今日は月曜日。天気悪いし寒いので、外には出てません。
ゆうべなんやかややっていたら0時過ぎて、そこで寝たら9時半に目が覚めました。
やっぱり睡眠時間9時間かよ。
「だが、10時過ぎに起きて朝食をとったのだろう。昼までだらだらせずに起きただけよかろう」
あ、ドン包平やさしい。
「なんだ、俺をなんだと思っているんだ。いくら管理人さんとはいえ、俺は女子に無理を強いるようなガサツな刀ではないぞ」
なんだかんだ、ドン包平ってほら、いいうちの子だから、やっぱり基本的に紳士だよな。
「褒めても何も出ないぞ? 」
いやいやいや。しかし、それでいくと杵君もやっぱりいいうちの子だけど、あれな。実家が太いとドーンと構えて、おいそれとは動じない頼もしさがあるよな。
杵君とドン包平とだと、それでも雰囲気がちょっと違うんだけど、その違いってどの辺にあるんだろう。
「どしたー。姐さん呼んだかー? 」
「なんだ、姐御またなんかあほなこと考えてるだろ。明日もちゃんと朝のうちに起きられるように寝ろよ」
いやほら、ドン包平も杵君もいいうちの子なのに、雰囲気結構違うでしょ。
「そうだな、杵と大包平の違いっていうと、やっぱり頭のよさじゃねえか」
「ひどいなまさやん」
あー。なんかドン包平の方が、万事につけしっかりしてるよね。真面目だし。
「えー、俺だって真面目にやってるだろー」
杵君も真面目にやってるよ。うん。そうでなくて、なんていうか、うーん、
「同じ真面目でもよ、杵はまあ、締めるとこで締めりゃいいなって緩急があるけどよ、大包平は石部金吉に金兜おっかぶせたみてえなところがあるだろ」
それな。いい奴なんだけどね。
「おーい姐さん、月末の西洋お盆のお楽しみ会、光坊と歌仙、小豆から夕飯メニューと配布用の菓子のプランが出たぞ。こっちは子供たちのグループ分けと引率メンバーのリストだ。で、なんの話だ? 」
え、同じいいうちの子なのに、ドン包平と杵君の違いってなんだろうって言ってただけですが。
「あー、まあ御手杵は、なんていうか空気がなあ。出陣してるとき以外は、基本ゆるいよな」
わかる。
「で、姐さんはそれに輪をかけてゆるいからな、似合いの主従だろ」
なんだとこの野郎!
「だって君、戦以外はいい加減じゃないか」
そりゃそうだ。24時間、本丸の中でまでピリピリしてたら、気も体も休まりゃしねえだろうが。
「おかげで俺たちは気楽にやらせてもらえてるからな、いいとは思うが、ぶっちゃけた話、君と近侍殿への評価は『この人たち放っとくと心配』だからな」
まじか。じゃあ何かい、私はみんなにお豊みたいに思われてるってことかい。
誰が乳児より目が離せない女だ。
「実際目が離せないだろう。ちょっと目を離せば足の骨折ったりするし」
「確かに。姐御は赤子並みに一人にしておけねえ。呑み仲間のにいさんも鬼島津脳の残念な奴って断言していなさるしな」
「俺もいっつも『この人大丈夫か死にゃしないか』って心配になることあるし」
みんなひどいよ! 管理人さんそんな簡単に死なないよ!
「ちょっと疲れがたまると扁桃腺炎起こしたり、溶連菌で高熱出したりしてるだろう。いい加減認めろって」
待って杵君、溶連菌はまだ審神者就任の前なのになんで知ってる。
「御母堂様から聞いたって薬研が。近侍だから姐さんの体質を知ってて悪いことはないだろって」
…私の周りで、当人が知らないうちにフォーメーションが完成されている!
「諦めようぜ姐さん、心配してくれるってことは、それだけ支えも多いってことだろ」
まあいいけどさ、杵君もみんなに「放っといて大丈夫か」って思われてるってことだからね。
「いいんじゃねえか。大将がなんでもできて完璧じゃあ、息苦しくて仕方ねえやな」
「なんて言ってるがな、同田貫、君もみんなから放っとくと折れるんじゃないのかって心配されてるからな」
「おい待てよ嘘だろ」
つまりあれか。うちは審神者も近侍も補佐も、全員「ほっとけない」だけで一軍を率いてるってことかよ。
知りたくなかった!
まあね、今に始まった話じゃないけどね、相変わらず私への評価は変わってなかったのかとね、ガッカリすること甚だしですがね。ガッカリだよ!
もういいよ。明日も戦力強化マップいくぞ野郎共。
血の小便出るまで周回してやる。いいなわかったな。
「
「あ、あの、あんまりご無理はなさらないでくださいね」
ううーん五虎ちゃんのお願いならきいちゃうー!
というわけだ。明日は程々でいくぞ。
「子供には甘いな君! 」
何とでも言うがよい鶴よ。かわいいからいいんだよ。