ゆうべは夜中にえらい大騒ぎでしたが、今朝はなんか無事に間に合う時間に起きられまして、電車も何事もなく動いていたので、行って来た。遠くへ。六本木の刀剣×浮世絵展。
まずはこいつ。そら、土産だ。
たぶんクリアファイル1枚買って終わりだろと思ってたら、ペーパーナイフとミニチュア刀掛けがあったので、そんなもんなあ、買うに決まってるだろうが! こちとら審神者ぞ!
ということで、こちら、上が今日保護した鶴丸国永、下が国宝・へし切長谷部。
とりあえず自宅用に鶴さん、携帯用で手帳に長谷部を装備。
ということでね、今日はほぼ予定通りに電車に乗って、大江戸線でギロッポンに出ましたよ。
ギロッポンとか言ってるとね、また「雅趣がない」とか兄やに叱られそうなのでね、まずは電車乗り換えの途中でみた桜。
六本木の駅から森ビルに移動中。
格ゲーとかでこういうステージありそう。
この奥がギャラリー入り口。
今回はとにかく結構な数の刀剣が帰ってきてるので、何も考えずに撮影すると、どの写真が誰なのかわからなくなる危険が。なので、まず最初に名前を確認してから撮影、という順番を徹底することにしました。
別に一文字の女ではないけど、やっぱり初手からこういうの持ってこられちゃうと、滾るよな。
展示は時代を追って、平安から始まり鎌倉、室町、戦国、江戸と辿って、最後に物語や講談の中のヒーローを採り上げていく形。時代ごとに代表的な刀剣が一口ずつ展示室に置かれています。
最初はアイッフォーンのカメラアプリで撮ってたら、どうも写り具合がしっくりこない。今更戻るのもなあ、と思いつつ、平安末期の展示で、ちょうど長円のお膝ちゃんがいたので、さして変わらんだろうけど、と思いつつ、一眼レフアプリで撮影してみたら、おい待てシャープさが違う。これから刀剣撮影をアイッフォーンでするときは、もうデフォルトのカメラでなく一眼アプリで撮影しよう。
講談や能狂言、歌舞伎の元になった有名なエピソードを描いた浮世絵の解説は、こんな風にわかりやすくダイジェストにしてくれてます。
「お! すげえな鵺、俺達有名人だな! 」
「わあ! みてください岩融! よしつねこうとべんけいのおはなしですよ! 」
と、こんな感じで展示は続きます。
史実でも粋なことをする人のエピソードとか好きですが、講談や絵草紙みたいなお話も嫌いじゃない。そのお話ができた当時、大勢が読んだり聞いたりしていた当時の人たちが、どんな風に世界を見ていたのかがわかるので。
で、おかしいなもっと帰ってきてるはずだよな、と思ってたら、最後のお部屋がこうですよ。
コミケのコスプレエリア状態。
なんでこう、長船の子ってのは…。
ほんっともう、長船は! どの子を見てもみーんなイケメンばっか!
堀川さんちをごらんなさいよ! この能天気かつ豪快さ! 「げんき!!!!!!!」って感じでしょうほら!
「ああほら、管理人さんごらんよ! ほら! 」
ハイハイ今度はなんだ。って清麿君と水心子君か。二人でそんなテカテカしてるの珍しいな。
わー、水心子君カックイイね! かわいいよ! まさに新々刀の祖! 強い子!
ということでね、もうみなさまお分かりかとは思いますが、取れる位置に置いてる子については、表裏両方撮影しております。なので、最後の刀剣ルームではグラドル撮影会みたいになってました。モデルさんの周りをクルクルクルクル。側から見ると変態かもしれませんがね、いいの。この子ら展示の会期終わったらアメリカに帰るから、下手するともう会えないわけで、それなら今できるだけ撮影しておかないと。
この刀剣ルームが展示の締めで、出口にはミュージアムショップ。
ショップでは冒頭のクリアファイルとペーパーナイフと刀掛けを買いまして、11時に会場に入ったら、出る頃には1時過ぎてまして、さてどこで昼飯食おうかと思ったら、なんかどの店も「聖☆おにいさん」風にいうならお布施をとるけど断食期間中のような店構えで、結局そのまま大江戸線で中井に出て、電車の乗り換えのついでにイタリアン軽食でパスタ食って帰ってきました。
森ビルから見えた。みんなこういうのが好きなんでしょ。
だが俺はこっちの方が好き。
モスラもゴジラも誰も壊さないタワーなんか、なんの魅力もない。
ということで、もう9年ぶり、ミュシャ展以来の森アーツセンターギャラリーでした。
おまけの毛利庭園。
なんか宇宙に行ったメダカが放流されてるそうですが、たぶん見たければ夏に来いってことですね。
まず明日は仕事に出て、労災の書類ができたって連絡きたので、土曜の朝に病院行ってこなくては。
次は5月の兼さん限定公開だ。