雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

布団を変えて水飲んだら具合がよくなり始めたのはどういうことなのか

きのうは睡眠とれなくてボッコボコでしたが、ゆうべはなぜか割とまとまった時間眠れて、まあそれでも昼近くまで手が震えたりして、何がどういくないのかわからないまま仕事してましたが、とりあえず今はだいぶ回復。昼までは腹が減ってるから食ってましたが、夕飯は普通に食べられた。仕事中はほとんど水分取れませんが、帰ってからしこたまお茶飲んで、更にスペアミント間引いて薄荷水作って飲んでおります。

しばらくぶりになんかおやつとか食ってみようかと思えた。

「と管理人さんが言っている」

「ああ、ゆうべ布団と寝巻きを夏物に変えさせたからな。この前冷え込んだときに冬物をまた出して、それっきりにしてたんだよ。大将が言うには、体を冷やすと接骨院で治療してるのによくないだろう、だそうだが、この季節、塩梅が難しいからな。逆に熱中症になりかねん」

「もしかして、ここしばらく具合がよくなかったのは熱中症だったんじゃないのか」

「ああ、仕事中にやたら大汗かいてたからな。俺ももしやとは思ってるが、とりあえず大将にはしこたま水飲めとは言っておいたぜ」

「で、管理人さんはどうしてるんだ」

「この通りだ」

うん? いきなりなんだ薬研。何かご用かなまんば君。隣の部屋で何してんのかと思ったら、管理人さん久々に体調まずまずで寛いでるんだからさあ。

「寛ぎすぎだろ。おやつ食ってるし。俺も食べたい」

あー! だめだよまんば君! 君の一口はでかいんだから! これ管理人さんの! あー!

「うまい」

全部食われた! ひどい!

「泣くな管理人さん。今度ガリガリ君買ってやるから」

管理人さんは! アイスは! すいかバー派なんだよ!

 

しかしアレだな。「鎌倉殿」観てからどうでしょう観ると、グッピー死にそうな温度差で最高だな。

今日は鎌倉に残された良心・蒲殿が退場しましたが、すげえなもう、次から次へと関係者が消えていく。それも幕府開いてから。鎌倉幕府がどんな組織だったのかを、歴史にさほど興味がない層にもわかりやすく見せてくれてる。それでいて、がっつり文献から些細なネタまで拾ってくれるので、日本史クラスタ歓喜。個人的には、よっつねというと「悲劇の貴公子」みたいな描かれ方してたのを完膚なきまでにぶっ壊してくれたのが最高でした。最後は確かに不憫なんだけど、そこに至る過程が「そりゃ無理もねえよ」という、社会的な常識がごっそり欠けてるいかれっぷりを、目を逸らさずに堂々と打ち出してくれたので、ほんともうありがとうございます。

そう、文献をちゃんと当たれば、クソ兄貴のジェラスに殺されたかわいそうな若君なんかじゃなくて、ヒラコー先生がドリフで描いておられるような物騒な奴だってことがわかるんですよ。つまりどっちもどっちの似たもの兄弟。イカれっぷりの発露の仕方や方向が違うだけで。

よりちょもの狂気は、タコが自分の足食うみたいに内ゲバで生き残った連中が焼け太るのを定期的にやらないと維持できない組織を作ることで露わになり、よっつねは「敵の殲滅」という結果のために最低限のルールすら無視して勝ちにいく尖りすぎな戦術をポコポコ思いついて実行するところで明らかになり、しかも兄弟どっちも最後には誰もコントロールできない境地に行っちまう。そっくりだなあ。そっくりすぎて、無意識のうちの近親者憎悪でよっつねは潰されたのかもしれない。

でもうちの源氏兄弟、あほかと突っ込みたくなるぐらい仲いいんだよなあ。

お膝ちゃんは何かというとお兄ちゃんの自慢をねじ込むし、お髭ちゃんは弟の名前をまともに呼べない理由が「かわいい弟の名前はフルで呼んでやりたいけど長くなりすぎるから、どれで呼んでやればいいのか迷って結局、僕のかわいい弟って呼んで誤魔化してる」だそうで、なんか、歴代の持ち主がつけた名前はお膝ちゃんからすると「南蛮人のミドルネームみたいなもん」だそうです。

寿限無みたいになっちゃうんだよねえ」

「俺は兄者が一番簡単に呼べる名前で呼んでくれればそれでいいのだが」

「難儀なやっちゃの」

 

さて、今日は久々にすっきりした気分で、変なだるさもないし、異様な疲労やねむみもないので、このままこれを維持できたらいいなと思います。

今日はとりあえず、室温をうまいこと調整しながら寝てみよう。