仕事してきた。明日は美容院に行くので朝早く起きなくては。
そういえば雨用の靴がないんだった。明日出かけるついでに靴屋に行くか。
買うなら白かシルバーなんだよなあ。で、底の厚いサンダルか折り畳めるバレエシューズ。すぐ届いてくれないと困るので尼損を見たけど、これというものがなくて、もう靴屋に行くしかない。
あとは、余力があったらiPadとキーボードしまうケースな。これがないと鞄の中で剥き出しで持って歩くことに。さすがにそれはないだろう。
「まあ何でもいいけどよ、鞄の中はどこに何があるのかわかるようにしとけよな。鞄の整理手伝うのは先生だけで腹一杯だからよ」
肥前君、疲れてるんだね! 南海先生の鞄、そんなすごいことになってるの?
「おう、すげえぞ。遠征のときなんか、行く先で植物だの石だの拾っちゃしまい込むからよ、弁当食うにも一旦中のもの全部出してからでないと、どこに入ってるもんだかわかりゃしねえんだよ」
うわあ…。
「姐さん、あんたこの前仕事用の鞄の整理してたけどよ、自分でそういうことしてくれるだけ姐さんの方がまだましだな。先生は俺が怒り泣き気味にキレねえとやらねえもんよ」
大変だね。なんか不憫だな。このベビーチーズをお食べよ。
「3個入りか。腹の足しにゃならねえだろうけど、まあ何もねえよりゃ多少違うか」
全部持っていきなすった!
「はあ? 俺ひとりで食うわけじゃねえよ。夜食仲間と山分けだ、当たり前だろ」
とおっしゃると。
「俺たちのことだ」
「呼んだか」
呼んでない。
「陸奥のバクダンおむぎりとちょうでかい卵焼きはうまいぞ」
あー。なんかわかる。絶対うまい感半端ないよね。しかも、みっちゃんも歌仙さんも作ってくれないジャンクなものを作ってくれそう。
そういえばさ、まんば君のご兄弟はどうなの。堀川君はお料理できる子だよね。
「兄弟は料理も洗濯も掃除も上手だぞ。あと兄弟は山で獲った動物捌くの上手だぞ。何でも上手にこなす兄弟と兄弟はカックイイだろう」
ご兄弟が大好きなのはよくわかった。
「兄弟はこの前、おやつにバケツプリン作ってくれたんだ。それも、プリンミックスじゃなくてプリンエルで作ってくれた。兄弟は違いのわかる脇差だ」
それは見たかった。呼んでよ。そういう面白いことやるときには呼んで。まじで。
「バケツプリンちょううまかったが、国永がテカテカしてて鬱陶しかったな」
それ以上はやめてあげて!
「うるさかったから肩の関節決めておいた」
大倶利伽羅、それ以上はいけない!
「伊達ってすげえな。いや、伊達っていうか鶴丸がすげえな。大倶利伽羅に肩キメられても、5分後にはもうコンビニ行った帰りに変な虫見かけたって騒いでるもんな」
何これ。
「鶴丸が見つけた虫」
あいつほんと自由な。
ということで、明日はまたしても休みなのに早く起きるの。予約の時間が早いから。パーマかけるかどうかで時間のかかり具合が変わるからね、どっちに転んでも時間取れるようにした結果がこれだ。
なんかもう疲れてるし明日早いからな、今日はもう寝るか。
明日は油断せずに早く起きられるように気をつけます。