雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

いつだって結局強いのは子供と動物

仕事して来た。明日は休みなので、泡の出る茶色いやつを呑む日です。

つまり、

「酔いながら怪獣映画観ながら小説書くのかー? 」

「器用だな姐御」

え。ダメかい杵君たぬき君。

「いやー、まあ姐さん楽しそうだからいいけどなー俺は」

「いいんじゃねえのか。好き勝手やってこその姐御だろ。そういうのがなくなった方が危ねえからな、あんたは」

アッハイ。なんか思ったより理解あるな。

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「やあお盛んだねえ。管理人さんも隅におけないな」

あ、青江だ。うちのキューティクル芸人な青江だ。

「君、僕の顔見ると必ず言うよねそれ」

だって青江、髪きれいじゃん。

「和泉守だってきれいだろう。ねえ、君の中では誰がキューティクル芸人枠なのかな」

あら気になる? 

「なるねえ。どうやら自分がその一端を埋めてるらしいとなると。誰とセットになるのかで、どう付き合えばいいかとか、あるだろうほら」

まあわからないでもない。じゃあ、下宿屋本丸のキューティクル芸人枠、出してみる?

「また始まったぞ姐さんの遊びが」

「少なくとも俺たちゃ関係なさそうだな。切れ味の話になったら呼んでくれや」

えー。いーくーなーよー。一緒にキューティクルの話しよーぜーたぬきくーん。

「風呂場備え付けの石鹸で頭洗う俺が、何でキューティクルの話なんだよ」

「あー、あれ俺もときどきやるけどさ、楽でいいよな」

「乱と加州にはすげえ泣かれたけど楽だよな」

「あと古今と地蔵に驚愕されたけどさ、何でだろうなー」

まじか。頼むから、そのままの君たちでいてね。管理人さんからのお願い。

「で、俺たちいた方がいいのか? まさやんも俺もキューティクルとか無縁だと思うんだけど」

お話ししようぜー。ほら泡の出る茶色いやつあるしさあ。あ、堅揚げポテト食う?

「キューティクル芸人って、結局どういうことなんだボリボリ」

そうだな、ザックリいうと毛艶がいいってことかしら。

「何だか犬猫を指していうみたいな表現だね。管理人さんらしくていいけどね」

「で、青江の他には誰が入ってるんだ。その枠ボリボリ」

さすが近侍と近侍補佐。躊躇いなく食うよね。わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい。

そうね、まず青江と兼さんと、太郎ちゃん次郎ちゃんでしょ、数珠丸さんでしょ、あと常にヘアケアも手を抜かない加州と乱ちゃんと、古今さんと蜂須賀もそうだよね。それと鯰尾と、いまつるちゃんと、あと誰がいたかな。

「ひどいですぞ管理人さん、この、かわいい小狐をお忘れですか! 毛並みがいいといったら私を置いて他に誰がおりますか! 」

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「と、でかい狐が言っておる」

あー、うん、なんか小狐はさ、キューティクルっていうか、撫でてるとわが愛犬・マルチャン号を思い出すのよ。手触りが。マルチャン号を風呂に入れて洗って、毛が乾いてから撫でるとこう、ツルッツルのいい毛並みでなあ。

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「小狐は! 毎日お風呂に入っておりますゆえ! 毎日ツルッツルです! いうたらマルチャン号は、夏場しか風呂に入れておらなんだと、いつぞや管理人さんはおっしゃっていたではありませぬか! あなたの小狐の毛並みは! 毎日! ツルッツルです! 」

あの、相談役、小狐がエキサイトしてるんですが。うちの小狐、割と管理人さんにはドライというか、よその小狐ほど審神者にべったりってわけじゃないのにどうしたの。

「いやなに、毛並みの話だからなあ。そこは譲れぬのであろうよ」

なるほどね。

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「毛並み? 毛艶? ならばわたくしも負けてはおりませぬ! どうですか、この、撫でずにいられぬ腹毛の柔らかさ! 胸のあたりのふかふか加減! 尻尾の滑らかさ! 」

どんどんおかしなことになって来た。うっわーめんどくせえ。どうしようか青江。

御手杵同田貫に訊いたらどうかな」

そうつれないこと言うなよー。

「モテモテじゃないか。東海テレビの昼ドラばりの泥沼で、なかなか見応えが出て来たよ」

面白がるんじゃない。

「それで、姐さんはどのキューティクルが一番お気に入りなんだ? 」

ヒィイ来た! 禁断の質問!

…そうだな、まず撫でさせてくれるのが一番だな。

「ならば小狐をご随意に」

「わたくしもやぶさかではありません」

いや、君ら、いっつも撫でようとすると油揚げを要求するじゃん…。

撫でさせてくれて、かわいくて、頼りになって、と考えると、

「かわいいって言うと加州かー? 」

「乱か? 」

「まさかとは思うけど次郎かい? 」

「みゃう」

「と、虎君、もうおやすみの時間です、お部屋に戻らないと」

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おお、おやすみのご挨拶に来たのね。はいおやすみなさい。五虎ちゃんもまた明日ね。

「は、はい、おやすみなさい」

「みゃあ」

…虎君優勝。あんなに頼もしき姿で、普段からめっさ愛想をして、今なんかチューまでしてくれなすったからね。みんな見たでしょ。

「チューっていうか、管理人さん顔じゅう舐められてたよね」

「虎のチューとはいやはや、豪快なものだなあ」

「姐さんは犬の口なめ顔なめのことチューっていうもんな」

「まあ、犬に限らず、口なめ顔なめは、気を許した相手でないとしねえもんな、動物は」

わかったか。虎君優勝。

 

さて、無事に虎君が優勝したので、私もぼちぼち雑文夏休みスペシャルの締めに取り掛かりましょう。

そうだ、今日は木曜だからネトフリにゴンギュラポの次の回出てるんだった。

見ながら驚愕しながら、ドカドカキーボードぶっ叩こうと思います。

がんばる。衝撃に負けっぱなしにならないようにがんばる。