リハビリ卒業しました。
あと松葉杖も卒業した。
だが診察はまだある。来月末にまた行くんだ。
ただし歩き方はまだちょっとヨレヨレ。
さっきついった見てたら、小学館が遍く宇宙に誇る銃撃ち漫画「BLACK LAGOON」の作者・広江礼威先生が、次のグッズの要望があったら聞かせてね、と呼びかけていらして、何の気なしに「男より強い美女だらけの作品で女性ファン多いんだから、そういう層に向けたものがあったら買うのに」とほざいていたら「どんなのが欲しい? 」と、先生ご自身からリプライが! 明日俺は死ぬ! ハッピーバランスを取るべく因果律が働いて死ぬ!
…とりあえず、エダのグラサンとかシェンホアさんが使ってる化粧ポーチとか、さりげなくブーゲンビリア貿易やラグーン商会のロゴが入った名刺入れとか、ジャケット着ると隠れる位置に小さくカトラスの刺繍が入った岡島のネクタイとか、日常使えて、キャラクターが手回り品として持っていそうなものなら女性受けするのでは、というお話をしました。俺は死ぬ。明日死ぬ。なのでみんな、俺の代わりにグッズが展開されたら買ってくれ。俺は生きてたら買う。
「か、管理人さん、死んじゃいやです…」
「管理人さん、まだ身罷られるには早いかと存じます! 」
「年末には連隊戦もございます、お気をしっかりとお持ちください! 」
そうだ。そうだった。うちにはえーと、きゅうじゅうなん振りだっけ、扶養家族がいっぱいいたんだ。まだ死ねない。
「その意気です! 」
「ご安心ください、僕らもついております! 」
「ぼ、ぼくも一緒です」
生きねば。
さて、リハビリはひとまず卒業したものの、月頭にやらかしたのもあって、年内は休んで正月明けから復帰するようにとは、しっかり注意を受けて来ました。あと、何かで調子悪くなったらまた来るように、だそうです。
こういうとき、西多摩のど田舎は本当に困るんだ。文化果てるど田舎は、こういうときに散歩できる美術館や博物館、史跡や寺社の一つもなくて、それでいて住宅街はやたらとあるの。
住宅はもういいから、文化レベルを上げてくれよ。
「姐さん機嫌悪いな」
「きのう買った刀剣乱舞マンチョコ開けたら、長曽祢にいしゃんと豊前にいしゃんがダブったばい」
「それでか」
「はあ? 姐御の機嫌が悪いだぁ? そんなもん、テキトーに映画見せとけ。ワイスピとか」
「あはは、同田貫君、ご主人様は『裏切りのサーカス』がお好きなんだよ。あの映画をお見せして差し上げようよ。ああ、僕は当然、ご主人様の座布団として誠心誠意努めさせていただくよ! ご主人様のお好きな映画をかけて、一緒に楽しみたいところだけど、一切画面が見えないまま座布団としてご奉仕するなんて、高まって仕方ないよ! 」
「おう大将、映画ならこの前ネトフリで見つけた『ゾディアック』にしようや」
…お前は本当に短刀なのか。薙刀とか大太刀を磨り上げしたんじゃないのか。いや、それだって他の磨り上げ組はどこかしらかわいいところもあるけど、お前のそれはかなり厳しいぞ。
「刀種以前に、俺は大将の得物だからな」
おいどういうことだ。ちょっとこっち来い。小一時間とっくりと話し合おうや。
「お待ちくだされ! かように薬研へお説教する時間がありますならば、ぜひ、秋田と包丁と五虎退、前田に平野、博多、毛利をお膝に乗せてやっていただきたく! 」
また一度に大人数で来ましたねお兄さん。
「乱は最近、ヘアメイクアーティストに憧れておりますので、練習にお付き合いいただけると幸いに存じます」
上乗せしなすった!
「え、何どうしたの、デコるの? 管理人さんデコっちゃう? 」
いや、そこまで大掛かりじゃないから心配ゴム用。
明日は朝から寒いみたいですね。
ただ、ここ2日ばかり朝方に目が覚めたり、早く起きないといけなかったりしたおかげで、10時前の現在、ちょっと眠かったりします。どうしたものか。
すでに室温も下がりつつあるので、まずはフートン出してから考えます。
明日生きていたら洗濯しよう。