雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

今日は午後じゅう刀ミュでも見て過ごそうかと思っていた頃が私にもありました

仕事休みだったので、多少ゆっくりできるのかと思っていた頃が私にもありました。

「なんで範馬刃牙なんだよ」

いいから。あったんだよそんな頃が。

まず起きて飯を済ませて、接骨院経由の呼吸器科と思ったら、出際に星海坊主(親父)が「雑種犬ちゃんパパのiMac動かないんだけど」。そういえばアプデしてなかったなと記憶を振り返りつつ、帰ったらいじると言いおいて出発。

接骨院出て呼吸器科に入ったら、丁度予約の時間。しかも今日は3歳児健診だとかでいつもより受付が早く閉まると張り紙が。おかげで空いていてすぐ診察入れた。そのまま薬局に行って、コンビニ寄って帰宅。

帰ってから星海坊主(親父)の部屋でiMacをまず立ち上げようと思ったら、キーボードが反応しねえ。買ったときに付いてた純正の有線キーボード出させて接続、アプデしたら普段使いのキーボードは一発認識。これで解決したと思うじゃろ。

「村の古老口調」

肥前君のツッコミはあっさりだな。

「俺は先生の世話に9割5分リソース割くことにしてるんだ」

ほぼ全てじゃん。

「それで御尊父様はどうなったんだよ」

あ、一応聞いてはくれるのね。

うん、それでな。終わったと思ったら今度は「写真はどうやってiMacに残すんだ」ってな、去年マシン導入時に教えたんだがな。

さすがにそこで言ったね。「昼飯食って掃除してからにしてくれ」ってな。

「飯は大事だもんな」

で、掃除機かけてトイレ掃除して昼飯食って、さあ始めるのかと思ったらだな。

「今度はなんだよ」

星海坊主が腰痛えって。当人、腸閉塞だとかたわけたこと言い出して内科に行くって言うんで、マミーと私は「腸閉塞はもっと苦しむ」「腸閉塞は吐く」「まず近場の接骨院に行ってこい」「そこで違うって言われてから内科だ」とフルボッコ接骨院に行かせたところが、ぎっくり腰。

帰ってきたら落ち着いたようだったんで、星海坊主が接骨院行ってる間に用意してた写真の入ったSDカード使って仕切り直しですわ。

「そういえば昼間に御手杵とたぬが駆り出されてたな。あれか」

うん。モデルさんしてもらった。

デジイチ出して茶の間で撮った。こいつを使って、カードリーダーでデータ吸い出しから一連の流れを見せながら説明。更に、もう十何年使っててサポートも寿命も尽きてるのを強引に使ってるWindowsノーパソで同じように写真の吸い出しをして、作業工程で必要な手数の違いや要領の違い、どっちが作業しやすいのかを比較させた。

Windowsマシンは、写真吸い出すとまずカード認識して読み込みさせてから写真を保存するアプリ開いて移動させて、しかもデータはファイル名で表示されるから、1枚ずつ開かないと何が写ってるのかわからない。いや、まあ今のマシンはもっと楽に作業できるように改善されてるのかもしれないが、星海坊主の化石みてえなマシンではその手順で読み込んでるんですわ。それで慣れてたもんだから、iMacの作業の手数の少なさと、あとは吸い出した写真が全部見ただけでわかるように表示されるのに驚いていたようで、すげえ念押された。「雑種犬ちゃんこれカメラとレンズのデータ確認できるの」「できるぞオラ」「これ読み込みって出てるのはどこに残ってるの」「まだアプリに落としてないものはここで見られるだけでカード抜いたら消えるど」「じゃあ必要な写真だけ残すのはどうやるの」…医者からの帰りに撮ったこいつでやってもよかったような気がしてきた。

「なんだこりゃ」

カマキリの卵。

「こんなもんをわざわざ写真で残すなよ姐さん。あんたそんなだからアホだと思われるんだぞ」

なんですって誰がアホなのさ!

「あんただあんた」

まあその辺はあとでじっくりと話し合うとしてだ。

「俺も思うところはあるが、まあいいや。御尊父様はどうなった」

とりあえず一通り説明して、写真サークルの仲間でiMac使ってる人がいるとかで、今比較した通り作業の手間が格段に違うから、写真や絵を描く人はiMacを使うし人に勧めたりもするんだと言って聞かせた。あとノーパソはどうにか処分しろと言った。

「なんて言ったんだよ」

死体に鞭打つどころか、死体の頭に電極刺して電気ビリビリして反射でビクビク動くのを「生きてりゅー」って言ってるようなもんだからもうやめとけ。って言った。

「表現えぐ」

でも実際もうそのレベルなんだよ。サポート切れて何年って以前に、すでにサポート切れる前にもう寿命をとうに過ぎてたんだもの。

ノーパソも別でないと困るって言われたらどうしたもんか。MacBook持たせるか、それともWindows持たせるか。

「姐さんWindows嫌いなのかよ」

嫌い。最初に使ってたマシン2代目まではWindowsだったけど、iMacに乗り換えたら、自分がいかに使いづらいものを使っていたかに気がついた。すごい感覚的に扱えて、いらないものは入ってなくて、必要なものは自分で集めればよくて、俺には合っていた。このブログだって、iMac使うようになった途端に文字数増えたからな。触ることに快感を覚えた衝撃は忘れられない。キーボード叩いて画面を見る時点で、すでに快適さが段違いだったもの。

で、たぶん私のこの手の感覚は星海坊主と似ちゃってるんだよ。くっそ不愉快だが。親子で大体同じようなこと考えてるからな、似ちゃってるの。甚だ不愉快だが。

「謎の悔しがり発揮するところか? 」

いいから。そうなってるんだなくらいのノリで流してくれ。

「姐さん、そりゃ天に唾するようなもんだろ。親子ならどうしたって影響されて似るんじゃねえのか。能と歌舞伎好きなのは御母堂様からだろうし、写真と読書は御尊父様からだろ。遺伝子みてえなもんだ、諦めろ」

クヤシイッ。

財津一郎みてえになってるぞ」

 

実に冷静に肥前君が突っ込んでくれたところで、明日あさって仕事なので支度しないといかんな。

薬出して就薬飲んで寝るか。

ああそうだ、いい加減冷蔵庫の中を掃除しないといかんな。そのうちマミーにいつやるか打診してみるか。

ぼちぼちトーハクにいつ行くかも考えないと。と思いながら寝る支度をしよう。