雪降っておりましたね。明日は天気いいみたいですが、朝は夜中の冷え込みで路面凍ってるのが確実なので、さてどうしたものか。
仕事は暇、おまけに左足が痛み出して、カイロ貼ってごまかしてたんだけど、4個も貼っていたらいくらミニサイズとはいえ、洒落にならん。あまりに暇なのに、ただただレジに立ってるのも苦痛だし、帰りがどうなるか不安だしで、まあ探せば他の部署に応援に入れなくはないんだけど、それで駆り出されたパートのおばちゃんがたいして時間経ってないうちに帰ってきちゃってたので、よそに応援といってもお察し。チーフ嬢に「どうします? 」と聞かれたので、迷ったけど乗っかって早上がりにしたのであった。明日残業頼まれてるし。
「今日は帰るんが早かとね。よか、リスクヘッジは重要やけん、目先の2時間分の給料に釣られて帰りの電車やバスが遅くなるとか、暗い中を長い時間歩いて転んで怪我ばしてしもうたら、そげんこつ本末が転倒しとるばってん、管理人さんの足んこつば考えたら最適解ばい」
はーもう博多ちゃんはいい子だねえ。なでなでなでなでなでなで。永遠になでなでしていられる。
明日は天気よくなるみたいなので、たぶん今日みたいなことにはならないだろう。ドチャクソ忙しくなる、はず。
で、早上がりさせてもらえたので接骨院寄ろうと思ったら、天気悪くて誰も出てこないからか、休みになってました。
「おい薬研、管理人さん帰ってきたら教えろって言ってたけど、何が始まるんだ」
「大将戻ったのか。いやな、一昨年の骨折で靭帯も傷めたなんて言ってるからな、ちょいと新薬を開発してみたんだ」
「あああああ! 姐さん早う逃げえ! ぶんず色の汁がボコボコいっちゅう! これは先生の実験と同じくらい危険じゃあ! 」
あー、薬研、人間はこういうとき頼るものがあるから私は遠慮する。
ツムラ。うちの風呂釜は入浴剤使うと壊れるというんで、足湯。
すごいなツムラ。10分も経ったらいい加減お湯がぬるくなってたのに、それでも足がまだあったかい。入浴剤だけでなく、こうやって足湯にしたり、あがるときに掛け湯にしたりと簡単な使い方でもいいみたいですよ。明日にでも掛け湯を試してみよう。
「何でえ、大将はかわいい懐刀の作った薬はご不満か」
不満っていうか、だってもう先にツムラがよいものを出して売ってくれてるから…。
「『よいもの』って何だよ! 大将のマ・クベー! 」
待て薬研、私はキシリア様への伝言を頼んだりしない!
「たまには俺の頭も撫でてみろー! 」
え、だって薬研はさあ、あんまりそうやって子供扱いするのはちょっと。
「まさか大将、俺のこと」
おっさんだと思ってるから、頭撫でるってのは解釈違いなんだよなあ。
「こんな生足が眩しい美少年な俺のどこがおっさんだと! 」
美少年はな、呑みの二次会で医学漫談なんてしないんだよ。そもそも二次会に参加しない。
「楽しいじゃねえか、うちの二次会」
うっすら狂気を感じるんだが。パンイチの集いだぞ。
「そういえば鶴丸の旦那、今年の正月の見せパンツもすごかったな」
あー。ゾウさんジョウロ魔改造して取り付けたビキニ履いてたよな。
プラダのおパンツ履いてるみっちゃん、ドルガバのおパンツ履いてる大倶利伽羅に挟まれてピンクのゾウさんが股間についてる鶴丸が座ってるのがなあ。総合的にひどい絵ヅラだったよなあ。それでトイレ行って帰ると、グッチのおパンツに履き替えて戻ってるんだからな。
「粟田口は基本グンゼだ」
訊いてねえ。
「伊達は全員イタリアのブランドで統一してるそうだぜ。太鼓鐘はフェンディだ」
貞ちゃんおしゃれ!
「俺はちなみに越中だ」
だろうな。
「驚かねえのか。さっきグンゼって言ってたじゃない、くらい反応あるかと思ってたのに」
違和感がなくてさあ。それにしても、鶴丸の魔改造パンツ、あれ毎年よくみっちゃんが許してるよな。
「ああ、あれな、履き替えるのは必ず、暮れに最新デザインのパンツ買って下ろすからって光忠に交渉して許可を得てるそうだぜ」
なんかほんと、みっちゃん苦労絶えないな。そのうち福利厚生を考えておかないと。
さて、明日はまた残業頼まれてるからな、湿布貼って寝るか。左足靭帯、右足肉離れ、頸椎捻挫と不発弾3つも抱えてるので、どうしても慎重にならざるを得ないのがうーんこの。
あさっては何も予定入れてないので、お茶飲みながら読書し打鍵するつもり。
休憩時間中に、何か茶菓子を確保しておかなくては。