつも起き抜けに茶を飲んで体を温めてから、台所仕事を手伝いに行くのだ」
相談役、炊事できたっけ?
「うむ、いつも味見を頼まれるぞ。俺の味覚が朝餉の出来具合を決めている」
工事現場で砂利の粒の数数えるやつだ。
「いつも俺は、土産物の菓子の判定をするだろう。そこで鍛えられた舌を見込まれたというわけだ」
アッハイ。
「とにかく、管理人さんも昼寝をするといい。なんなら俺が添い寝して本の読み聞かせをしてやろう」
私は幾つだと思われてるんだ。
「なあに、年齢二桁など乳幼児のベイビーよ」
うるさいよ。じゃあその私に、相談役は何を読み聞かせるんだ。
「そうだなあ、うちの本棚にある中で探すとして、ふむ、これでどうだ? 」
読み聞かせに適さねえ!
ああ、いい加減寝ないと危険なねむみの強さになってきたな。
今日はもう、明日の支度して寝ます。
そろそろわんぱくな近侍たちの定位置を考えてやらないといかんし、あさっては掃除するか。