仕事してきた。頼まれてた買い物も済ませた。
何だかやたらと疲れていて、いや体力はどうにかなりそうなんだけど、気持ち的なメンタル的なナニがですね。
もう今は、これを流したら長谷川博己版「獄門島」観ながら打鍵するしか考えてない。さっきから頭の中でマリリンマンソンのテーマ曲が止まらぬのですよ。
きのうの更新で貼り付けたヤモリ写真、みっちゃんが見たら悲鳴あげましてね。キャーって。苦手なのかと思ったら「わあかわいいねえ! 」って、小さき命に感嘆しておりました。みっちゃん爬虫類平気なのか。
「あ、でもおっきいのはいやかな。南の異国にいるって話だよね。3メートルだっけ、なんか3メートルって言われると袮々切丸さんみたいなサイズだね」
コモドドラゴンな。あと袮々ちゃんのは、それは本体のサイズか。
そういえば、みんなの苦手なものって何だろ。6年から付き合ってて、ほとんど気にしたことなかったな。
「うーん、俺はこれといって思いつかないなあ。まあ、刺すしかできない俺が偉そうに言えたことじゃないけどな」
「俺は足がいっぱいある虫だな」
やださすが近侍、杵君頼もしい。あと日本号はお前、女子か。ムカデとか見たら尻尾の針ちぎって窓から外に放り出しそうなのに。
「俺は変化のない生活」
「俺は甘ったるくてなんかこう、かちゃかちゃした菓子だな。この前、一期が用事で出かけてた日に、パンケーキ? だったか? そんな菓子食いに行きてえってんで、乱と包丁に頼まれて一期の代打で保護者がわりに連れてったんだけどよ」
あ、なんかもう、普段鳶職のバイトやってる長男が、たまの休みに弟たちを好きなところに連れて行ってる的な様子しか見えない。鶴はまあ思った通り。
「蛍と国俊に口きいてもらえへん日」
がんばれよお兄ちゃん。今度ミニ四駆買いに行くか? また流行ってるみたいだし。
「俺達は管理人さんが部屋に隠してる桜餅とマンヂウとサッポロポテトとじゃがりこがこわい」
「だが俺達は恐怖すら乗り越え強さを手に入れる刀。更なる恐怖の源泉であるお茶も一緒に要求する」
それは! 落語のオチだろうが!
「え、こわいもの、ですか。そうですね、布団は実におそろしいですよ」
一番あかんやつ来た!
「布団はいけません。事務仕事でちょっと背中が重苦しいと思って、横になって背筋を伸ばそうとしたら、無意識に目を閉じていて、ふと気がつけばもう翌日の昼前ですよ」
それは、うん、しっかり睡眠が取れたね! な!
「そりゃあ、博多も松井も長義も事務仕事をよく心得て補佐してくれますし、小豆と謙信や小夜と太閤は事務用品や備品の買い出しを手伝ってくれますがね。ちょっと大きな金額を動かしたり、そうですね、最近だと連隊戦と同時に夏合宿もしましたが、そこでかかった費用や、新たに加わった笹貫の部屋を割り振ったり、当座使用させる備品を一通り揃えたり、そういうところで最終的に本丸主計部の俺が確認しておかないと、どうにもなりませんからね。うちでは管理人さんにご覧いただく報告書や稟議書は全部、一度俺が査読してクリンナップしてますし、必要なんですよ最終確認って意外と」
よーし! 長谷部ちょっとそこに布団あるから。管理人さん寝る前にあっためといてくれると助かるのだが。
「仕方ないですねえ。俺でお役に立つのなら」
長谷部で、じゃない。長谷部が、だ。
「っ、あなたというお人はこれだから! 」
うん、寝たな。さて、それじゃあむっちゃん長曽祢にいやん。長谷部の仕事の続きを頼むぞ。
「ほにほに」
「ほとんど終わってるな。あとは誤字脱字の直しや書式の確認くらいだな」
おお、さすがや。よそだとあんまり事務仕事得意なイメージないみたいだけど、むっちゃんはもともと坂本家が商いするおうちだったし、坂本さんも会社立ち上げたりしてたし、近藤さんだって道場経営から始まって、新撰組の運営やってた経験あるんだから、何やかやむっちゃんも長曽祢にいやんも、事務仕事は苦手じゃないんだよね。
「ほうじゃのー」
「金策やら節約やら、隊内の風紀や日々の鍛錬だけでなく、近藤さんはそういう面でも方々へ足を運んで苦労していたからなあ」
「どんな組織であれ、大勢でことを起こすゆうのは、集まった全員を食わせてやらにゃあいかんがよ。龍馬も苦労しとったがやけんど、近藤勇もえずい苦労しとったんじゃあなあ」
「立場は違えど、大変だったのは皆同じさ」
ときにオフタリサンは、何か苦手なものってある?
「実はワシは、あの、西洋の菓子のマシュマロが、の」
え、そんなかわいいものが苦手なの。やだむっちゃんかわいい。むっちゃんを初期刀に選んだ私大勝利。
「歯応えのないものが、どうにもダメでの」
「俺は弟達に嫌われたら折れるな」
それは大丈夫だから心配すんなって! なんて言ってるうちに仕事終わらせちゃった幕末コンビ、すげえな。なんかあれよ、君ら小人の靴屋みたいだよ! メルヘンだよ!
「確か『鬼灯の冷徹』だとオネエじゃったの」
それは、まあほら、フィクションということで。ちゃんとかわいい絵本とかの方でイメージしてくれよむっちゃん! 長曽祢にいやん、かわいいもの大好きだから!
さていい加減寝る支度しておくか。事務部屋の仮眠用布団は長谷部が使ってるからな、追い出すのは不憫。
さて、明日はアイッフォーンとiPadの機種変更行ってきます。どうなることやら。
ちなみに部屋に戻るところで遭遇した御神刀兄弟の苦手なものは「お酒がなくなった酒蔵」「スースーする目薬」だそうですよ。かわいいね!
「どうした大将」
お、薬研。お前の苦手なものって何だ。
「藪から棒だな。そうだな、イロイロ薬の調合やら何やらやってるからな。政府の抜き打ち調査だ。そんなのが来たらあれをやるしかないが、そのときには大将、手伝ってくれよな」
あれって何だ。
「大将が憧れてるあれだ。『日本の一番長い日』のアレだ」
まじか。まさか自分の本丸でダメなどんど焼きをやる可能性が出るとは。よし、そのときには呼べよ。絶対に。
ということで、ちょっとトイレ行ってから寝る支度だけして打鍵します。
明日は私のアイッフォーンとiPadがどう化けるのか。お楽しみに。