雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

連休初日の私を見るがよい

連休初日です。

いつもとほとんど同じ時間に、いつもよりすっきりと目が覚めて、10時前には起きてフートンをしまって、午前中にスポーツジムも接骨院も済んだのは何でだろう。すごいな。

午後は部屋を軽く片付けてから「化物語」観ながら毛糸を整理していました。

ミニテーブルの上も片付いたので、すんごいきれいにした感が漂っております。

スマホゲーや読書だとうつむきがちになって、肩と首の負担がそれなりにありそうなので、毛糸を玉にしておりました。

明日も同じように動けたらいいんですが。

 

部屋を片付けると、何の根拠もなく清々しくなりますね。

そしてイヌカレー空間は、実に巧みな「日常からどんどん致命的にずれていく」感がすごいなあ。

あと、一発で新房監督作品と瞬間でわかるのもすごい。「さよなら絶望先生」でもそうだったけど、独特のカメラアングルとか色彩で、即座にわかるもんね。

 

そして暦、まじで撫子に憧れられてるのに気づけ。

 

明日の午後は編みぐるみの建造を進めよう。

しかし、水色の毛糸が大量にあるのは、コレどう使ったもんか。何を作ろうか。考えておかねば。

 

そうそう、この間観た「アイム・レジェンド」ですが、振り返るだに思うのは、やっぱりあの主人公は勝手な奴ですよ。健康な人間を避難させたあとの都会に自分から独り残っておきながら、しかも健康な人間が少ないながら生き残っているであろうことを知っていながら、何であんなに被害者ヅラなんだ。しかも、他に生き残りがいるらしきことを知っていながら、自分の研究の手助けを頼まず、最後はアレだし、何だよオイお前いいかっこしたいだけじゃねえか。

何よりダメなのは、自分が人類を救ったヒーロー様になりたいだけなくせに、自己犠牲的な顔して最後まで振る舞うのがね。

コンスタンティンの方がよっぽど素直だよ。

 

よし。「偽物語」この回が終わったら寝る。

楊 星龍=サンの連休できるかな

さて明日から連休だ。

とは言っても、肩と首がやられてるから、スポーツジムと接骨院行くのみ。あとは部屋でお茶淹れてアニメと映画と海外ドラマ観るだけ。

とりあえず今日はさっさと寝ます。昨日は帰りの電車でめっさ寝てたし、今日も接骨院でガチ寝しそうだったし。

もらった薬も飲んでますが、効いてるのかどうか答えはすべて風の中。

どうも疲れてるみたいですね。昼の休憩遅かったから夕飯軽めにしたのに、甘いもんがやたらとうまいんですよ。アー…アマーイ…(オハギ中毒の陶酔)

あ、寝る前に湿布貼らなくては。

 

(楊 星龍=サンが湿布を貼るまでお待ちください)

 

貼ってきました(この世で最もいらない報告)

まず、この連休中はね、アレ。ちゃんと10時ぐらいには起きよう。

午前中にスポーツジムと接骨院行ける時間帯に起きて、午後は何もしない。

いつも気がつくと昼になってて、そのまま午後遅い時間にやっと動く感じだから、今回はちゃんとしたい。で、午後はお茶でも淹れて、ゆっくり映画観たり読書したりしたい。

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夕方近くにバタバタするんじゃなくて、午後にはこんな感じに過ごしたいんですよ。

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ああ、あとはこのお皿を出して使えるような部屋にしないとね。まじでえー加減片付けなくては。

理想としては、こう。

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私の愛してやまぬ映画「スカイ・クロラ」のワンシーンですが、この画像、デスクの上をよく見ると、ヒロイン・水素の使ってる灰皿が伊万里焼なんですよ。こんな風に、小さくてもいいものを一つだけ、サラッと日常的に長く使うってのをやりたいんです。私は気管支弱くて煙草は吸わないので、おやつというかお茶菓子喰う皿ですね。

いいものを、いい器で。お茶にしても茶菓子にしても、そうやって手間暇かけると満足感が違うから、スナック菓子バリバリ喰うよりも少ない量で満足できるんですね。いや、スナック菓子も嫌いじゃないけど。

ただ、ときどきはいいものをいい雰囲気で味わっておかないと。いいものも手軽なものも、どっちも知ってる方がいいと思います。

 

