何もしないで休日が終わりました。
まじで何もしてない。部屋の床すら夜に拭いた。接骨院は夕方行った。
とにかくやる気とか生命力とかが低下していたので、もうだらけて休むことに全リソースぶっ込みました。
なんかもう仕事もめんどくせえ。だが行かないわけにもいかん。
熱中症自体は治ってるものの、遠征中の連日の熱中症で内臓やら筋肉やら、体の内部にダメージ受けたようで、その余波というか後遺症というかが残っているようです。厄介。
「おーい、しっかりしてくれよな。まったく、これじゃあ赤子より目が離せねえとか言われても反論できねえな。なあ姐御」
やめて。赤子じゃないよー。管理人さん赤子違うよー。
「似たようなもんだろ。年齢二桁」
ひどいよ!
「お、どうした本丸最年少」
なんだよ、刀剣男士最年少!
「何かあったんですか管理人さん、僕でよければお話聞きますよ」
うわあん堀川ー! 聞いてくれよー!
「え、同田貫さんが? そっかー、それは悲しかったですねー。ね、兼さん」
「まあ、気持ちはわからんでもないが、実際姐さんが本丸最年少なのは事実だからな」
「兼さん、めっ。──あ、管理人さん、僕飴ちゃん持ってますけど舐めます? 」
やっぱり堀川も私をベイビー扱い!
「おい、あんたすげえ顔面になってるぞ。どうした」
肥前君、君から見ると私はどう見える。
「年齢二桁の乳児」
バッキャロー!
「お、君どうした。屋根の上で沖縄の住宅のシーサーみたいに居座って。光坊がおっこち養いかハラハラしてるぜ。早く降りてやってくれないか」
いいんだよほっとけ。伊達の二度童に私の気持ちがわかるわけねえだろ。
「同田貫と堀川に聞いたぞ。いいじゃないか、若いってことだろ。若さってのはいいもんだぞ」
爺様が言うと妙な説得力があるよな。
「爺様じゃないもーん。鶴さんは伊達の気さくでカックイイお兄さんだもーん」
自分で言うと台無しなやつだ。
「ひーどーいー」
なんでお前、すね方が不死身の杉元みたいになるの。それやってかわいいのは杉元だけだぞ。
「姐さんだって、すねてシーサーになってるじゃないかよ」
いいだろ。もうシーサーになろうかな。
「なあ、そんならシーサーになる前に、鶴さんと驚きのスケールでイタズラ仕込まないか」
何やるの。
「そうだな、でかいボウル使ってでっかいたこ焼き作るとかどうだ」
それ「吸血鬼すぐ死ぬ」でやってたネタじゃねえかよ。
「あとはそうだな、短刀のおやつを俺が遠征中に買ってきた、マールブランシュのミルクチョコにすり替えるとか」
採用。
「え」
採用。
「まじでか」
あれはおいしいからな。マールブランシュのお菓子はよい文明だ。
「待て待て待て。プランBもあるんだ。こっちは風呂の脱衣場の冷蔵庫あるだろ。あそこに置いてるフルーツ牛乳の中身を、ヤクルトと入れ替えるってのもあってだな」
いいなそれ。ヤクルトはうまいのにすぐ飲み終わってはかないのが切なくてなあ。あのくらい量があれば飲み応えもあるだろう。
「君、理解が早すぎだろ」
悪いか。
「いや、最高だ」
あとは協力者だ。偵察と隠蔽が高くて、我々の作戦に理解を示すメンバーでないと。まずは鯰尾と、あとは誰にするか。
「それなら薬研だろ」
やっぱりそうか。それじゃあまずは奴らを探すとしよう。
鶴丸の驚きを仕込む手伝いで生気がやや戻りましたが、なんかもう本当に疲れてるな。
風呂入りながら洗濯機回したもんな。すぐ乾くから制服だけ洗って干したし。
今日はもう駄目そうなので、とりあえず寝る支度してしまおう。
明日はもう少し張り合いとか生命力が戻ればいいんだけどね。どうなることか。
まずは寝て休みます。とりあえずはそれしかないだろう。うん。