仕事している間に、大侵寇のゲート閉じて、大阪城の門が開いておりました。
そしてやってくる新たな下宿男士。
現在、七星剣=サンを隊長にして、大阪城デスマーチが始まったところです。
今回はまじで死orDIEorデスですよ。何せ全マス踏むまで下に降りないんだから。ということで、現在地下3階をぐーるぐる。練度底上げの第四部隊ですが、最大の目的がコーベイン狩りなので、極博多ちゃんについてもらっています。おかげでコーベインが貯まること。
お、ボスマスのボーナス千両箱きた。
さて、大阪城の前にまずやったのが、三日月宗近3泊4日修行の旅への送り出し。
いや、その、帰ってきたときにしれっと七星剣=サンいるのを見て「お主いつの間に」「俺が一発どついてやっとのことで正気に返したと思ったら」「俺のいぬ間にちゃっかりと」「ねえなんでいるの」「これ以上じじい枠を拡張する気はないのに」と相談役が騒ぐ、ぬるい修羅場を見たいなと。
最初は「三日月ばかりずるいです。小狐だってこの本丸の子です」「小狐もなんか、こう、修行でもっと毛ヅヤをよくして管理人さんに極上の狐吸いを体験していただきとうございます」「小狐の! もふもふは! マルチャン号にも負けませぬ! 負けませぬ! 」と騒いでいたでかい小狐ですが、相談役にドッキリを仕掛けると聞いた途端に「それいいですね」と手の平クルー。「先日の大侵寇の件にしたって、あれはいいカッコしいなのですよ」「たまにはギャフンと言わせてやらないとつけ上がりますからね」「さすが管理人さんはよくおわかりでいらっしゃる」と実にご機嫌。
さて3階はクリアしたぞ。ここからがまた長いんだ。
さて、留守番組、相談役いないしなんか美味しいもの食べようぜ! 何にする? ピザとる?
「君はまたそんな無粋なものを。どうせならお寿司やお蕎麦でも取らないかい」
いや、まあ蕎麦もいいけどさ、大人数でワイワイつつくって感じじゃないでしょう。
「それなら大皿の寿司を頼めばいいじゃないか」
基本、うちはみんななんでも食べるいい子ばっかりだけど、寿司は子供受けが今ひとつなんだよなあ。実際、短刀人気のメニューって、ミートソースのスパゲッティとかグラタンとか、人間の子供も好きなメニューが多いよね。
「寿司か、悪くねえな。俺は岩下の新生姜と、蕎麦がきに朴葉味噌を合わせるのも好きだぜ」
完全に酒のアテじゃねえか!少年の皮をかぶったおっさんは引っ込んでろ!
「大将だって岩下の新生姜、好きだろ」
好きだけどもさ!
仕方ない、大人には寿司を五人盛りくらいで桶6つと、子供たちには辛くないチーズとろっとろのピザとってチキン買って、好きなものを好きなだけつまむ感じでいくか。
「うふふ。僕はねえ、とびっこのお寿司が好きなんだ。口の中でずっと弄んでいられて楽しいよね。とびっこの粒々のことだよ」
ハイハイ。確かにああいう粒の細かいものって、口の中に残るのが妙に楽しいよね。
「石切丸さんはねえ、トロとしょっぱくてカリカリのたくあんの手巻き寿司が好きなんだよ」
どうでもいい個人情報のリークをありがとう。
「そうそう、肥前君はいくらが山盛りになってるいくら丼が好きなんだってさ。彼はおいしいものを口いっぱいに頬張るのが一番幸せだって言ってるよ」
わからなくはない。
「僕かい? 僕はそうだな、御母堂様もおっしゃってるけど、すごくおいしいものをちょっとずつ、が理想かな」
うん、なんかそんな気はしてた。
「実は秋田と包丁と毛利と五虎退は卵の握りが好きなので、子供用に卵握りをとってくださいませぬか。鯰尾はサラミがいっぱい乗ってるピザ、骨喰はマルゲリータのピザが好きです」
「浦島はハマチの握りとフライドチキンが好きなんだ」
「君ら、弟のことになると迷いなくグイグイいくよな」
さあだんだん保護者がうるさくなってきたぞ。
「実は蜻蛉切は、ケンタのビスケットにシロップトロトロするのが好きなのデス」
まじか。買うよ! ビスケットも買うよ! 蜻蛉ちゃんの分も買うよ!
「あ、いや、自分は! どうかお気遣いなく! 」
いやだ。私は蜻蛉ちゃんにおいしいものを食べさせるのが楽しいので買う。日頃真面目にがんばってる子には、好きなものをしこたま食べてもらいたい。
さあ、さすがにもうなんかねだる奴もいないだろう。
「管理人さん! 明日のお夕飯にはご馳走を食べると聞きましたよ! このわたくしめにも、ひとつ何かおいしいものを! 」
まさかの管狐!
「ぜひ! このわたくしにも! ご馳走を! 」
って、お前、油揚げでないと文句言うじゃない。
「ああ、わたくしには栃尾の油揚げか、ご尊父様の故郷・仙台の定義とうふ店の油揚げをぜひ! 」
店まで指定してきやがった! 面倒の予感しかしないので逃げる。
さて、大阪城は延々4階を周回しております。いつになったら物資マスを踏むのか。もう疲労回復アイテムなんか大侵寇で使い果たしてるので、この先は脳死周回だ! 野郎ども覚悟しておけ!
明日も仕事ですが、私がポチった「四銃士」レスター版の円盤はいつくるのかしら。
たぶんまた実際に観て、剣戟シーンでやたらと折れるサーベルに恐怖しか感じないんだろうけど、ラクエル・ウェルチのドジっ子若奥様がなんか愛嬌あってかわいいので、よかったらいっぺんご覧ください。
明日はちゃんと今週分の小説を放流するぞ。そして次のひとネタにかからなくては。
今日こそほどほどで寝ます。まじで。