よし。この休みはまじで無駄なく過ごしたいので、もうぼちぼち寝ます。

皆さま脊椎周りには気をつけましょう。頸椎やられると自律神経もダメージ喰らいます(経験者語る)

それではまた。

ひとりの人間を構成する要素は自分が思うよりはるかに多いってのはホントだった

頸部の痛いのは相変わらずで、今日は仕事早めに帰らせてもらって接骨院行ってました。明日一日仕事したところで、いきなり休みが一日増えて3連休になりました。もう接骨院とスポーツジム以外何もせずに、銀ちゃんみたいな目で映画観るか。

 

昨日はついったで「ふぁぼの数だけ世界観に影響与えた作品晒す」タグを見つけて、何の気なしに乗っかってみたのですが、ふぁぼ来てた…。で、前回挙げたスプロール三部作と、ここに書いたのと同じことするんじゃ芸がないからなと、他にこんなもんを出してみました。

 

まず、稲見一良「ダブル・オー・バック」「ソー・ザップ!」「男は旗」「セント・メリーのリボン」「猟犬探偵」。街場のハードボイルドと野山の自然、オールド・ムービーを思わせる節度あるロマンス。カックイイってのはこういうことを指すんだ。

次は倉橋由美子「聖少女」「暗い旅」「蠍たち」。晩年の「酔郷譚」の主人公は、若さの持つフレキシブルさが肯定的に描かれてますが、初期の作品の主人公たちは同じ若者ではあっても、若さゆえの退屈をどう紛らわすのかだとか、残酷さをどう昇華するのかとかでもがいていて、ときに息が詰まりそうなその衝動は、今の私たちが見ても驚くような行動となってあらわれます。対等にものを言えるおとことおんなの間にしか戀愛は成立しない、ということがよくわかる小説だと思います。

最後に挙げたのはコレ。

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俺的「あたまおかしい(褒め言葉)」画家、ピーテル・ブリューゲルの大作「ネーデルランドの諺」。

人生ってこういう、しょうもなくてあほたれ丸出しな日常の積み重ねであって、選ばれし民が特別な何かをたまにやることが積み重なってる訳じゃないんですよ。何か大きな出来事の中心にいる人も、実際に会ってみるとフツーに飯を喰いトイレに行き風呂に入り眠るフツーの人なんだし。で、その人間のしょうもなさやあほたれ加減をこうして絵にして観ると、生きてればときにあほたれだったり、ときにすげえパワを発揮してカックイかったりするので、なんかもう変に肩肘張って高い目標とか立てて、自分の持つちから以上のナニかをひり出そうとすることもあるまいと。馬鹿馬鹿しいけどそれこそが日常。

 

他にもまだあるとは思うけど、今日はこの辺で勘弁したるわ。たぶんタイトル出すと「またそれか」ってものも出るだろうし。

でもついったのネタそのまま出してハイおしまい、もつまらないので、いくつかタイトルだけでも。

 

芥川龍之介「河童」

小林恭二「ゼウスガーデン衰亡史」「ゼウスガーデンの秋」

ハインライン夏への扉

京極夏彦姑獲鳥の夏

ナボコフ「ロリータ」

菊地秀行「風立ちて“D”」「インベーダー・サマー」「風の名はアムネジア」「グッバイ万智子」

サン=テグジュペリ星の王子さま

安能務封神演義

南條竹則「酒仙」「満漢全席」

プーシキン「エヴゲニー・オネーギン」

澁澤龍彦「少女コレクション序説」「高丘親王漂海記」

内藤泰弘トライガン」「トライガン・マキシマム」「血界戦線」「血界戦線B2B

ギュスターヴ・モロー「出現(水彩ver.)」

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映画「レイダース 失われた聖櫃」「インディ・ジョーンズ 魔宮の聖戦」

酔拳」「酔拳2」「スパルタンX

ローマの休日」「シャレード

明日に向かって撃て!」

十三人の刺客」「一命」「桜田門外ノ変

ダージリン急行」「グランド・プダペスト・ホテル」

ゲーム「クーロンズ・ゲート」「女神異聞録ペルソナ」「ヴァルキリー・プロファイル」「幻想水滸伝」1〜3

 

