連休前半でございました。
今日はね、前々から騒いでいた通り、行ってきましたよ。
フライターグのリペア依頼とトーハク。
予定の電車には間に合ったものの、結構ギリギリになってお金下ろすとかは無理でした。結局、フライターグのお店出てからATM寄った。
リペア自体は、何箇所かスレがあったりマジックテープ縫い付けてるのがほつれかかったりとか、フチのゴム交換の他にも細かいところで要メンテの部分含めて全部、まとめて修繕して1万円でした。買うより安い。
こんなおしゃれな街の、カックイイお店でカバンの修理を頼み、昼に何を食べようかと散々迷ったものの、腹具合が中途半端だったのでモスで軽く済ませて、地下鉄で移動。
日比谷線おしゃれかよ。
有楽町駅前で、この光景を見たときに「稲見一良先生の『シュー・シャイン! 』じゃねえか! 」と盛り上がった私。「姐さん鼻息すげえぞ」と近侍に脳内で指摘されて我に返った。
そして上野。雨です。
上野公園に行くなら、ちょっとがんばって山手線で行く方が楽だと悟った。地下鉄の連絡通路はダンジョン化していた。ファイナルファンタジーのダンジョンかよ。出口わかりにくい。
まず博物館の門でデジタルチケット提示して、館の入り口でまたデジタルチケット見せて、紙のチケットもらって中に入ります。
今回、チケットブース入る前のコインロッカーに鞄置いて入ったら、ブース入った中にもロッカーあったのね。一度展示観てから、改めて再入場扱いでミュージアムショップ見てきました。
今日はあんまりものを買ってないと思う。ここでは。
絵葉書増えました。
隠れキリシタンが持ってたイコン、だったか。
あとはコレ。
トーハクでマドラーと、やっと文庫落ちした「ロード・エルメロイ二世の事件簿」冠位決議編上巻に「ハードボイルド読書合戦」。コレはね、あかんです。「ハードボイルド読書合戦」は、前作「世界の辺境とハードボイルド室町時代」で爆誕したタッグマッチが進化しております。有楽町駅前の本屋で探して、昼食べながらどっぷり読み耽ってしまった。移動の間や帰りの電車でもずっと読んでた。また、対談のお題になってる本が面白そうなもんばっかりなんですよ。たぶん来月の給料出たら、手に入りやすいものから買って読むかも。
さて、博物館に来たということでね、またありますよ。歌仙兼定サービスタイム。
まず、特別展観終わってから本館に移動して、三日月じーさんに会ってきまして、その隣の展示室でこんな雅なものを見学。
今日観てきた桃山展、茶器や書画も多かったからね、歌仙さん大喜び。コレでしばらくはご機嫌うるわしく、穏やかに過ごしてもらえるでしょう。と思ってたら「いいねえ、こんなうつくしいものがある生活を送りたいものだよねえ。それにはまず、身の回りの環境を整えることから始めないとね。さあ管理人さん、帰ったら早速君の部屋を片付けようか」ってテカテカし始めた。いや待って歌仙さん。せめて明日にしようよ。明るいうちの方が掃除もしやすいよ。ねえ。
おじいちゃんは相変わらず人気ありますね。こんな、握手会みたいな行列誘導の看板とか立てる必要が出るほど人気って、えげつねえな。
博物館出ると雨。この写真はちょっとアンダー気味ですが、雲の様子は少し出ているかな。
寒いというほどではないし、上着も着てはいるんだけど、念のために内臓からあっためにかかりました。
ワゴンカーでハニージンジャーレモネードティー買って飲んだら、生姜すげえ効いてた。しばらく口から喉、食道がビリビリしてた。でもこの3日ばかり喉がひりついてたのが今はなくなっていて、生姜やっぱり効くわ。明日にでも岩下の新生姜買ってこよう。
気がついたらもう3時半近くになっていて、さすがにこのあとまたどこかに寄り道する時間はないので、駅ナカで職場への差し入れ買って帰りました。帰りの足で届けたら、いとはんが「やったーちゃんとしたお菓子だー! 」って、パンダのうんこの立場 #とは
そして自分用に大判焼き。うまい。
あ、いっけね、桃山展の感想に何一つ触れてねえ。
えーとね、なんか鳥がいっぱい描いてある屏風が、とりかわいかったです。
結城秀康公の持ってた刀も展示されてて、杵君、仲間がこんな晴れの舞台に出てよかったね。
あとは一文字の刀が2振りか、来てました。姫鶴一文字さんを観た瞬間、何故だかアントニオ猪木先生にビンタされて「アリガトウゴザイマス! 」ってなる感じに。一文字派ブレねえな。あとねえ、あと、姫鶴さんにやられっぱなしの私を、すげえ楽しそうにうちの山鳥毛さんが見てて、そんな私を更に南泉君がかわいそうなものを見る目で見つめていたのがね、視線が痛え!
ああ、刀の拵が展示されてると、舐めるように鞘の台尻を見ては「ドリフターズ」お豊の組手甲冑術を思い出して、確かにこんなんでガコンガコン殴られたら痛いわなあ、としみじみしていたのはヒミツの中のヒミツだ。
さあ、次は来月下旬だな。今度は来月21日から歌仙さんの公開と、同日開始で日向君の公開か。忙しいな。永青文庫って予約入館とかしてるのかしら。調べても出てこないんだよなあ。いっそ問い合わせるか? あと日向君はえーと、三井記念美術館か。こっちは事前予約のデジタルチケット対応なのね。まあお二方とも年明け1月の半ばぐらいまでは会いに行けるから、いつ頃行くのかはもうちょっと考えよう。
今日は久しぶりに呑もうかとも思ったけど、大判焼きあるし、お茶飲んで読書して寝よう。
フライターグは修理上がってうちへ届くのが1ヶ月ぐらい、早ければ3週間ぐらいだそうですよ。たぶん驚くほどきれいになって帰ってくるんだろうな。
どれほど様変わりするもんか、ちょっとワクワクしながら、まずはフートンを出して寝るばかりにしておこう。
たまに遠出するのも面白いもんですね。