雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

温泉の話をしようと思ったらプレゼン合戦が始まったのだが

仕事してきた。

昼の休憩にヤクルトと岩下の新生姜買って、と思ったら今日はヤクルト1000が売り場に出ていて、そんなん買うだろ! ノーマルヤクルトも買うけどこっちも買うだろ!

今はついに太極殿のレースかんの封を開けたので、これ流したらようかん切藤四郎を出して食う。さらに岩下の新生姜も切ってきたので、要するにケツ叩きです。セルフで。

「そんな、ご主人様、ご自身で尻を? どうやって? 僕にも後学のためにぜひ、その方法をお教えいただけないかなあ! 知っていれば誰もいないときでも、自分で自分の尻を叩けるんでしょう? 」

そういうんじゃないからな。それになあ、私ゃ何にも悪いことしてないいい子の尻は叩かないからな。亀甲いい子にしてるじゃん。いつも。

「そんなことおっしゃらずに、コミュニケーションの一環だと思って、僕の尻をしたたかに蹴り上げてくださいご主人様! 」

仕方ないなあ。それじゃあほれ、尻を出せ。この、この前買ってきたベランダ用の下駄でこう、バチコーンと。

「はあはあ、ああああああありがとうご主人様! 最高のご褒美だよ! 」

亀甲が静かになったところで、さて、遠征がどうにか無事に終わったところで湯治だ。

行くならいつかなあ。あんまりすぐに休み取っちゃうとイロイロ面倒だしなあ。

で、場所がなあ。青森に行くつもりでいたんだけどね。ほら、薬研温泉があるから。名前がなあ。うちの初鍛刀、私のお抱え薬剤師の名前がついちゃってると気になるだろ。

と思ってたら、いきなり下宿野郎どもがざわめき始めまして大変。

「管理人さん、湯治ならば是非に、太閤殿下も愛した有馬温泉へ! 管理人さんのお好きな『有頂天家族』にも登場しますぞ! 炭酸煎餅もおやつに最適! お求めの際は私の弟たちにも食べさせてやってくださりませ」

「姐さん九州来いよ。由布院とか別府とか、どうでしょう班の定宿・綾温泉とか、あとは姐さんの好きな南條竹則の小説に出る鉄輪温泉もあるぜ。あの、酒呑みの聖地みたいな温泉のモデルになったところ」

「四国にもいい温泉はあるぜ。姐さん確か古野まほろファンだったろ。そんなら松山と道後温泉は聖地じゃねえのか」

「おい、」

アッハイなんすか。

「あんた、確かご尊父さまは仙台のご出身だったろう。あんたはどうなんだ、仙台は行ったことがあるのか」

アッハイすんませんないです。

「それなら秋保か作並に行け。仙台からそう遠くないからな、行きか帰りの半日、仙台市内を観光してくればいいだろう」

え、いきなり馴れ合ってくる。

「仙台に行って、政宗公の銅像とか写真撮ってこい。政宗公はとにかくカックイイからな、あんたの写真の腕がどんなに怪しくても、ちゃんとカックイイ感じで撮れる」

「おいおい姐さん、土方さんが最期を過ごした北海道を忘れてねえか? 北海道にだって温泉はたくさんあるし、札幌に行けばどうでしょうの聖地に行けるぜ」

何このラッシュ。なんでいきなりみんなで押しかけるの。

なんで今そんな試すようなこと言うの?

「惑わされてんな姐御。で、いつ頃行くつもりでいるんだ」

そうだな、行くなら秋だね。10月11月ぐらいかな。遅くても12月初めくらいで考えてるけど。

ただ、本格的に気温下がるとまた痛みが出始めるから、あんまり痛みが強くならないうちに行きたい。

接骨院で言われたろ。湯治なら2泊しろって。薬研も同じこと言ってるぜ」

それもあるから、どこでどう休みを取るかが難しくてなあ。

10月末だとハロウィンがあるから休み取りにくいので、そこを外して狙うかな。

となると11月頭か? 紅葉シーズンにはちょっと早くて、ハロウィン終わってて、ぐらいで狙ってみよう。

「どこにするよ」

うーん、みんなすげえ勢いで候補地を推してくるけど、効能がちゃんと怪我の後遺症系のところに行きたい。

「姐御のはあっためりゃ効くんじゃねえのか」

そうなんかな。まあ、そこはいいとして、行くなら思っクソ遠くか、もう忘れ物があったら取りに帰れるくらい近場がいい。

「岩倉温泉かよ。姐御の家からちょっと電車に乗って山の方に行けば、駅のホームの観光案内板に出るくれえ近いけどよ」

あそこは予約取るの面倒そうなんだよな。そうなると、近場っていうと檜原とかか? 

まあ、その辺はおいおい考えよう。

ということで、今日はもうレースかん食べて酒呑んで寝る。

温泉はどこがいいのか、もう少し考えて決めます。

せっかくだから東北も行ってみたいと思うので。なんか薬研温泉は行くだけで大変そうですが、いきなり東北の奥地を攻めるのか、その前にもう少し南から始めるのか。

「ねえ大将、山形とか行こうよ」

チクショウおねだりかよ! かわいいな!

まずは候補地の絞り込みから始めます。今日はもう、これ以上温泉の話するとまた新たなプレゼンが来そうなのでやめる。

明日は朝起きられなかったらダラダラする。