どうでしょう。テレビゲームまで思いつくまま挙げてみましたが、初めて名前を挙げたものもいくつかはあるはず。

たぶん掘り出すときりがないので、もうこの辺でやめましょう。

人間は自分が思ってるより多くのもので構成されてるって素子さんが言ってたけど、ホントだな。タイトル出すだけでこんなにあるとは。怖ろしい。

とりあえず明日は仕事してきます。もう寝る。

 

世界観に影響というよりは核になってるものと言う方が近いのかしら

連勤2日目。頸椎はやっとどこを痛めているのかはっきりわかる痛み方に落ち着きました。明日もまた仕事だ。

 

ついったのタグで「ふぁぼされた数だけ自分の世界観に影響与えた作品を出す」というのを見ました。

私の場合だと何があるかしら。

まず、音楽だとTM networkの「CAROL」か。前にも書いたけど、このアルバムは衝撃だったなあ。ここまで一つの作品として完成されたアルバムって、そうそうないと思う。

小説だと、まず酒見賢一先生の「後宮小説」に、ギブスンのスプロール三部作。それからたぶん、栗本薫先生の…というと、最近はBL界隈で名前があがりがちだけど、そっちじゃなくてゴリゴリの正統派未来社会モノSF「レダ」。それにもう一つSFから、短編でヤング「たんぽぽ娘」。これはどうしても再読したくて、収録されていた本が絶版になってたため国会図書館に行って読んできたことがあります。なんてことないロマンチックなボーイ・ミーツ・ガールものなんだけど、何故だか忘れられない短編。

あとはブラッドベリ火星年代記」。この連作短編形式の小説から、アメリカという国の多面性を垣間見ることができます。最先端の科学技術を持ちながら、郊外の住宅街ではアフリカ系の庭師やメイドが白人の家庭で働き、火星に降り立った探検隊のメンバーは、資本主義的で即物的な価値観を信じて疑わない。怪奇と幻想に満ちた「黒いカーニバル」を書かせたら天下一品の作家なだけに、そういうものが同時並列して存在している薄気味の悪さはすごいものがあります。それだけに最終章のあれは、遠くから世界の終わりを眺めるような、少しかなしい静けさに満ちていますね。

漫画ならやっぱり「ファイブスター物語」なのかな。とにかく世界は広いし、いい悪いなんて場所や時代が変われば簡単にひっくり返ると教えられました。

映画は、これは自分でも意外なんだけど、いまだに引っかかっててもう一度観たいと思ってるのが、少年隊主演の「19」。ただのアイドル映画じゃなくて、なんちゃってじゃなく、ちゃんとSFをやってるのがすげえなと。どっかで動画配信してないかしら。

アニメだと何だろう。サムライトルーパーは直撃世代だったけど。

今パッと思い浮かんだのはこのくらいですかね。

でもまだもう少しあるので、それについてはまた今度。

力尽きたのでもう寝ます。もはやこれまで。

楊 星龍=サンはイケメンじゃないので早いところ首の痛いのを治したくてしゃーない

この2日で、頸椎周りがとにかく痛いという状態から、左肩と左肩甲骨周りに右の首筋が痛さの発生場所と特定できる程度になりました。「筋肉を軟らかくする」とかいう薬もらったんだけど、効いているのかいないのかは謎。

しかし、また右首筋か。いよいよ不発弾めいてきたな。

 

さていよいよ5連勤始まりましたが、あと4日仕事に出れば2連休。

もうね、スポーツジムに行ける程度には持ち直しておきたいところです。連休にあれこれやらないといけないことを増やしたくないので、昨日マミーと映画観に行っておいた俺カチグミ。今度の連休は接骨院とスポーツジムに行くだけで、あとはひたすら動画配信で映画とかアニメとか海外ドラマとか観ながらお茶飲む。決めた。

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シャーロックをシーズン1の第1話から一気観…とも思ったけど、同じコンビでもこのコンビも捨てがたい。アーイイ…。

たぶんお子様による「強制的に開催される編み物講習」に巻き込まれる可能性もなきにしもあらずだけど、まあその時はその時だ。

 

