連勤2日目。どうなっておるのかと疑問に思う疲れ具合。
帰りがけに見たこの桜が、夕方の空と一緒にこんなことになっておりまして、何だこのすげえピンクな夕焼け。何が起こるんだってばよ。
きのう何となく、もしや発根してるのかと思ったものの、いやでもそう都合よくすぐさまモッジャモジャになるわけねえだろ、と考え直しておりましたが、ご覧いただきたい。
今撮影した水差しのカリシア。
この形にしたの3日前。中2日で何をどうするとこんなことになるの。
シンジ君も驚愕ですよ。おっと鶴丸はそのドヤ顔をすぐやめろ。
水差しでこれって、土に植えたのはどうなってるんだろう。ちょっと気にはなるけど、しばらく様子を見てからにしておこう。あんまりいじり回してダメにしたら惜しいので。
しかし国立の100均はどうなっておるのか。鉢底石も土も置いてなかったな。あと花屋さんはまだミント来てなかった。
明日は帰りに買い物頼まれてるんだよなあ。まあ見にいくけどね。明日も花屋さん覗くけどね。手頃なサイズの鉢底石と用土があったら買っておくか。花屋さんで。
いやあ、疲れてるから、何となく観てても空気がゆるいからついていけるだろう、とどうでしょう観てますが、しょうもないところでブフォッなんて噴いちゃって、いかんこれだいぶ疲れてるな。
「姐さんどうした。死相が出てるぞ! 」
「おーい歌仙、姐御がやべえ! なんか甘いもん食わせとくか? 」
「いや、きのうの今日だろう、あまり食べさせてしまうのは…って、前言撤回だ。頂き物の焼き菓子があったろう。燭台切に預けているから、あれを一つ二つ出してもらって、お茶と一緒に与えてみてくれるかい。さすがにここまで生命力を感じさせないのは危険だ」
「了解。今は杵がついて、どうでしょうカブの旅観せてるぜ」
「よし、とにかくまず疲労をどうにかしないことには。ああ、お茶が切れかけているね。新しいのを作ってこよう」
あ、杵君このフェイシャルマッサージ、えげつない効果だけどさ、本当に効くのかな。ねえ。なんか顔に油塗ってマッサージなんて説明してるけどどうなんだろうね。
「でもこの大泉洋の変わりようが気になるよな」
表情まで変わるもんね。
「おう姐御、なんか顔が死んでるからこいつ食っとけ。歌仙が危機感持ったみたいだぜ。今日は早く寝ておけ」
「あ、俺そういえば薬研から預かってるもんがあったんだった。姐さん口開けてくれ」
? 何が起こるんだ?
「よっしゃ薬飲んどけー」
フゴー!
「杵お前それ、犬に錠剤飲ませる方法じゃねえか」
「え? 舌の奥に乗せてから口閉じさせて、上から下へ喉を撫でるって」
「だからそりゃ犬に錠剤飲ませるやり方だって」
「うえー」
ねえ今あんまり知りたくないことを知ったような気分なんだけど。なあに杵君にとって管理人さんは、でかい犬的な何かなのかしら。てゆうかむしろ、君の方があほのゴールデンレトリバーみたいなもんだと思うんだけど。
「いやそうじゃなくて、人間はああやって薬飲むのかなって、いつも薬研が姐さんの口にねじ込もうとするから」
「弟があらぬ誤解を与えてしまい、すみません御手杵殿! 薬研にはよくいって聞かせますゆえ! 」
「いやいいから気にすんなって一期ー」
もういいから、自分で薬飲むから。
何このカオス。何でうちは、審神者のお部屋がいつもカオスなの。溜まり場になっちゃってるよね。まあ、変に遠慮して寄り付けないとかより、はるかにいいけどな。
子供はうるせえぐらいまとわりついて、わいわい話しかけてくるぐらいが安心。
「おいおい管理人さん、君、俺たち全員、大人のなりで顕現した奴らも子供扱いとは驚いたな」
え? 子供ですよ? お前らは全員、前の持ち主とか鍛えた刀匠とか、そういう親御さんから預かった息子だよ?
「へえへえわかった、じゃあ姐御、薬飲んだら寝ろよー」
なんか甘いもん食ったら人間性が戻ってきた。
「あ、姐さんの顔が人類に戻った」
「姐御が復活した」
ただし疲労が消え失せたってわけではないので、寝る支度して寝てしまおう。
明日は頼まれたもん買って花屋を覗いて、あと薬局も寄らなくては。
あと2日、仕事してくるぞ。