仕事してきた。今日はそれなりに忙しくしておりましたが、明日あさってがコワイなので、今日も早めに寝よう。
なんて言ってたら、夕方、仕事から帰ると空がこんなことに。すげえ色ですよね。
いやあ、すげえコントラストだった。
ゴヂラでも来たのかと思った。
あと3日仕事して、休みになったらワクチン予約電話かけるだけかけてみて、あとはテキトーに休むか。
しかし、あと1週間ですか。そのぐらいでもうオリンピック始まるとか言ってますね。
くそう、何事もなければオリンピック開催中のどこかで、京都に高飛びして優雅に寺社めぐりでもしているはずだったのに。何がコロナだ。
「そういうなよ姐さん、映画でも観て過ごそうぜ」
うーん、杵君は今どんな映画観たい?
「え。俺? そうだなあ、これがちょっと気になってる」
あー。これかあ。タイトルまんまだよ。
「なんだ、映画の話か」
あ、たぬき君は今どんな映画が観たい?
「俺は、そうだな、これなんかいいな」
……。
「うえー、何の映画だ? あ、待ってまさやん待って当てるから」
あー。もしかしてこれか?
「察しがいいな姐御。そうだよこれだよ」
「あ! 俺もわかった! これか? 」
「おう。わかりの早い主と親友でよかったぜ」
「えーと、ごめん、何の話してるの」
お、いらっしゃい後藤! 管理人さんのお膝は短刀専用だよ! 今なら空いてるよ!
「え、いいの? 」
ためらいなく懐に入るねお前も。
「まあ、たまには。大将、御手杵兄とまさ兄と何の話してたの」
ああ、後藤はこの映画、何かわかる?
「ごめん、全然わかんない。てゆうかこれ誰」
え…。三船敏郎…。「用心棒」と「椿三十郎」…。ちな1枚目の真ん中はジェリー藤尾、4枚目の右側は仲代達矢。
「せめてリメイクの織田裕二版にしとけよ! 」
いやあ、あっちは映画館で観たけど、なんかまだ青くてなあ。三船敏郎のおっさんオーラがないと物足りねえ。
「日本号っぽくないか」
「おっさんっていうと、うちだと日本号だよな」
「どうする御手杵兄、まさ兄、この時間だと次郎ちゃんの小料理屋で呑んでるだろうし、連れてくる? 」
いやいいから後藤。それには及ばないから。てゆうかあいつはおっさんというよりマダオだからね。まるでだらしないおっさん略してマダオ。
「本人は、まじでダンディなお兄さんとか言ってるけどな」
やだなあ。槍の仲間内だとそんなこと言ってるの。まじでダンディなお兄さんなんて、大千鳥君だろうがよ。
「で、姐さんは今何が気になってるんだ」
うーん、私はねえ、これかなあ。
散々怪獣映画を観ましたが、結局これとシンゴジが一番無駄のない展開だった。
「姐御怪獣映画から離れろ」
えー。じゃあこれかなあ。
「あー、ご尊父様が泣くやつだ」
そう、星海坊主(親父)に見せると泣いちゃうやつ。って杵君凄まじい覚え方するね。いやあ、ほら「ぶらどらぶ」血比呂先生の過去回でネタになってたでしょ。
「あのひでえ男ばっかり器用に拾ってく話か」
「うーん、こういう映画、俺にはよくわかんないや。御手杵兄とまさ兄はわかる? 」
「まあそれなりにな」
「まさ兄カックイイ…。俺、おっきくなったらまさ兄みたいな、器もでっかい刀になる…」
さて、それじゃあ寝る支度でもするかな。
「管理人さん、御手杵君同田貫君、僕と貞ちゃんもう寝るからね! 」
おかんみっちゃんが謎の宣言するだけして去った。もうそんな時間か。
あと3日仕事だし、まじで寝ます。
明日も労働してきます。