仕事してきたら、なぜか眼精疲労と頭痛が出てきて、一体なにがどうなると出るのか。
まあ明日休みなので、最悪、起きたときにしんどかったら寝てればいいな。
仕事してる間は重くて締め上げられるような頭痛もあったんだけど、今は眼精疲労だけになりつつありますよ。こう、眼球が膨張してるような感じの疲れ方。風呂入って夕飯食うまでは、眼球がピンポン玉にでもなったような違和感があったので、ややましになったのかもしれない。
「よーし、姐さん、そんなら目玉に潤い与えておかないと。こういうとき、いつもなんか泣ける映画観るだろ。号泣映画祭りやるか。俺のおすすめは『スペース・カウボーイ』だけど、姐さんは相変わらず『スカイ・クロラ』と『裏切りのサーカス』なんだろ」
で、杵君は何でよだれ垂らしてるの。
「映画観るときは必ずなんか食いながら観るだろー。俺カール食べたい」
この食いしん坊さんめー。
そういえばさあ、あ、全然関係ない話していい?
「いんじゃね? 俺とまさやんと姐さんしかいないし」
フゥー! うちの近侍懐が広ーい! じゃあ言うけどさ、きのう何となく見てたらさ、これ見てよこれ。
芽が増えてるの。多肉コワイ! 実際コワイ!
「この前はまだこんなだったじゃないかよー」
怖くね? 今まで草花とかしかやったことなかったから余計なんだろうけどさ。
「そういえばさ、姐さん最近ヤクルト飲んでるだろ。こいつに1滴2滴やってるとかは」
そんなもったいないことをするわけないでしょう。だって多肉は肥料なくてもいけるんだぜ? やったとしても、忘れた頃にうっっっっすーいのをちょっとやる程度で十分こいつら生きるんですよ?
「お茶が入ったよ。聞く気はないけど聞こえてしまったから言うけれど、君、体調が悪いなら早く寝なさい」
え。いやー、そんな、立ち聞きなんて歌仙さん、やだなあもう。
「立ち聞きどころか、君の声は大きいから聞こえてしまうんだよ」
いいんだよ、別にやましいことなんかないもの。
「そういうところは大包平そっくりだね」
まて歌仙さん。いくら私でもドン包平ほど声でかくないよ!
「いいから寝なさい。映画は明日の昼間にでもすればいいだろう」
えー。
「えー、じゃない。寝なさい。いいね」
チョッわかったよ(舌打ち)
「お行儀が悪い! 」
すんませんでした。
なんかもう、仕事帰りにはなんか呑もうとか思ってたけど、今日はさすがにやめとこう。
「うん、その方がいいと思う。歌仙も心配してるしなー。だよなーまさやん」
「おうよ。姐御、お口を縛ってすぐ布団入れ」
うーん、ハードボイルドに釘刺されてしまった。しかし本当に思い当たる節がないんだよなあ。何でこんなに目が疲れてるんだか。
明日は朝のうちに起きてゆっくりするか。