仕事から戻ったので、片付けるもん片付けてから、岩下の新生姜でまたしても人をダメにするディップ仕込みました。
あほ程岩下の新生姜をぶんぶんチョッパーにかけて、ミックスビーンズとコンビーフを混ぜてからマヨネーズで和える。
本当は何か特別なときに作るもんですが、実際そのくらいうまいので、これは日常食べるものにしちゃうと、絶対にニンジャスレイヤーのオハギ依存症みたいになるから、特別な時だけと縛りを設けてるんですが、今回はこの前買った岩下の新生姜を、タイミング合わなくてなかなか食べきれずにいたので、ダメにしたくなくて作ったった。
強いて特別感を出すなら、アレだ。まんば君と加州のとうらぶコラボ酎ハイが出た祝いってことにしよう。
今回の人をダメにするディップは、いつもより更にダメにしてきます。岩下の新生姜の量がいつもより更に多いんだ。
「え? ちょっと待っ、え、は? 君本当にその量を、一度に使うのかい? 正気かい? いや確かに体にいいものだけど、なんでも適量というものがあってだね、」
「ごめんなー歌仙、姐さんあほだから! 姐さんあほだから! 」
「うわ! 本当にやった! 僕は食べないからね! 」
うん。管理人さんが全部食べるから心配ナッシン!
「えー、俺も食べたい! 姐さん俺も! 」
今日はこれから、こいつとコラボ酎ハイで一杯やりながら打鍵する。
そうだ、あとはあれよ、永青文庫の入館チケット発売してたから、それもポチっておかないと。日時指定だからいつ行くか決めておかないとね。
今日は帰りにTシャツの代金振り込んだので、やることといったらもう、打鍵と八丁念仏の鍛刀を、
「しまった思い出しちまったか! 姐さん酒呑もう! ほら次郎の部屋行こう! な! スナック次郎! 」
「姐御おら行くぞ! まだ期間はあるんだ、早まるな! 」
「そうだ大般若とか陸奥呼んで、なんか面白い話聞かせてもらおうな! 」
「あ、厚兄さん大変です! 管理人さんがすごく落ち込んでいらっしゃいます! 」
「こんな管理人しゃん見たことなかばい! 」
「どうした大将! 」
「ちょうどよかった、姐さん八丁念仏がなかなか来ないもんだからすげえガクッと来てるんだ」
「政府からの広報見ると、あいつぁ雑賀衆ゆかりの刀だそうじゃねえか。姐御は雑賀孫一好きだからな」
「そういえば大将、『修羅の刻』の雑賀孫一なら3号でも4号でも、なんならたまにお茶飲むだけでもいいって言ってたっけ」
「ということで、歌仙、今日は姐さんの奇行を大目に見てやってくれよー」
ぶはぁ…。
「まあ、そういうことなら。どうやら本当に、芯から落胆しているようだからね。鍛刀期間は確か今日が初日だろう。そう焦ることもないとは思うけれど、思い入れがあるものにゆかりがある刀ともなれば、仕方ないのかもしれないね」
むっちゃん…むっちゃんのチャカの、シリンダー外して、こう、柄に悪魔合体してだな、そんでもって、うぐやんから戦装束借りて緑のとこ青くして、
「姐さん! しっかりしろ鼻垂れー! 」
お、お前の血はぶんず色…。
「お、往年のしろー大野ネタが出たな。まだかろうじて正気だ。よっしゃ杵、お前足の方持て。このまんま次郎の部屋ぶっ込むぞ」
「ほんじゃ行くかあ、スナック次郎。あ、厚、お前ら早く部屋戻れよー。かわいい弟たちが寝る前のシッコから戻らないと一期が心配するからな」
またしても搬送されてないか、私。
「うん、まさ兄杵兄、大将のことよろしくな。それじゃ大将呑みすぎるなよ、おやすみ」
「では管理人さん、おやすみなさい。明日はお休みでしたよね、おいしいお茶を淹れて差し上げますね」
「管理人しゃん、資材の使い過ぎば気を付けんしゃい。おやすみ」
ということで、今夜は近侍と補佐に搬送されながらスナック次郎へ向かいつつお別れです。
いつねむみが来てもいいように、フートンだけは出しておこう。
あ、次郎ちゃん、管理人さん酒の前に夕薬だけ飲ませてね。