よし、今日は早めに寝るとして、もう少しお茶飲んでだらけることにしよう。

中華歴史ロマンが気付けば現代英国ハイテンションミステリっぽくなってた現象

首痛いのに「空海伝」観てきました。

いや、マミーが観たい言っていて、また人の金で焼肉を食う的なアレです。

夢枕獏原作のあの大長編を、100分程の中編映画の尺にどう収めるのがが気になってましたが、…ああ、なるほど…。

マミーは、もっと空海が活躍したり修行したりするのかと思っていたようですが、

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実際こうでしたからね。

映像はよかったですよ。おそらく全編中国ロケであろうと思われるセット、ゴージャスフルバリバリなCG、控えめな使用ながらしっかり入るワイヤーアクション。

しかし、白楽天李白超えるってのは無理があるよ。「瞳をめぐらせれば媚百態を生じ」なんて書いちゃう美女音痴だよ。楊貴妃はこの一節で激怒していいと思うよ。

 

真の美人というのは、たとえ日本一のメンチ切っていても、見た者が「怖い」より「きれい」と何より先に感じてしまうレベルだから、媚なんか売らなくても勝手に崇拝者が寄ってくるもんなんですよ。

 

その昔の皇帝ってのは、国じゅうから美女がかき集められたお妃がワッサワサいたわけですよ。で、そういう女性たちはほとんどが、実家や故郷の地域の運命背負っているので、何とかして皇帝の気を引こうと、あの手この手でアピールする。でも、そういうおんなのこは腐るほどいるし毎日見てるから、皇帝からすれば、媚びるおんなはもう腹一杯なんです。で。結果どうなるのか。

 

「俺を見ても鼻も引っ掛けないおんなのこ」こそがストライクになるんです。

 

その典型が、周王朝滅亡のきっかけになった幽王。

褒姒とのエピソードについてググっていただければ、その辺ご理解いただけるかと思います。

まあ、おとこはみんな無い物ねだりをするのですよ。

しかし、真物の美女は媚びる必要すらないということで、それが解らなかった白楽天は、果たして鈍感なだけだったのか、そういう面では波風のない幸せな生活してたということなのか。

李白はさあ、あの人、酒さえ呑めればあとは靴の裏よりどうでもいい、仙人よろしくな人だったからね。たぶん「絶対超える」なんてギトギトしてると決して超えられない、そういう類の壁。

 

そうですね、映画としては、話のタネに観とこうか、くらいのスタンスでちょうどいいと思います。あと、おどろおどろしい感じのはずのおキャット様が、かわいい顔つきの子をキャスティングしているせいか、もう出てきてもファンシーな感じになってほっこりしてしまいましたので、おキャット様の好きな方はぜひ、スクリーンで隠れた愛らしさを発掘してみてください。

よっしゃ明日から5連勤だ。死なない程度に気張っていくか。

 

すぐにねむみがくるんだけどもう歳なのでせうか

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朝は雨だったというのに、昼には晴れてましたね。気温も上がって歩きやすかったですよ。

首は相変わらずで、今日の仕事は開店の立ち上げと、昼の休憩が回るまでで早退。接骨院の午後の診察に行って、あとは気がつくと夜になってました。

とうらぶ花丸2期、8話はついに変態カルテルが結成されましたね。うちの亀甲は、どうも来てすぐに管理人さんの蔵書から「美徳の不幸」と「眼球譚」を見つけて読んだらしく、なんかハアハアしながら「束縛にも美しさがないとだよねえ」とかほざいてますが、さてどうしたものか。

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 見た目はこんなに端正な美青年なのにねえ。

 

で、この間中止した映画は明日行くことになりそうです。

まだ夜9時前ですが、既にねむみが強くてですね、体も不調だしもうとっとと寝てしまおうかと思っております。

ああそうだ、職場の派遣仲間の先輩に、何か本を貸す約束したんだった。電車で移動だとか休憩だとかのときに読んでるそうだから、短編集の方が読みやすいかしら。

 

昨日は「アイム・レジェンド」があまりにアレで荒ぶりましたが、今は鬼灯2期観ながら、心穏やかにだらけております。

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もう何度も観てるし原作も何度となく読んでるけど、こんなにクッッソ笑えるということは、ああコレ私疲れてるな。お茶飲んで落ち着いたら寝よう。

 もう少ししたら湿布貼ってきます。明日はもう少しなんかやろう。