出勤してきた。
いやまあ、新職場初の出勤で、どうなることかと思ってましたが、レジの差額も出ず無事に終わりました。
毟り取った衣笠昔取った杵柄なのか、接客とレジ対応は、たぶんあと何日かやってれば慣れるか? 新担当がことあるごとに「徐々に」「追い追い」と言うのはどうなのかと思ったら、そういえば先任がほぼほぼ先月あたりにやっと研修して店に入り出したとか言ってたような。そういえば。
何か。もしかして経験者って俺だけか。なあ。どうなんだ。なあ。お前大将首か。大将首なんだろ。
もしそうだったら、遅番出てきてもレジの中間締め取るの億劫がるとかも、わからんでもないわ。レジ二台あるから、片方が中間締めやってる間にもう一方でがんがん会計進めてってのを、呼吸するよにやるもんだと思ってたんだけどね。「そのうちみんな慣れたらやろうか」とか言われて「え」とか返してしまった。素で。
いやあ、慣れたらとか優雅なことやってたら、いつまでも慣れないよね。もう最初から「早番遅番揃ったら一度中間締めをやるもんだ」と最初から常識にしちゃわないと。
別にそんなにスパルタンなこと言ってないよな?
まず走らんことにはどげんもなりもはんど。
とは思うけど、まあ俺の店というわけじゃない。
新担当がどう店を回すつもりでいるか次第だからね。
私が言えるのは「知ったことか」ぐらいですわ。ということで、私はとにかく差額を出さないことに集中しよう。
「俺姐さんがまともに接客してるの初めて見た」
そうだね杵君。君たちと出会ったのは、私が接客系半ば引退してた頃だもんね。
「なんかフツーに人間してたな」
…私は杵君の目にどう映ってるのかな?
それはいいとして、半分引退のその後に入ったのも八百屋さんだから、半分裏方、あとの4/1で商品補充、残りで接客って感じだったもんね。
「なああれほんとに君だったのか。なんか不思議な術かなんかで、魂だけ誰かと入れ替わってたとかじゃないのか」
鶴さん何が言いたい。失敬な。
「だって君本丸にいるときと全然違うじゃないか! 」
うわなんか結構怯えてるっぽい。顔色悪いよ鶴さん。大丈夫あれは仕事用だから。本丸に帰ればいつもの管理人さんだから。
とりあえず明日の仕事帰りに、おとなしめのデザインのヘアクリップ買ってこよう。
今まで使ってたのをそのままつけてたら、色味があるとよろしくないようで、そういえば杵君カラーだから買ったんだったっけ。つまり緑。
じゃあもう次は黒にするかな。質実剛健なところで。つまりたぬき君カラー。
指輪はたぶんしないほうがよさそうなので、仕事中だけ外す感じで行きます。
仕事自体はほぼほぼレジ業務のみ。商品補充すらしなくていいって、まじか。
これはこれで動かず棒立ちだからね、やだもう懐かしいこの感じ。駅売店のネエちゃんやってた頃を思い出すわ。この風この空気、これが戦場だ(いきなりのランバ・ラル節)
どちらにせよ、隙あらば歩くしかない。
あさっての休みで前職場にエプロンと入館バッジ返しに行くので、そのついでにでも歩くかな。
あ、いかん。カレンダー貼り替えなくては。
今度の職場、シフト出るのが半月ごとのようだから気をつけよう。
何せ初日で、ちょっと疲れてるような気がするので、早めに寝よう。