仕事に出たら咳が酷くて、あまりにも治まる気配がないので、午前中だけで早上がりにさせてもらいました。
午後に呼吸器科行ったら「吸入薬増やすか点滴するかだけど、今すぐできるから点滴しとこうか」と冷蔵庫でも買うかの如きノリで30分点滴されてきました。動けないからその間、アイッフォーンで「胎界主」の続き読んで聚楽第出陣して、ついった見たらサラムナマステ=サンのツイが腹減る時間帯に見てはいけないものでした。
腕の真ん中辺りに刺したら、針は入ったけど液が入らないとかで、もう一方で挑戦。その間必死に血管探すナース。
サラムナマステ=サンの話をして画像見せたらすげえ食いついてました。そのうちググって行くかもな。
帰りのバスでちょっと気温と湿度調べたらこれだ。
湿度96%ですか。ちょうど雲の切れ間に入ったのか、天気自体は曇りになってるけど、湿度。
ここまで高ければ、そりゃあ喘息の発作も出るさ。
呼吸器科の後に接骨院行ったら、もういっそ温泉にでも行ってだらだらするしかないんじゃないのかという話になりましたが、行くなら忘れ物したら取りに帰れるくらいのところがいいんじゃないか。逆に。
西多摩だったらどこだ。岩倉温泉か、檜原か。奥多摩にもあるみたいですが、どうせなら2泊ぐらいしたいところですよ。ただしそれをやると、休みをもらって公休と連休にしないと無理。連休前に、仕事帰りにそのまま直行して止まって温泉入りだらだら。やりたい。
「そうかそうか、酒飲ませてくれるなら鶴さんも行くぞ」
えー。
「で、その旅には何を持っていくんだ」
そうだな、最低限着替えはいるよな。そういう当たり前に持っていくものは別として、まず連絡が取れなくなると困るからスマッホとiPadとキーボードは持つよ。それからデジイチと、夜にはゆっくり読書でもしたいよね。文庫本なら短編集とか中編とか、難物なハードカバーも腰据えて読むにはいい機会かも。大部のものを読むなら「テロルの現象学」新版とか、あとは「薔薇の名前」上下巻を買い戻して持って行ってもいいし、最近のものだったら「サハリン島」「三体」に佐藤亜紀の「吸血鬼」「黄金列車」も捨てがたい。
今またしてもガルシア・マルケスが気になってて、書棚から「予告された殺人の記録」出してしまいそうな感じ。「エレンディラ」もすごいぞ。マルケスというと「百年の孤独」ばかりが有名になっちゃってるけど、短編や中編から入ると読みやすいかも。
私の個人的な意見なので、若い子には他のものもちゃんと読んでみろと言うけど、それでも私個人の意見としては、南米の文学はガルシア・マルケスさえあれば充分。あそこまでのマジック・リアリズムを真昼間の灼熱から逃れようとふらりと入ったサルーンで、コロナと一緒に出されたら、貪るように読んでしまうだろ。
「おいおい、逆噴射聡一郎先生のコラムみたいになってるぞ」
鶴さんあれ読んでるの。
「俺はやがて年老いていき、オレンジ農園を営んで、やがて、死ぬ…END OF MEXICO…となるのはごめんなので、常に挑戦を忘れずR・E・A・Lに戦い生きるぞ」
うーん、実際出陣させてるしな。私が。
ちなみにそう言うだらだらするための旅に、鶴さん行くなら何持っていくの。
「俺は漫画とかまとめ読みしたいな」
どんなの。
「これとか」
画太郎先生! どうせなら「珍遊記」とか「地獄甲子園」とかの王道にしなさいよ。まったく。
「そう言えば君、意外と画太郎先生の漫画好きだよな」
うん。「ダ・ヴィンチ」の京極夏彦特集号、いまだに手放さずに保管してるのは、画太郎先生が京極先生の激しきラブコールでフルカラー2ページ漫画描いてらっしゃるのもでかい。
これな。婆さんが一番遭遇してはいけない相手に出遭ってしまう。
どんなキャラ描いても必ずハナ垂らしてるこのセンス、痺れる。
「鯰尾と愛染が大好きなんだよなあ、画太郎先生」
でしょうね…。
しかし、実際のところ9月には嫌でもドカンと休まざるを得ないので、来月くらいで本当に行くなら、1泊で仕事終わってから直行だな。連休もらおうと思ったら、5連勤するか欠勤扱いで休みもらうかしないといかん。
一番現実的なのは、9月の手術終わったところで、休み中に湯治に行くくらいのタイミングか?
ひとまず、今日はこのまましばらくねむみが来るまで打鍵してしまおう。
明日は朝のうちに起きて接骨院行って洗濯だな。