勤務2日目。まあでかいしくじりもなく終了。
あがりの時間がベテランの社員さんと一緒になって、イロイロ香ばしい話を聞いたりもしましたが、まあどこにもある話だ。
今朝になっていきなり先任のひとりが辞めると連絡よこしてきたとかで、新担当が更に頭を抱えておりまして、いきなり退職者が出たもんだから、社員の中のお局2名がやらかしたのかと心配しているのだそうです。話を聞かせてくれたのはまともなのが見ていてわかる方で、しかもお局2名ってのが顔を見ると人相がよろしくないので、然もありなんと。
この場合の「人相が悪い」は、美醜とかでなく他人を見る目つき、話をする口調がよろしくないという意味での「人相が悪い」ですな。
しかしアレだ、そうなるとのらくらいい加減に付き合っていくのが、この場合の最適解か。どうも入る人間を片っ端からいびり出してたツケがたたって、ついに派遣に仕事頼むしかなくなったフシがあるので、つまりお局は我々までいびり倒すと、自社と派遣元との会社間の問題になって、自分らに今まで棚上げになってたもん全部が降りかかってくるわけで、あとはそれをわかってるかどうかですね。
私はただただ、いつものようにやるだけですわ。
「姐さん韜晦するの得意だもんな」
「こういう気のいいあほが一番の食わせもんなんだよな」
「必要になったらいつでも僕に言ってくださいね。闇討ちならお手の物です」
…うん? 今なんか物騒なセリフが聞こえたような。まず杵君でしょ、たぬき君でしょ、あと今いるのって、
「僕ですよ、ぼ・く」
堀川? やだなもう、入ってくるなら声かけてよ。
「お洗濯物届けにきました。そしたらなんか、暗殺した方が早そうな話してたから」
物騒! かわいい顔して物騒! ちょ、仏僧呼んで!
「拙僧の弟が如何致したかな」
仏僧来た!
「お呼びですか」
天下五剣の仏僧来た!
「太閤とお小夜に読み聞かせしてやるのに、何かよい本はありませんか」
全くの別件で北条の仏僧来た! 「もうぬげない」とかどうすか江雪さん!
「ありがとうございます」
そして帰った! 何しに来たのあの方は!
「本を借りに来たんじゃないのか(もりもり)」
「いい本はないかって訊いてたじゃないか(ムッシャアア)」
そして今日も来たのかおぎやはぎのお二振り! 深夜に焼きそばパンはやめようぜ!
「ゆうべ食ったクルミっ子はうまかった」
「ひよこもうまかった」
「今日は何もないのか」
「そういえばひよこは東京と博多とどっちの出身なんだ」
ひとネタ始めないで。そしてぶっさんと堀川は弟と親友の漫才をがぶり寄りで待ち構えないで。はい兼さんを呼ばない。
「ひよこは博多の銘菓ばい」
「博多通りもんと並んで博多土産の双璧をなしとるばい」
博多ちゃんも長谷部も、算盤とキーボード打鍵の手を一切止めずに会話に参加するのコワイだな! ちょっと休んでお茶飲みなさい。
こんなことになってるから。長谷部が。
「ところで以前、管理人さんの東京見物について行ったら地下鉄に乗ったことがあったよな」
「あったな」
「アレってどこから入れるんだろうな」
やめてー! 今日びの若者は三球・照代なんて知らないから!
ところで地下鉄は、地下にハンガーがあってそこで建造して線路に引いてるんでしょ。
こんな感じで(グルグル目)
あ、そうだった。明日は前職場の制服とバッジ返しにいくんだった。
いつも通りに起きて洗濯して、それからだね。
書類書いて、持って出られるようにしておかねば。
どうでしょうを観ながら書類書くところから始めよう。