みなさまいかがお過ごしでせうか。
私は今日、予定通り、会いに行けるイケメンに会ってきました。
兼さんです。
ほらイケメン!
見て。この刃紋の華やかさ。素っ気なさとは無縁の、でもやり過ぎて野暮になる手前の見事な塩梅で見せる粋な刃紋。一見シックで、でも実は丹念に匠の技をこれでもかこれでもかと傾けた贅沢な拵。
今回の公開は、無事にチケット取れまして、思い切って行ってよかった。
このご時世ですから、時間制で人数に制限かけて公開されておりますが、むしろゆっくり落ち着いて、兼さんのイケメンぶりを堪能できました。
ただきらびやかなだけでなく、ちゃんと頼もしさも備えているって、どんだけナイスガイなんだよ。
「そこまで本当のこと言われると、悪い気はしねえよな」
「和泉。調子に乗るんじゃないよまったく、この子はもう」
「そうでしょ、兼さんはただかっこいいだけじゃないんですよ! 強くて頼もしいんです! おまけに土方さんと何度も実戦を共にしてますからね、戦のことならお任せですよ! 」
あ、堀川がテカテカしてる。
駅を出ると地域の案内版。
「また丸ポストか」
「姐さん丸ポスト好きだよな」
「だけどよ、こういう昔ながらのものが現役で残ってると、俺たちからすると嬉しいもんだよな」
「なんかこいつ愛嬌あるしな」
近侍は万事遠慮がない。
ご遺族のお宅の一部を資料館にしていらっしゃるのですが、昭和初期に刷られた石田散薬のチラシが保管されていまして、燗酒か白湯で飲むようにとあるので、温かい飲み物で飲め、体を冷やすなということですね。なんか漢方っぽいね。
入り口前でまた買っちゃった。五千円札しか持ってなくて崩したかったのと、まあほら、来たら買うでしょ。
前は餅菓子タイプだったけど、リニューアルした今の蒸しマンヂウタイプも捨てがたい。
で、せっかくなのでこのまま足を伸ばしてみました。
高幡不動。境内立ち入り禁止にはなってなかった。
仁王さん。
時節柄、手水もこの通り。
たまたま行ったら、骨董市やってました。
ときどき雨がぱらつく天気なせいか、あまり人はいなくて、昼過ぎのこの時間でもう店じまいしてるテントも。
何となく冷やかしてたら、つい気になって買ってしまった。
おそらくインド系のおネエちゃんが店番してるテントで、並んでる指輪見てたら、まだあるぞ的に在庫出してくれまして、出てきた瞬間引っかかるものがあったのな。で、はめてみたらぴったり。験担ぎに、左手小指に付けられるものを探してたんですよ。ぎりキツめのを頑張ってはめる、とかでなく、かといってゆるめのを騙し騙しつけてるとかでもなく、ジャストサイズ。
よかった。
しかし、最近オシャレアクセサリーのお店見ても、でけえ石がボコーンとついてる指輪が多いですが、流行りなんでしょうかね。
知らんけど。
「知らんのかい! 」(鶴による絶妙なタイミングのツッコミ)
とりあえず明日は仕事ですが、時間が遅めなので、いつもよりはゆっくりできます。明日仕事に出ると休みなのでね、まあ行ってきます。
何だかねえ、ゆりこちゃんが百貨店はおやすみして欲しいにゃん。っておてまみ出したらしいですね。私の派遣先もどうなることやら。
とはいえ、今ここで気にしてても仕方ないので、今日はやることやって寝ます。
おマンヂウおいしいお。