明日から3連休でおま。
ゆうべは大河ドラマに釈然としない何かを感じていたのですが、うん、なんか整理できた。
まず、最終回ラストのあのくだりは、何か新しいことに挑戦してみよう、という姿勢のあらわれで、その気持ちは買う。ただ、どうせやるなら最後の最後に取ってつけたようにやるのでなく、もっと真っ向から堂々とやってほしかったなと。
あとは主人公を品行方正な級長気質にしすぎでは。もっとムチャクチャでも人として魅力的な人物だっていいじゃない。おとよひさとか。おとよひさとか。鬼島津とか(しつこい)
それでね。
星海坊主(親父)は本能寺後の秀吉の中国大返しを「帰ってくるの早過ぎ問題」と考えていまして、それを聞いた私の返答は「島津なら翌日ぞ」。
実際にそういうことをやってる一族が実在しちゃってるので、おかしいとか思わなくなりました。何日もかけてタラタラ引き揚げる方がおかしか(鬼島津メソッド脳)
あの状況だ、跡目相続には仇討ちが必須条件、しかも時間こそがものをいう中で、私があの立場に置かれたら、やっぱり考えるのは一つですよ。島津式超高速移動しかないでしょう。
速度こそが命だから、文字通りついてこられない奴はついてこなくていい、を実践して、中枢の軍師や武将と足の早い奴だけで前乗りして、一番乗りの既成事実作っちまえばいいんです。まあ、実際に高速移動をやってる人間がいれば、真似するよね。それも偶然じゃなくて、何度も実行してるとあれば。物理的にできると立証されてるんだから。
今日は仕事帰りに耳鼻科で、花粉症の飲み薬の処方箋もらってきましたが、お薬手帳持って出るの忘れてたので、薬は明日。いや、保険証あるし、昔から利用してる薬局だから、出してくれるんだけどね。手帳ないとそれはそれで面倒なの。だったら、どうせ休みで暇なんだし、出られるんなら出直せばいい。ついでに昼飯の買い出しもやろうと思えばできるし。
「大将は医者にかかることが多いくせに、お薬手帳忘れることがちょいちょいあるな。気をつけろよ」
「あ、ねえねえ、薬研じゃ心許ないでしょ、おれをお薬手帳と一緒に懐に入れるようにしてくれれば、ちゃんと忘れ物を教えてあげられるよ」
「信濃はただ大将の懐に入りたいだけだろ」
「えー、後藤は入りたくないの? だって大将の懐だよ? 」
「いや別に入りたくないなんてひと言も言ってねえし」
「また強がっちゃって。厚は入りたいよね? 」
「うーん、そりゃあ入れるならな。ただ、お前みたいにねだるのはどうかと思う」
ああ、今日は大将組全員揃ってるのか。
「そうそう、言うまでもないことだが大将、処方された花粉症の薬な、服用したら酒はやめておけよ。どうしても呑みたいなら、連休の間、薬をひと晩休んでも支障がなさそうなときだけにしておけ。あの薬は24時間効果があるんだ。しかも服用は寝る前だ、ということは、あとはわかるな大将」
本当に言うまでもないことだな。この野郎。
「だって大将酒好きだろ」
「一度、一升瓶抱きしめてたことあったよね。あんなの懐に入れるぐらいなら、おれを入れてくれればいいのに」
えっ何信濃、一升瓶にジェラシー? やだかわいい。じゃあ今ちっちゃい弟たちいないから、お膝乗るかい?
「いいの? 」
ためらいもせず即座に乗った! おっきい子だから重い! でもかわいいからいいや!
「おい信濃、姐御が圧死しない程度でやめとけよ。明日は出陣の采配が控えてるんだ。午前中に部隊編成案の叩き出して、昼飯が済んだら出陣なんだからな」
「まあなあ、姐さん短刀は全員もれなく懐に入れてやりたいぐらいかわいいって公言してるからな、気持ちはわかるけどさ、あんまり子供扱いしないでやってくれよー。こいつらみんな、出陣すると頼もしいからなー」
あ、杵君たぬき君。何君らもジェラシー?
「いやあまったく」
「ピクリともこねえって」
え。そんなにか。そんなに慕われてないの私。
「いや、姐御と俺たちとの間で何を今更としか思えねえってだけだ」
「今更なー、そんなんしなくてもいいだろー」
あ、そういうこと? なんだよもう、切れ味最高だな君ら! さすが近侍! 今度自慢していい?
「すげえ…磐石の信頼…。同田貫さんカッケー…」
うん? 後藤はたぬき君に憧れてるの?
「おう。すげえ強いし頼もしいし、俺も同田貫さんみたいな、器のでかいビッグな刀になるんだ! 」
だってさたぬき君。たぬき君って、結構短刀には憧れのお兄さんみたいに思われてるよね。この前なんか、ゆきちゃんが「同田貫さんすげえまじ尊敬。俺もあんな風になりてえ」って言ってて、長谷部がショック受けてたし。手が空くと子供たちに稽古つけてくれてるもんね。
「どうせ暇なら体動かしてえってだけだ」
たぬき君いつもありがとうな(ほっこり)
さて、明日は早く起きるとして、どうせ寝るならなんか観てからにしたい。
久しぶりにYOI観ようかしら。どうしよう。
フートン敷いて寝るばかりにしてから考えよう。
連休の間になんかやるぞ。今度こそ。