4連勤終わったぞ。明日は朝のうちに洗濯すれば、あとは大してやることない。
洗濯はしないといかんので起きるしかない。何ということだ。
謀ったなシャア!
「管理人さん、呼吸するように昔のアニメのネタを突っ込むのはやめた方がいいと思うよ」
冷静に指摘しないでみっちゃん。
てゆうかそこは「君の父上がいけないのだよ」って返すところでしょ。
「そんなこと言われても」
一文字のじーさんはノリノリで応じてたぞ。
「おじいちゃんに何やらせてるの。山鳥毛さんが聞いたら泣いちゃうよ」
え。山鳥毛さん、すげえシヤワセそうな顔してたよ。「御前が本丸の生活を楽しんでおられるようでよかった」って。
「あれ。三長毛さん、則宗さんって呼んでなかったっけ? 」
あれねえ、一文字じーさんに「窮屈なのは勘弁してくれ」って、名前で呼べって言われたものの、翌日には戻っちゃったねえ。南泉君がすっげえカミカミで呼びづらそうにしてるから「孫に無理を強いてるみたいで心苦しくなった」って。
そうだ、この前唐突に脳内に降りて来た小ネタをどうにかするかな。作るだけ作って、どこに出すかはできてから考えよう。
「大将、大雑把だな。薬研から悪い影響受けてないか? 」
「そうだよ。あんなあたまおかしい薬剤師よりも、俺を懐に入れてる方がずーっといいよ大将」
「どうせなら俺たちみたいなまともな粟田口を懐刀にするといいと思うぜ大将」
「誰が何だって。お前らそんなこと言って、大将が体壊したときにどうするんだ」
うわあ大将組揃っておいでなすった。
「おい、後藤と信濃、お前ら大将の膝に乗って何してるんだ」
「何って懐刀。な、信濃」
「秋田も五虎退も前田も平野も寝たし、普段は誰かさんが大将の部屋に入り浸ってるからさあ、俺たちこの部屋の雰囲気、なんか新鮮なんだよねー」
「大人の刀は結構来るんだなこの部屋」
「うわ何この蛇のおもちゃ誰の。ねー厚ーこれ誰のー? 」
「俺に訊くなよ」
「だって厚も結構大将の部屋来てるんじゃん。俺たちよりは詳しいよね絶対」
「あ、尻尾のところにでかい字で『つるまる☆』って書いてある」
「…あのひと、本当に何持ってるのかわかんないな」
あいつねえ、時々ケッタイなもん買って来て、ここで爆笑しながら披露するんだよ。半分ぐらいはここに置き去りにするのやめてほしい。
さて今日まともに撮れたのはこれだけ。
日が落ちても明るいうちだと、こんな感じの写り具合。
この色味の抜け具合はわりと好き。
明日はやっぱり天気はあまりよくなさそうですよ。
仕方ない。
ここのところ、いきなり謎の疲労が出ております。なぜだ。
「季節の変わり目だからじゃないのかな。あまり無理をしないように、いいね」
「あ、姐さん花粉症のなんかじゃないのか? 人間の体って不便だよなー」
「姐御、出かけるならしばらくは山はやめとけ。自ら花粉の中に飛び込むようなもんだろ」
わかってる。わかってるから。歌仙さんそう心配しなさんな。
「いや、君はわかっていない! いいかい、寝る前には温かいものを飲んでリラックスしてから寝るんだよ。それと夜更かしは厳禁! 朝起きて夜は寝る。この朝型生活を崩さないようにしたまえよ。いいね」
…うす。
「大将が歌仙さんに叱られるの、いつ見ても面白いな」
「俺たちあんまり現場に居合わせないもんね」
「薬研はいつも見てるんでしょ」
「いつもと言うよりゃ毎日だな」
え、何、管理人さんが兄やに叱られる様子が、ちょっとした見世物になってる? ショック! 木戸銭とるぞコノヤロー!
なんかもう、疲れてるのかな。キレがありませんね。
「安心しろ大将、いつもないぞ。ジジイの小便とどっこいどっこいだ」
薬研コノヤロー! こういうときは嘘でもあるって言うのがマナーだろうが!
まあいいよもう、疲れてるので、テキトーに寝ます。明日は朝のうちに洗濯しないとだし、岩下の新生姜買って来たから、朝飯にこいつをぶんぶんチョッパーでみじん切りにして食うのだ。
この謎の疲労を何とかしよう。
明日はゆっくりするぞ。
「するぞじゃなくて、しなさい。いいね」
…うっす。