仕事してきたぞい。そして帰ってから風呂、夕飯の支度しながらアイスティー作って、現在粗熱が取れるのを待ちながら、今週分の雑文小説を放流してきました。
今だから言える。これをやるために怪獣映画ばっかり観てたの。でもまだ活かせてない物が多すぎるので、いつかリベンジしたい。
「と管理人さんが言っているが、兄弟はどう思う」
「うーん、管理人さんのことだから、連隊戦で海に行ったらゴヂラ出たとかありそう」
「俺もそう思う」
「で、そうなると鶴丸さんと南海先生は喜ぶだろうし、たぶん同田貫さんと御手杵さんはこう↓なるだろうね」
やだもう、脇差ブラザース、分析が的確。
でもさあ、あんなもん出てきたら、どうやって倒すのよ。
「大丈夫ですって、南海先生と鶴丸さんと薬研がオキシジェン・デストロイヤー作ってくれますって」
あんな物騒なもん、ホイホイ作られてたまるか!
「じゃあ、スーパーXを自衛隊からパクって」
やめろ。
「で、燭台切さんに操縦してもらって」
いい加減にせい!
「だが兄弟、ゴヂラだと弟たちはきっと怖がって泣いてしまうぞ」
「あー、そっかあ。じゃあそうだな、ガッパなら平気じゃない? 最後は両親が迎えにきて、親子で南の島に帰るオチだし」
「そうだな、五虎退も泣かずに観られたしな」
え。待ってなあに、うちが連隊戦で海に行くと怪獣出るのは既定路線なの? 違うでしょ? 海といったら「大アマゾンの半魚人」でしょうが! (←違うぞ)
「『シャーク・ネード』のタイトルが出ないだなんて、こいつは驚きだな」
え、だってベタじゃん。海でサメ映画って、そんなベタな。
「まあそうだけど! そうだけど、海っぽくていいだろ! じゃあ君は、海で何をやりたいのさ! 」
えー。そうだな、ちょっと考えるから。ちゃんと。
うーん、まず海といったら島。島といったら台風。
突然の嵐で交通手段を絶たれた常夏の孤島。島にただ一軒の館で、訪れた滞在客や住人がひとり、またひとりと殺人鬼の手にかかり…。
「せっかくのリゾートで犯人探しなんて頭脳労働はしたくないぞ、俺は! 」
わかんないよ。殺人鬼っていっても、こうかもしれないよ。
ひとり、またひとりと怪人物の手にかかり、パイを食わされるのかもしれないじゃん。
「おくさーん。子供たちもおいでー。パイ焼くぞー」
からいかーい。おじさんはねえ、もっとからいものを、君たちのお父さんに食わされているんだよー。
「…なあ、これ怖いか? 」
シッ! 怖かったら短刀ちゃんたちみんな、泣いちゃうでしょうが!
「あー、そういう…。じゃあもう、いっそこれでどうだ? 」
え。これ。
採用。
「まじか」
採用。
夏だし。海だし。怖くないし。
「こんなことでいいのか…驚きだぜ」
いいんだよ、夏なんだし。海なんだから。むしろこういう姿勢を大事にしたいじゃないか。
こういう姿勢を。
「…おとなはきらくでいいですねえ…。れんたいせんで、この本丸はみんなそろってうみにいくから、もっていくおやつをげんせんしなくちゃいけないので、ぼくはとってもいそがしいのに…」
さて、もういい加減お茶の粗熱は取れた頃だろう。ポットにつめておかなくては。
明日は仕事から戻ったら、何かあほな映画でも観よう。