仕事して来ました。相変わらず店の中は明るいセントラル・ドグマでしたが、クソほど忙しかった。
帰ったら姪が来ておりまして、どうも弟がキャンプに行くとかで、寒くて行きたくないのでバイト入れて留守番することにしたとかで、そんなら家にまるっきり独りは物騒なので、うちに泊まれということになったそうな。
まあそれはいいんだ。
で、今日は帰って夕飯と風呂済ませたところで始めたった。
岩下の新生姜をあほほどぶんぶんチョッパーにぶち込む。明らかに入れすぎだろというくらいいっとく。
「あの、うちの姐さんあほなので…」
何か言ったかな杵君。
ぶんぶんする。
うずら卵を岩下汁にぶち込んで、
漬け込む。
ここにコンビーフ半パックを、
混ぜ倒し、更にマヨネーズをぶち込むと、
こうだ。人をダメにするディップ完成。うますぎるので、何か特別なときにしか作らないことにしております。うま過ぎてダメになるが故の特別な一品。飯にもパンにも酒にも合うヤバいディップな。
「コレで実際に食べて、物足りないとさらに追い岩下の新生姜するんだろ姐さん」
「姐御はやるだろ」
悪かったな。
とにかく、仕込みはしたのであとは明日クラッカー買ってくるのみ。
最悪クラッカー忘れたら、コンビニでポテチ買って乗せて食う。コレもうまいの。
明日の今頃は、おそらく審神者仲間のついったフォロワ様と共にもくりで刀ミュを観ながら汚ねえ悲鳴をお届けしているだろうと思われますが、今日は何せ仕事がきっついし明日の朝のバスが本数少ねえので、もうとっとと早く寝ます。
「そんな理由なんかなくたって早く寝たまえよ」
アッハイ。
「そういえば君、来年の抱負なんてあるのかな」
え。いや特には。
「まったく、困った人だ。いいかい、いつも言っているけど、お国からすれば君は唯一身近に接する人間なんだ。あの子の手本になるように振る舞ってくれないと」
え。いやそんな、いきなりそんなこと言われましても。荷が重い。
「重いじゃないよ! 少なくとも、半径100メートル以内にいる人間は君一人なんだから、もっとしっかりしてくれないと俺が困るんだ! 」
うーん、チョーさんががんばってるのは知ってるけど、うちの教育方針は「長所を伸ばす」「自主性を大事にする」だからなあ。
「長所? 君がいうお国の長所はなんだ、胃袋か? 」
なんでもやってみるチャレンジ精神。初見の食べ物なんでも食べてみるチャレンジ精神。
「ものはいいようってだけじゃないか」
そう硬いこと言うなよう。来年の抱負なんて、6月ぐらいに決まればいいんだよ。
「それじゃ半年も過ぎちゃってるじゃないか! 今決めろ、いいね! 」
えー。
「えー、じゃない」
チョッわかったよ。
「舌打ちしない! 」
「おー、すげえな長義、姐さんをここまで詰めるって」
「大概は姐御のゆるさに根負けするのにな」
「御手杵も同田貫も、感心してないでもっと彼女に注意するべきところはしないと! 近侍と補佐だろう! 」
「うーん、なんかごめんなあ」
「うちは基本、戦さえしっかりやればあとは自由だからな」
ほうふ? 抱負か。うーん、そうだな、今年も誰も折らせない折らない、かな、まずは。
「それはいいことだけど、君自身のことについてはどうだい」
まずは貯金する。毎月必ず給料出たら即座に。定期的に遠征に出られる程度に貯金する。
「君、言ったからにはやれよ」
…アッハイ…。
「ニンジャスレイヤーの雑魚サラリマンみたいな返事してるんじゃないよ」
あらチョーさんお詳しい。
「お国が大倶利伽羅君と一緒に読んでるんだよ。今度、あの子に何かいい本を見繕って読ませてやらないと」
なんかすっかりチョーさんに叱られてしまいましたが、本当もうないの。抱負とか所信表明とか、するほどのものはないの。
まずは明日の仕事も行って来ます。年末ダイヤになっちゃってるからバスの時間に気をつけねば。