日曜日でしたね。今日は約3ヶ月ぶりに散髪してきました。
看板犬は、今日は留守番だそうで、たぶん他に予約入れてるお客に、いぬ苦手な人がいたのでしょう。今の二代目は、たぶん吸わせてくれるいぬだと踏んでおりますが、検証は次回だ。
明日は定期作って、ついでにヒートテック肌着買ってくるか。
「姐さん、まだ買いに行ってなかったのかよー」
「姐御さてはこの前出掛けたときに、もらったギフト券忘れたな」
杵君もたぬき君も、遠慮も容赦もないな!
今日はとりあえず、会社から社保のお金振り込んでおくように通知が来たので、散髪してから振り込みして、小腹が減ったので遅めの昼食べて帰ってきました。
聖地・立川に行かないとバスの定期は作れないんだけど、駅前の出張所だと午後3時にならないと開かないから、いっそ早い時間帯に、バス乗って営業所行って作る方が早いかもしれない。
散髪から帰って、なんとなく「今ちゃんの実は…」のおかんカレー見てたら、夕飯はカレーでした。おかんの。今は小原正子のおかんカレーと、レトルトカレーと、マック鈴木のおとんカレーの対決を見ております。完敗のおかんカレーはどうなることか。
「俺、御母堂様のカレー大好き」
「俺も」
マミーのカレーだと一度に両手鍋一杯ひとりで食ってしまうオフタリサン、管理人さんのカレーはどうかな。
「…あー、姐さんがいつも鍋かき回しながら高笑いしてるやつなー」
「あの高笑いがなければ悪くねえな」
なんだと。
あ、ついにおかんカレーが勝利を摑んだ。すげえな小原正子! うん、そりゃあ泣くよ。自分がいないところで、レトルトとおとんのと3種類並んだ中で、おかんのカレーにだけ「おいしい」という言葉が出たんだもの。
「なあなあ姐さん、高笑いしないでカレー作れねえか」
えー。じゃあ魔女の鍋みたいにイヒイヒ笑ってもいい?
「挙動不審にならねえとカレー作れねえのかよ姐御は」
作れるよ。ただ面白くないでしょ。
「いや、料理に面白さは求めてないんだけどなー」
「なんで毎度豪傑みたいな高笑いなんだ姐御は」
いい加減レベルが上がった中堅冒険者が、いつまでもビキニアーマーとかバニースーツ着てキャッキャした、レベル20そこそこの乙女みたいなことしてるよりは、清々しくていいだろ。
「まあ確かにそんな女が審神者だったらやりにくいな」
「俺も、そんな女子っぽいカッコした審神者よりも、ジャージ着てる今の姐さんが俺の主な方が付き合いやすくていいな」
そうだろうそうだろう。
「よっ。俺だよ、お・れ」
え、呼んでない。
「今、普通にやったんじゃ面白くない、なんて話してただろ」
うわ、一番聞かれたくないところだけ拾われてた。
「俺も姐さんに激しく同意だ! 通りいっぺんの当たり前じゃあ、新鮮な驚きは生まれない! 大事なのは、常に心を動かす驚きだ! 」
あ、嫌な予感がする。
「ということで、姐さん、次にカレー作るときにはこれをやろう」
まじか。
つまりこういうことか。
「わかってるじゃないか姐さん」
「待て鶴丸、これ絶対飯の時間に料理が間に合わないだろ。時間になってもちびどもに食わせるもんがないと、兄貴連中が暴動起こすぞ」
「あと、料理の出来に当たり外れが出るだろ」
何をアイターみたいな顔してるの鶴さん。いいんだよ私は。ご希望とあらばやるよ。ピストル審神者。
撃ち抜くのもやぶさかではないよ。
ただしできた料理は全部お前が食うんだよ。
それができるなら、いくらでもおみまいしてやるよ。
「…でもさ、姐さん、なんだかんだ言って、そこそこ食えるもの作るからなー。たぶん、破壊的なもの作ろうと思っても、中途半端に食えなくはないもんができて不発で終わると思うぜ」
「そうだな。姐御の炒飯は、夜中に腹へって起きた連中が一度は世話になるもんな」
「…そうだった…。俺も先々週食べた…」
よーし、いい具合に収束したところで、鶴さん。食い物で遊ぶんじゃないぞ。みっちゃんと歌仙さんに知られてみろ。どうなるかはわかるな。
こうだぞ、こう。
あと、食材を粗末にすると桑名君に肥やしにされるぞ、たぶん。
ちなみに私の作るカレーは、おろしたニンニク生姜をこれでもかこれでもかとぶち込み、玉ねぎを飴色になるまで炒め、最後にコーヒーを隠し味にします。残ったやつは翌日にちょっと水分飛んで硬くなるので、牛乳でゆるめます。
短刀のお子様カレーは、蜂蜜とおろしりんごとヨーグルトでマイルドにします。
料理は楽しく作ろうぜ。なあ。
「そう、何事も楽しく! 若人よ、事故を恐れるな! 」
なんて説得力だ…!