仕事してきましたが、なぜクリスマスを祝うのか。
いや1年にいっぺんだからな、まあめでたいとは思うさ。とはいえ、なぜ付き合いのない聖人の誕生日に、無関係なもの同士がプレデントをやり取りするのか。聖地・立川在住の聖人男性2名なら堂々と祝い喜んでおかしくないけどさ。
「大将、まあそう固ぇ事言わずに、俺たちに甘いもんを食わせてくれや」
「お小夜がクリスマスのお楽しみ会を楽しみにしているんだ」
「やあやあ、粟田口の短刀の皆様も楽しみにしておりまするぞ」
「みんなケーキが食べたいって」
「大包平もここしばらく、ワクワクすると言ってうるさいぞ」
「クリスマスだから兄弟が山からもみの木採ってきて、兄弟が鶏締めて焼いてくれるんだ」
「光坊がいろいろうまいものを作ってくれるし、貞坊も短刀仲間と余興を披露してくれるそうだぜ。伽羅坊は…まあ、たぶん伽羅坊も何か驚きの余興を見せてくれるさ! 」
楽しそうですね皆さん。私は明日あさっても仕事ですが。
「うん? 大将が仕事なのは、俺たちみんな知ってるぜ。だから今年の本丸クリスマスお楽しみ会は25日の夜だ」
何その気の遣いかた。
「そう言うなって、みんな君のことが好きなのさ。俺たちの呑m…宴に君がいないなんて、ネクタイのない池乃めだか師匠みたいなもんだ」
よくわからない例えで来やがったな鶴よ。
「つまりこういうことだ。ネクタイないと師匠のこのネタが死拳になっちまう」
いや、師匠のこのネタは知ってる。そうじゃなくて、もう少しないのか。絶妙な例えが。
「じゃあクリープを入れないコーヒーとか」
昭和の例え!
「鶴丸の旦那、そうじゃねえだろ。うなぎのねえ重箱とか、そんなんだ」
完食じゃねえか。
「薬研も鶴丸もちょっと違うんじゃないのか。そうじゃない、いうたらあれだ、餅のない汁粉だ」
あのなまんば君、懐中しるこは、そりゃ餅入れればオイシイだけど、もなかの皮が餅の代わりになってるだけだからな。
「薬研も鶴丸も、まったく雅趣のかけらもないね。困ったものだ。いいかい、そういうときには曇り空の十五夜とか、そういう風流な例えをだね」
わあステキ。
「そうだな、茶菓子のない茶のようなものだな」
うぐやん、茶菓子なかったらカルパスとか食ってるじゃん。
「それをいうなら! わたくしのいない鳴狐のようなものでしょう! 」
「キツネがいないのは、だめ」
「…鳴狐えええ! 」
美しいユウジョウ!
さて、今日はちゃんと忘れずに美容院の予約入れましたよ。
ただし予約の時間、夕方4時になっちまったがな!
まあ休みだし、カットとカラーだけだし、正月前に切っておけば扱いが多少楽になるだろう。もともとパーマかけてるおかげで、だいぶ楽になってますが。
あ、給料出たらオタク神棚用のお神酒買ってこようかしら。
生命保険の入院手当、9月のボルト抜いたときの分が出るの決定したみたいなので、これでどうにか年が越せる。
まずは明日あさって仕事します。