仕事してきた。
明日あさって仕事すると休みなのであった。
いよいよ桜も満開になっちまいまして、花見なんかこの何年、まともにしてないな。
仕事帰りだとか、出かけた先でとか、何かのついでで「ああ咲いてるわ」程度。
まあでも本丸に帰ると、通年見られるからいいかな。誉桜。
「いくら自分でも、ジェネリックで済ませはるんはちゃうやろと思いまっせ」
え。
「こうして写真に残してはるのはええと思いますけど、それとこれとはちゃいますやろ」
でももう今年は桜も終わるだろ。
「来年はちゃんとしよし」
ちゃんとしてないやつに言われるとは。
「いうて自分、蛍と国俊の弁当はちゃんと作ってますぅ」
証言者を呼ぶ。
「え、国行の弁当? ああ、いっつもごはんの上に卵焼きがドバーッと乗ってて、その上にウインナー焼いたのが乗ってるぜ」
リュウジのバズレシピのあれじゃん。こんなんでいいんだよ弁当じゃん。
「遠征とかでみんなが見て、から揚げとかポテサラとかくれるんだよなー」
だろうね。
「この前は燭台切が、俺と蛍の弁当見て驚愕してたぜ」
まじか。
おい明石、悔い改めるなら今のうちだぜ。
「明石君、ちょっとお話いいかな? 」
ほらきたよ。お前の死がきたよ。忍殺ならハイクの支度しておかないとまずい展開よ。
「キィーヤァー! 」
ああ、市場へ引かれてゆく子牛のような目だ。
「よかったら僕と一緒にキャラ弁とか作ってみない? 最近、謙信君に作ってあげたらすごく喜んでくれたんだ! 蛍丸君も愛染君もポケモンが大好きだからね、ピカチュウとかミュウツーとかで作ってあげると喜んでくれると思うよ! 」
「自分、一日に20時間休憩せんと死んでまうので」
「さ、行こうか! 光忠キャラ弁講座、今日は明石君と一緒に一期君に江雪さん宗三君、日光さんが参加するよ! 」
「がんばれ国行ー」
「タチケテー! 」
すげえなみっちゃん、躊躇いなく襟首つかんで引きずっていったな。
静かになったところで、そうだった花見の話だった。
今年はもう時期終わるし、来年以降だな。
次の休みが水曜なんだけどね、呼吸器科の診察入ってるし、午後にわざわざ出かけてってのもだるい。
「そんなこと言うなよ管理人さん。俺、蛍と一緒にお花見行きたい」
くっそかわいいな!
そういえば薬用植物園の桜も、もう咲いてたな。行けるとしたらあそこが移動距離としちゃ限界か? 駅前だし入園無料だし、手頃ではあるんだよな。
行くとしたらいつも通りに起きて朝のうちに掃除してから呼吸器科と接骨院済ませて、そのまま直行だな。まあ起きられたらな。
「ちゃんと起きてくれよなー。国行じゃないんだからさ」
まあがんばるが、このところ仕事がきついからな、ダメだったら勘弁な。
ということで、明日あさって仕事してきます。
明日の薬の支度しなくては。