雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

博物館や美術館はリスペクトを忘れなかったその道のヲタクな先達達の血と汗と推しへの愛の結晶

きのうはちゃんと間に合うのか、心配しかなかったトーハクですが、無事行ってきました。

朝は予定通りに起きて予定通りにうちを出て、予定通りの電車に乗って、すげえなおい、ここまでできるようになったか。

11時のチケット取ったんですが、余裕持って10時半過ぎに上野着。無事に時間通り入れました。

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平成館なんか久しぶりに来たぜ。いつもはまっすぐこっちだもんな。

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最澄天台宗のすべて」、今回もありました。撮影エリア。

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個人的にこの手の特別展で撮影できるエリアを「極楽に一番近いカメコエリア」と呼んでおります。イロイロと台無し。

ええもういいんですよ。千手観音見た途端、脳内に「欲張りバリューパック」なんてフレーズが浮かぶんですから。で、如来像とか装飾がないものを見ると「シンプルプラン」…。

「管理人さんはイロイロとお疲れのようであるな! 」

仏像とかいっぱい来るって聞いて、朝しれっとぶっさんとか数珠丸さんとかついて来てましてね。ぶっさんすげえ元気なのに、更に活力に溢れてましたね。

しかし、こういう仏像とか絵とか、実際に作る人も残す人も、ただただ仏様へのリスペクトで残してたわけで、そういうセイシンテキのパワというのは、そうして残ったものがこれだけの規模で集合すると、すげえなと思うわけです。ただただ感嘆するばかりですよ。

ジャンルはなんでもいい、できるだけ古いものを、こんな風にわっさわっさと集まっている状態で、試しに見てみてください。

 

で、ここからが個人的なメイン。

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はい! 奥に三日月宗近、手前に小竜景光! これでもかとイケメンが並びやがりました!

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なるほどな。小竜の刺青が首に入っててチラリズムなのは、本体の倶利伽羅竜が半分はばきで隠れるからなのね。いや、小竜推しの方はよくご存知な常識以前のことなんだろうけど、実際にこうして会うと発見がいっぱいあるね。刃紋なんかも、チャラくなるギリギリ手前でとどまって、華やかと爽やかが共存してる奇跡のバランス。あの、本丸にいるあのまんまの小竜がここにいます。

え、三日月? 三日月相談役もいつも通りの相談役でしたよ。ええ。もう何度かお会いしてますがね。いつ会っても自然体。押し付けがましいゴツさがないところから見ても、秀吉が「かあちゃんの守り刀だ」って北政所にプレデントしたのわかるわ。

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「おや、随分と高い評価をいただけたが、少々こそばゆいな」

そうかこそばゆいか相談役。それは私に、上野駅構内で大判焼き買ってくれると治ると思うぜ。

 

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本館までがっつり回って、外に出ると午後1時半。11時15分ぐらいに会場に入ったので、2時間座らず休憩なしで回れました。

さすがに腹減ってるので飯を食う。

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胡麻坦々麺。

 

今日はミュージアムショップで買い物しなかったので、何かあるかしらと思ってエキナカを回ってみましたが、これといってそそられるものがなかったので、大判焼き買って帰って来ました。そして帰ってから、駅前のファミマでチョコレート買ってまんば君のジッパーバッグ保護。まだ修行前で布かぶってる子が、名だたる名刀に囲まれて追い込まれてたんだ、保護せざるを得ないでしょうが! 残ってたら、明日は大倶利伽羅を保護してこよう。

そうそう、息の電車内で隣に2歳3歳ぐらいのお子様が座ってたので、ついった開けたら流れて来た犬猫画像を見せておりました。

 

とりあえず明日は、早く起きて午前中に外を歩いて、午後はブラジル決勝を観るぞ。まだネタバレは回避できてるの。このままできるだけ、見逃し配信観るまで目を逸らしていきます。

さて、相談役が買ってくれた大判焼きを食うか。