雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

「ブラック・ラグーン」と「ヨルムンガント」読んでればいやでも世界のありようを思い知る

今日の休みは、いや今日も、か。ひたすらユルッユルのダラッダラ。

マミーと星海坊主(親父)が昼前に出かけるので、朝のうちに起きて掃除洗濯して、午後はダラダラと雑文を書きテレビを流し見て、水出し紅茶作って飲んでおりました。

テレビでは香港のデモを、さすがに無視するわけにもいかないようで、多少報じてはいますが、やっぱり現地の方が見たままをツイートする速度や生々しさには勝てませんね。デモ隊の参加者が行政府に入ろうとしたとかは報じてるものの、怪我人が、それも深刻な怪我人が出ているなんてことには触れてません。

俺読んだからな。デモ参加者が、警官隊の鎮圧用銃で金属のボール撃たれて、記者が頭に怪我して流血してる写真ついたツイート、俺読んだからな。

 

元々が、中国の古典小説や歴史文化は好きなんだけど、今現在の共産党体制の遣り口は大嫌い。あの手口は実に品性下劣です。だって、天子の存在を否定していながら、実際には皇帝のような振る舞いですからね。そんなに羨ましいなら、もういっそ皇帝を名乗ればいいじゃない。世間体が悪いの? 別にいいじゃない。所詮共産主義思想なんてロシアからの借り物でしかないし、みんなそんなもん、もう信じてないでしょ。ただ看板として使い勝手がいいからなんとなく出してるだけで。周り見てごらんなさいよ。みんなが信じてるのは思想じゃなくて財神なんだから。

不自然でチグハグな、おかしなことばっかりやってるから、昔はそこそこうまく付き合ってた隣近所ともめるし、界隈で評判悪くなるんでしょ。

まあ、日本もおかしなことやってるのは一緒だからね、所詮は目糞鼻糞なんだけどさ。

で。あのデモの何がやばいかって、あれは中国をビッグ・ブラザーと仰いで暮らすことになりかねない、そういう危険な法案に、一般市民が揃ってNOを突きつけた、それに対して行政が弾圧で応えようとしているっていう、そういう闘争が今まさに繰り広げられていることだけじゃないんだ。

観光とビジネスが主財源の地域が、その財源を担保する「世界中からの信頼」をどう守り抜くのか。観光にせよビジネスにせよ、日本だって多少のお付き合いはあるわけで、それが法案一つで加速度的に危うくなるわけだけど、おそらく大半の日本人はそのことに、恐ろしく鈍感になっている。

その昔、まだ俺が生まれる少し前、学生運動エスカレートした挙げ句に内部粛清が激化した、あの一連の流れで、ほとんどの人が政治に関わることに嫌気がさしてしまった。それ以来ずっと不感症になっていて、だから外国の人が見れば「なんでこんなことになってるのに暴動の一つも起こらないの」と疑問に思うほど、誰も何も騒がなくなってしまった。騒げば浮き上がるだけ。浮き上がれば出る杭は叩かれるのみ。それならせいぜい、当たり障りなく面白おかしく暮らす方がずっといい。

あの香港の市民たちが持つ切実な危機感に、今の俺たちがどれだけ共感できるのか。そこで俺たちの行く末も推し量れるのではないかと思うんですよ。

 

ドリフ9周目を観ながら思う。

お豊のあの、行き倒れた自分を助けてくれた子供がいるから、というだけでエルフの村に駆けつけた真っ直ぐさ強靭さを、俺たちは取り戻すことができるのだろうか。縁もゆかりもない人々と一緒に闘う覚悟を固められるだけの、確固たる己の核を持てるのだろうか。

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私は推しに恥じない道を行きたい。

 

なんてことを真面目に考えましたが、真面目が過ぎて疲れたので、もう最後に全部台無しにしてやる。

まじで疲れた。脱力。

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木苺ないからアレだ。緑寿庵の金平糖出そう。

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どっち開けようかな。ねえどっちにしようか。お豊の陣羽織カラーと御手杵のカラー、迷っちゃう。ねえ(あほたれ)(どっちも推しカラー)

とりあえず明日は仕事してきますわ。小難しいこと考えたところで、日常は終わらないのだ。

 

少なくとも私は、この世の半分がたは必ずこんがりと焼けた戦場なのだという事実を大前提に生きています。うん。