仕事してきたが、連勤5日目となるともう重たいこと。これで明日もう1日あるんだからふざけるな。
今日は昼の休憩のタイミングで、美容院と結城の甘味処の喫茶スペースの予約とった。帰りに銀行に寄って生命保険の引き落とし用の金を入れた。あとは郵便局に金入れるのみ。
はい近侍! 近侍ー! 御手杵君やーい!
「うへへぇ、いくら俺でもそんな、ドラム缶プリンはひとりじゃきっついってぇー」
寝てる。しかもその夢なに。
「なあなあ、まさやんとお国と大倶利伽羅呼んできていいかぁ」
呼ぼうとするメンバーがガチだ。
起きなさいよ。寝るなら自分の部屋に戻りなさい。
「あ、姐さん。姐さんもプリン食うかあ」
ドラム缶でしょ。中までちゃんと固まってるんかい。あとそのプリンは固めなのか柔らかいのか。
「中までちゃんと……なんだ? あれ今何の話してたっけ」
え、このタイミングで完全覚醒?
「あれ俺寝てたかぁ? ごめんなあ」
何だろうなあ、こののびのび育った感じ。いいことではあるんだけど。
そうそう、木曜は健康診断なんだった。水曜は呼吸器科だし、なんかもう休みなしだな。
ゆうべマミーが、ポストに入ってた謎の試供品出してきて、何だか足の裏に貼って寝ると翌朝スッキリするとかいう触れ込みのブツで、貼り付ける面が白いんだけど、翌朝剥がすと体の老廃物を吸収するとか何とかで色が茶色くなるそうでしてね、タダだから貼り付けてみたところが、朝起きるとすげえまっ茶色になってましたわ。そんなに老廃物だらけなのか俺は。
「え、姐さんまさか毒を抜いたのか? そんなことしたら姐さん消えてなくなっちまうじゃないかよ! やめとけって! 」
仮にも審神者に向かって。
「姐さん、イマイチ審神者って感じじゃないんだよなあ。本名も顔もオープンだし。歌仙とか大包平に叱られたよな、前に」
あったねえ、そんなことも。
「何でオープンなんだ? 」
だって君らが外に出たときに、迷子とかで保護者に連絡つかないと困ることになったときにだな、保護者の名前も顔も電話番号も分かりません、じゃあ、帰ってこられないだろう。
「すごいまともな理由だ! 」
他にどんな理由があるのかね。
まあいいや、来週の金曜には杵君の実家に遊びに行くからな、そのつもりで支度するんですよ。
「え、ほんとかよぉ! じゃああの、累ヶ淵の寺行くかあ? 」
そういえばあったね。それはそれで気になるが。
まあとりあえず当座の呼吸器科と健康診断からだ。
明日帰ったら問診票書いて、土曜に美容院だからどんな具合に散髪頼むかな。
フートン出して明日の薬の支度します。