きのう入れるのを忘れていたこの写真。
おとといの結城で撮りました。
この看板のすすけ具合が何とも。
今日の帰りがけにはツバメに遭遇。
駅改札のすぐ脇に巣ができてました。画像が粗いのはアイッフォーンのカメラの限界。
ここ何日か、クソみたいにひどい事件が起こった余波で、引きこもりの支援だなんだと騒いでいますが、あれはうっかり「そうだ善行を働こう」的なスナック感覚では手を出しちゃいかんもののひとつだと思うんですよ。
好きで引きこもって、しかも周りの人間も含めそれで万事うまく回ってるケースでは余計なお世話でしかないし、そうでなくて起爆スイッチのコード赤と青どっち切るか系殺伐アトモスフィア濃厚なケースであれば、挫折らしい挫折なんてろくに経験せず収まるところに収まった役人だの政治家だのが出てきても塩撒いて追い返すだけだし、もうね、無理があるよ。
戦前であれば、仕事がなくても何となく食っていけたりして、高等遊民も社会的にそれなりに居場所があったけど、今は学生です会社員です、職にあぶれると即座に暗いところに追いやられて、いきなり何もかもをむしりとられて、みんながどこかに所属していないといけないようにできちゃってる。そういうのが向かない人間にしてみれば、息苦しくて仕方ないし、今はどこかに属している人にしたって、いつ何時転げ落ちたらもう取り返しがつかないことになる。
だからね、関わるんならとことん、同じような境遇の人間が一緒にやっていこうぜ、と共に泥水すすってそれでも生き抜く、みたいにしないと無理。説得力がない。ダイエットと一緒ですわ。スリムなモデルや腹筋すげえアスリートが「私たちと一緒に減量しましょう」なんて言ったところで、ピクリとも来ないでしょ。どうせおめえらはすでにスタイル維持するための生活サイクルがお膳立てされてて、俺たちみたいに自分で自分の生活全部魔改造しないといけない一般人とは違うんだろ、とか思うよね。また実際にそうだしね。だから人生順調に歩んじゃった人間は、そういういかにもいいことやってる的なオーラ発して修羅の巷に来てはいかん。お前のオーラはバイストン・ウェルで有効に使え。
社会の問題の大半を解決しようとまじで考えてるんなら、もっとユルッユルな社会にして、何でもありな空気にしないと無理だと思うよ。あまねくすべての人をどこかの枠に押し込むのは、それは根本的に認識がずれてる。多様性や揺らぎっていう、およそどんなものであれ進化・発展に必要なものをがんがん虐殺していったのが今のこの社会なんだから、まずはそこをちゃんと認めて、歩いてきた道程に死体がいくつ転がってるのかを正視するところから始めようぜ。
私は色んなしがらみがなくなって自由の身になったら、そうだな、台湾辺りの田舎の温泉地にでも高飛びするか。国内に住まざるを得ないのなら、京都の山奥も捨てがたい。
多少テキトーだからって爆発四散するわけじゃなし、必要最低限ちゃんとしてあとはいい加減、でいいじゃない。ねえ。
